2017年05月12日

◆日本国憲法70歳の何がめでたいのか?

阿比留 瑠比



日本国憲法70歳の何がめでたいのか? 投げやりで無責任な条文が日本人
のモラルをゆがめ

93歳の作家、佐藤愛子氏のベストセラーとなったエッセー集『九十歳。何
がめでたい』をもじって言えば、「70歳。何がめでたい」となろうか。3
日、施行70周年を迎えた日本国憲法のことである。

現行憲法は、占領下に連合国軍総司令部(GHQ)の占領政策を担う若手
民政局員らが、ごく短期間で草案を書き上げた。しかもそこには、日本の
非武装化・弱体化を狙う明確な意図すら込められていた。

そんなものを、われわれは後生大事に70年間も神棚に飾って信心し、全
く手を触れずにきた。何とも「おめでたい」話であり、とても祝う気には
なれない。

とはいえ、時代は徐々に変わり、産経新聞社とFNN(フジニュースネッ
トワーク)の4月の合同世論調査では、憲法改正に賛成の人が52.9%
(反対は39.5%)に上った。昨年11月の調査に続き、すでに過半数を得
ている。

国会では、衆参両院の憲法審査会で憲法をめぐる諸課題が議論されてい
る。ただ、与野党の幅広い合意を得られる改憲項目を見いだすため、その
歩みが遅々としているのは否めない。

避けられぬ「9条」

そもそも国民投票で賛否を問う憲法改正項目については、「1回で3条項
前後が常識的だ」(自民党憲法改正推進本部の保岡興治本部長)とされる

93歳の作家、佐藤愛子氏のベストセラーとなったエッセー集『九十
歳。何がめでたい』をもじって言えば、「70歳。何がめでたい」となろ
うか。3日、施行70周年を迎えた日本国憲法のことである。

現行憲法は、占領下に連合国軍総司令部(GHQ)の占領政策を担う若
手民政局員らが、ごく短期間で草案を書き上げた。しかもそこには、日本
の非武装化・弱体化を狙う明確な意図すら込められていた。

そんなものを、われわれは後生大事に70年間も神棚に飾って信心し、
全く手を触れずにきた。何とも「おめでたい」話であり、とても祝う気に
はなれない。

とはいえ、時代は徐々に変わり、産経新聞社とFNN(フジニュース
ネットワーク)の4月の合同世論調査では、憲法改正に賛成の人が
52.9%(反対は39.5%)に上った。昨年11月の調査に続き、す
でに過半数を得ている。

国会では、衆参両院の憲法審査会で憲法をめぐる諸課題が議論されてい
る。ただ、与野党の幅広い合意を得られる改憲項目を見いだすため、その
歩みが遅々としているのは否めない。

避けられぬ「9条」

そもそも国民投票で賛否を問う憲法改正項目については、「1回で3条
項前後が常識的だ」(自民党憲法改正推進本部の保岡興治本部長)とされ
る。

何より「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生
存を保持しようと決意した」と掲げる前文は罪深い。存在しない子供じみ
た絵空事を国の最高法規で説くことで、9条2項と連動し、日本人のモラ
ルと国際感覚、現実認識をゆがめてきた。

 厳しく叱られた子供が、卑屈に大人を見上げて「もう悪いことはしませ
ん。言うことを聞くいい子になります」と許しを請うているようなみっと
もない文章である。米国憲法や国際宣言を切り離し、敗戦国の悲哀をまぶ
したような前文は一刻も早く改めたい。

 国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という基本的な原則は守りつつ
も、憲法には全面的な改正の必要がある。

(論説委員兼政治部編集委員)
産経ニュース【阿比留瑠比の極言御免】2017.5.4

◆「措置入院」精神病棟の日々(37)

“シーチン”修一 2.0



スーパーで近所の奥さんから声を掛けられた。「もう大丈夫なんですか?」

パトカーで搬送された件か、それとも救急車で搬送された件か、後者はほ
ぼ大丈夫だろうけれど、前者は少しも大丈夫ではないから、何と答えるべ
きか困惑したが、「3時間後に報告します、しばし時間をください」なん
て言えやしないから「まあ、どうにか・・・」と。

奥さんは「良かったですね」と言ってくれたが、half good, half bad の
ような微妙な気分である。

朝鮮半島の情勢もかなり微妙だ。小生の独断と偏見によれば――

北朝鮮は中共軍最強の瀋陽軍区と国境を接している。瀋陽軍区(今の北部
戦区)は、最大の潜在敵であるロシア、何をしでかすか分からない北朝
鮮、中共に奪われた南部奪還を狙うモンゴルに備えて最強の戦力を維持し
ている。

北は瀋陽軍区の傀儡で、瀋陽軍区は習近平・北京と激しく対立している上
海閥(江沢民派)の牙城だ。北は“タニマチ”上海閥の言うことは聞くが、
習近平・北京は北には何の影響力もなく、ただ無策のままに見ているしか
ない。

上海閥にとって北の“帽子”が金正男でも金正恩でもどちらでもいいが、習
近平にとっては習近平・北京を憎悪して叔父さんの張成沢(北のナンバー
2で北京派)を殺した金正恩(小生のつけたあだ名は金北豚だが、支那人
は「三代目の豚」と呼んでいる)ではまずい。改革開放に意欲的で北京の
庇護を受けてきた金正男でないと困るわけだ。

で、上海閥=瀋陽軍区=北軍部=金正恩にとって金正男≒習近平は邪魔で
あり、かくして金正男は暗殺された。

韓国大統領に親北派が選ばれた。それを歓迎しているのは誰か。韓国の親
北派だけではないのか。なぜか。

北朝鮮軍(朝鮮人民軍)幹部は南と対峙しているからこそ飯を食える、金
北豚も軍の支持を得てかつがれているからこそいい思いをしている。「南
北の緊張があってこそ」の極楽、この世の天国だ。北にとって南北緊張緩
和を進めようとしている文在寅・韓国新大統領は「痛し痒し」かもしれな
い、「余計なことを・・・」と。

中共も南北が統一されると、人口7500万、そこそこの規模の「核付き」資
本主義国家が誕生することになる。資本主義は生産性が高い=税収増にな
るから北も萌芽的市場経済を発展せざるを得ないはずだ。中共はこの南北
統一国家と国境を接することになるだろうから「改革開放→さらに民営
化」の影響を受け、それは国営企業から甘い汁を吸っている既得権益者の
上海閥も習近平一派も歓迎はしまい。

日米は「韓国主導による平和的かつ親日・親米的な南北統一」を理想とし
てきたが、韓国を親北派が牛耳れば反日・反米的な統一国家になるだろう
から、やはり歓迎しまい。

プーチン・ロシアはもともと北のタニマチだから(北はソ連の傀儡として
生まれた。プーチンは経済が好調だった3年ほど前に北の莫大な対ロ債務
をチャラにした)、北主導での南北統一は容認するだろうが、北が今のま
まの反米反日の国家独占資本主義独裁国家(ロシア、中共も同様)である
限りは、中共への牽制の思惑もあって支持を続けるだろう。しかし「核付
き」資本主義国家になることは到底容認できないのではないか。

プーチンがチェチェン(人口100万人)を押さえ込んだのは黒帯の技では
なくカネの技による。「好きにしていいから、とにかく反ロ活動はやめ
ろ、俺に逆らうな、交付金もたっぷり出すから」と懐柔したからだが、
7500万人(ロシアの半分)の南北統一国家の面倒はとても見切れやしない。

プーチンはウクライナとシリアで手一杯だから文在寅政権に「余計なこと
をするな」とブレーキを掛けるだろう。

欧州の反応はほとんどないだろう。支那は大きな国と知ってはいても、日
本、韓国、北、台湾、香港がどこにあるのかさえ知らないから関心は薄
い。EUが崩壊しかねない危機のなかで地の果ての極東の話にお節介オバサ
ンのデタラメルケルでさえ介入する余裕なんてありはしない

となると親北大統領の韓国は国際的には廬武鉉時代と同様に相手にされな
いだろう。経済もさらに低迷し、文在寅が5年の任期をまっとうできるか
どうかは不明だ。廬武鉉同様に自殺するか、クネのように逮捕される
か・・・始まる前からゲームオーバーで、もうこの国はほとんど死に体で
はないか。

小生が「ほとんど死に体」であった精神病棟で、結構な刺激を与えてくれ
た心理検査の「SCT/文章完成法テスト」。前回に続いて小生の妄言
(「 」内)を以下、お伝えする。

16:将来「何になりたいか? 小4の時に私は『特派員』と書いた。ひょ
んなことから記者になり海外取材もしたから満足だ」

17:もし私の母が「士族のお嬢様でなければ父母は仲良かったろう。母は
労働を卑しみ、プライドが高過ぎた」

18:仕事「の要諦は、相手のニーズ、ウォンツを捉え、ソリューションを
提案し、真面目にコツコツやることだ。金はついてくる」

19:私がひそかに「思うに、職業の3分の2は中卒+職業訓練で十分だろ
う。待遇を良くすれば、そうする若者は多いのではないか」

20:世の中「の知的レベルは中2である。NHK曰く『中2が理解できれば大
人も子供も見てくれる』。テレビを見て利口になった人を知らない」

21:夫「は艦載機だ。朝飛び出し、戦争をして、夕刻帰艦する。妻は航空
母艦だ。戦友同士である」

22:時々私は「犬になって人間を見る、と書いたのは山本夏彦翁である。
立場を逆にしてみると分かることは多いだろう」

23:私が心をひかれるのは「ロングセラーや古典である。明治以降のベス
トセラーでロングセラーになったものはとても少ない」

24:私の不平は「ほとんどないが、カミサンの干渉と説教にはヘキエキし
ている。どう対応すべきか今悩んでいるところだ」

25:私の兄弟(姉妹)「は、大姉、中姉、小姉の3人だ。大姉は才媛で大
成功、中姉も賢くアパート経営。小姉は勉強嫌いでしくじった」(つづ
く)2017/5/11

◆コショウ(胡椒)知らず

渡部 亮次郎



コショウを全く知らずに育った。米どころ秋田で生まれ育ったため、麺類を知らず、大学の食堂で友人がラーメンを食べる前に振りかけたのがコショウ(胡椒)というものであることを初めて知った。

田舎時代は肉料理といっても庭で放し飼いの鶏を潰すだけ。牛肉も大学に入って初めてだったから、肉料理に胡椒を振りかけたほうが美味しいというのも学生になってからである。

長じて「常識」を学んだ。ペッパー pepper はサンスクリット語のpippali(ナガコショウ)が転訛した語とされるが,インド産のものが中央アジアの通商路を経由して中国にもたらされたため,〈胡=西方〉の〈さんしょう(椒)〉とよびならわされた。

ギリシア・ローマ時代には南インドのマラバル産コショウがインド洋の貿易風(ヒッパロスの風)を利用して輸出された。中世に入るともっぱらアラビア商人が独占的に扱った。

15世紀末に新航路が開拓されると,ポルトガル,スペインなどは香料の獲得に力を入れ,マラッカ,キャンベイはその中継・集積港として栄え,また南インドのアラビア海沿岸の小海洋王国はコショウの輸出や関税収入を財源としていた。

17世紀にはイギリス東インド会社がアジア貿易を一手に握り,コショウはアイ(藍),キャラコとともにインドからの主要な輸出商品となった。

東インド原産のコショウ科の常緑つる植物。その実は最も古くから著名なスパイスの一つで,香辛味のほか防腐効果,食欲増進の効果などがある。

古代ローマ時代のヨーロッパでは,シナモンとともに最も珍重され,コショウの粒は同量の銀と等価といわれた。コショウ貿易の利益の独占をめぐって,15世紀からのいわゆる大航海時代には,ヨーロッパ列強の東方進出,植民地争奪戦争などの事件が相次ぎ,世界史をゆり動かす原動力にもなったといわれる。

青い未熟の果実を,房ごと収穫する。2日間日干しすると,しわがよって黒くなる。足で踏んで柄を除き,粒だけにしたものが黒コショウ blackpepper である。

完熟果を収穫し,流水に漬けるかした後,乾かしてから摩擦によって果皮と果肉を除去し,灰白色の種子だけにしたものが白コショウ whitepepper である。

コショウが日本にもたらされたのはかなり古いことで,天平勝宝8年(756)の《種々薬帳》(《東大寺献物帳》)に名が見えるように,はじめは薬種とされていた。

しかし,獣肉や魚の料理に用いられたこともあったようで,後三条天皇はしばしばサバの頭にコショウをぬって焼いて食べたと,《古事談》は記している。

いまでもトウガラシをコショウと呼ぶ地方がある(九州)が,トウガラシは渡来当初はコショウの一種と考えられていたらしい。


元禄(1688‐1704)ごろには薬屋で売られる一方,粉ザンショウなどといっしょにコショウの粉を売り歩く行商人があったことは,西鶴の作品などに見える。

近松門左衛門の《大経師昔暦》に〈本妻の悋気(りんき)と饂飩に胡椒はお定り〉とあるように,江戸前期、うどんにはコショウがつき物であった。後期になってそれが廃れたようで,大田南畝は〈近頃まで市の温飩に胡椒の粉をつゝみておこせしが,今はなし〉と《奴師労之(やつこだこ)》に書いている。

日本には,つる性常緑草本のフウトウカズラ P.kadzura (Chois.) Ohwi が関東地方以南の暖地に分布している。参考:世界大百科事典
2009・12・14

◆今こそ正常な国家関係を模索する時

東郷 勇策



今こそ正常な国家関係を模索する時―日韓関係―

9年ぶりの左派政権になるという、ムン・ジェイン新大統領が韓国に誕生
した。物事の本質を忘れたかのような韓国民の判断力には、失望を禁じ得
ない。いや、全く呆れたものだと、その学習能力のなさ、情勢判断力の希
薄さを嘲笑したい。

キム・デジュン、ノ・ムヒョン両元大統領の頃、北朝鮮への擦り寄りを政
府が画策した結果、どのような結果がもたらされたのか、一般国民も
ジャーナリストも、又政治家も、きれいさっぱりと忘れ去っているかのよ
うだ。

 *北の独裁政権はいかなる手段を弄してでも南の政府を弱体化し、潰
し、自らが主導する形で南北統一を果たしたいと考え、その政策を追求し
てきているのだ。朝鮮戦争の惹起も、キム・ヒョンヒを使った大韓航空機
爆破事件も、ビルマでの韓国閣僚爆殺事件も、全て北が仕掛け役を演じた
犯行である。

 *現在の北の指導者キム・ジョンウンが血の繋がった兄を暗殺した事件
の記憶も生々しい。親子三代に亘る悪行が意味するものは極めて重要で、
この権力を私する共産党独裁政権の係累に対し生半可な交渉が効を奏する
と考えることはまるで無駄であることを示唆するのである。

*理よりも情を重視し、一般大衆の耳に快い甘言を吐き続けるポピュリス
トの思考の非現実性になぜ思いが至らないのか。同じ民族が分裂して体制
の異なる二つの国として存在する以上、片一方が消滅するまではこの相克
は続かざるを得ないことは自明の理である。

独裁国家を打ち立てて維持するキム一族にとり、体制の崩壊は一族の破滅
であり、如何なる犠牲を払ってでも避けようと考えるのが常識である。理
想論としての綺麗事は、あくまでも脳内だけで実現可能な絵空事なのであ
る。指導者も国民大衆一般もこうした考えの危険性を認識できぬ以上、大
韓民国の行きつく先は破滅でしかない。

 *日本による韓国併合を未だに日本の侵略行為と断罪し、反日の声を上
げ続ける馬鹿な民族に付ける薬もない。その状況をもたらした自らの父祖
の至らなさに非難の矢を向けることはできないのか。仮に、日本国側に悪
意があって侵略の魔の手を伸ばし来た可能性を考えるとしても、前後の展
開を冷静に理で判断すれば、あり得ない虚構の構図だという結論に容易に
導き得る。

華夷秩序の下、清の属国として遅れに遅れた李朝の悲惨な末路の退廃から
救い出してくれたのは隣国日本であり、日本に感謝してもし過ぎることは
ない筈だ。内鮮一体化を謳い志向した日本国の統治は、台湾でも見られた
如く、欧米の植民地主義国家の手法とは全く異質で、植民地化とは似て非
なるものであった。

*強制連行され従軍慰安婦とされた性奴隷だって?よく言うよ、全く。売
春が合法的な社会体制の下、高収入目当てで人類最古の職業を選んだ単な
る売春婦に過ぎぬ連中が、婆さんになりその境遇が世間の同情を集めるよ
うになると、ころころと証言内容を変え、自らを悲劇の主人公に仕立てて
いった痕跡が歴然である。恥を知れと叫びたい。

日本国政府が毅然とした対応を怠り、彼女達や支持者の虚言に根拠を与え
るかのような妄想を抱かせたことや、朝日新聞等の我が国メディアが続け
た捏造報道や、左巻きの連中の扇動活動にも責任はあるが、本質は朝鮮民
族に顕著な虚言癖、歴史捏造体質である。

*昭和19年(1944)にビルマで米軍に捕捉された朝鮮人女性の尋問記録が
米国の公文書館に保管されているが、高給を食み人生を謳歌する、ドレイ
とはとても言えない実態が語られている。

*竹島強奪も、日本国が主権を喪失していた時代に強行された日本民族に
対する朝鮮人の犯罪行為であり、如何に捏造の言辞を弄しようとも、隠蔽
し得ない。

又、我らが同胞の拉致も朝鮮民族による恥ずべき犯罪行為に他ならない。
福沢諭吉の脱亜論はこの民族の本質を射抜いた慧眼であったことが良く判る。

*今や世界の平和志向に逆行する勝手気ままな政策を遂行する北朝鮮は世
界中の非難を浴びている。国連が同国の制裁に足並みを揃えんとする現
在、それを乱すことになりかねないのが韓国の新政権なのである。

*これほど認識力に欠け且つ捏造体質に満ちた民族が構成する隣国とは、
関係を絶って当然だと考えるが、最低限でも“助けず、教えず、関わらず”
という3原則に則って接するのが我が国の採るべき対応策であろう。


◆トランプは政権の危機を感じたに違いない

杉浦 正章



FBIコミー長官解任の背景
 

ホワイトハウス記者団は若いから仕方がないが気付くのが遅い。今頃になってウオーターゲート事件とそっくりだと騒ぎ始めたが、筆者が「『トランプ政局』は『ニクソン政局』と酷似」と指摘したのは2月1日だ。威張るわけだが「どんなもんだい」と言いたい。確かに我が青春時代に書きつづった懐かしい言葉が次々に登場している。院内総務、特別検察官、弾劾、ひいては「ホワイトハウス前の市民集会」と言った具合だ。


相似形のポイントは捜査の最先端にいたFBIのコミー長官の解任だ。ニクソンはいわゆる「土曜の夜の虐殺」と表現された73年10月の特別検察官の解任がきっかけとなって、辞任要求が高まり始め、74年8月に議会による弾劾が実現しそうになって辞任した。ばかな民放コメンテーターが「弾劾されて退陣した」と訳知り顔で述べていたが、誤報だ。アメリカの政局は息が長い。退陣まで10か月もかかっている。
 

ホワイトハウス記者団の追及は、あきれるほどねちっこかった。筆者も毎日詰めかけたが、報道官とのやりとりが3時間に及ぶこともまれではなかった。トランプは絶対外れることのないトラバサミに自らかかったような状態が続く。


ニクソンによる特別検察官解任劇は議会、メディア、FBIを結びつけて、こだまがこだまを呼ぶように追及の勢いを増したが、コミー解任は同様の構図で「正義対邪悪」の戦いの様相を深め、とどまるところを知らないだろう。危険なのは、のたうち回ったトランプが外交・安保に逃げて大誤算しないかということだ。国民の目を転換させるのは「朝鮮戦争」だが、こればかりは日本に甚大なとばっちりが来る。用心しなければなるまい。
 

トランプが甘いのは、コミーを解任すれば口封じが出来ると考えた点だ。FBIはいわば「民主主義と正義の砦(とりで)」であることを知らない。ウオーターゲート事件で、電話でのどの奥から絞り出すような声でワシントンポストの2人の記者に特ダネをリークを続けた「ディープスロート」は、33年後になって初めて当時のFBI副長官マーク・フェルトであったことが分かった。


ちなみに「ディープスロート」は当時はやり始めた有名なポルノ映画の題名であった。今後FBIは誰が長官に任命されようと、大統領から弾圧を受けようと、第二のディープスロートが出てきて必ずリークを開始するだろう。メディアはコミー自身に何か発言させようとするだろう。
 

そもそもホワイトハウスはコミー解任の理由を「ヒラリー・クリントンのメール問題への対応」などと述べているが、一顧の価値もない大嘘だ。メール問題が問題であるのなら、トランプは就任直後に解任するべきであるが、就任当初は「我々は偉大な8年間を共にする」とコミーと手を握り合っていたではないか。民主党院内総務(日本の幹事長)のシューマーが「解任は隠ぺいだったと全てのアメリカ人が思う」と述べている通り、誰もトランプを信用する者はいまい。
 

コミーが何かを握って、それをまもなく開かれる予定だった議会の公聴会で証言しかねない状況に立ち至ったからであるとしか思えない。その内容は何であったかが全ての焦点となるが、推理の天才名探偵明智小五郎の筆者としては、また威張るわけだが分からない。(*^O^*)。


しかし、トランプ政権を直撃する重大な問題が水面下で生じたことは間違いないだろう。直撃する問題とは、選挙中ににトランプ陣営とロシアが提携した疑惑が第一にあげられる。ロシアのハッキングによる選挙妨害が明白となり、トランプ自身か政権幹部がやり玉に挙がる可能生があったのかもしれない。選挙が無効になるほどの証拠ならばトランプが必死に隠ぺいしようとするのはもっともだ。


またよりショッキングなケースはトランプ訪露のさいの女性問題の存否だ。ハニートラップに引っかかったとすれば大統領直撃マターだ。プーチンはCBSの突撃インタビューで関与を問われて「全くない。怒らないでいただきたいが、あなたの質問は私にとって非常に滑稽です。我々とは何の関係もありません」と述べているが、確かに聞く方が野暮だったかもしれない。米大統領を脅迫できる情報を握っていれば、言うわけがないからだ。
 

今後の焦点は刑事訴追の権限を持つ省庁である司法省が議会やマスコミの強い要求を受けて特別検察官を指名するかどうかだ。セッションズ司法長官は、2016年の駐米ロシア大使との接触について自身が不正確な証言をしたことを受け、ロシア関連の捜査には関与しないと明言している。代わって副長官のローゼンスタインが特別検察官を指名する可能性があるかどうかだ。こればかりは世界に冠たる米国の民主主義の存否が問われる問題である。


マスコミと議会民主党、そして共和党の一部による指名要求の高まりに期待するしかあるまい。弾劾などはまだまだその先の話だ。ワシントンでは、長いトランプ政局が続く。

      <今朝のニュース解説から抜粋>  (政治評論家)

◆信託財産に強制執行!?

川原 俊明(弁護士)

 

「信託法」という法律をご存じでしょうか?あまり、聞き慣れない法律かと思います。

 信託とは、財産を有する者(委託者)が、自己または他人(受益者)のために、当該財産の管理・処分を管理者(受託者)に委ねる仕組みです。他人のために財産を委ねるのか?と思われるかもしれませんが、それを生業としている会社等から見たら、お客さんは「他人」になりますので、このような定義となっています。

 信託には、@信託契約による信託については、信託契約、A遺言による信託については、遺言、B自己信託による信託については、信託法3条3号に定める書面または電磁的記録によってする意思表示の3類型が定められています。
 
では、受託者が委託者の財産(信託財産)の管理をしている際、受託者の債権者としては、その信託財産も受託者の財産として、強制執行できるのでしょうか?

 確かに、信託財産は、形式的には受託者に属します。しかしながら、受託者は、信託財産の利益を享受する主体ではなく、実質的には受益者がその利益を享受します。そのため、信託財産は、受託者の固有財産から区別され、受託者の債権者からの強制執行等が制限されています(信託財産の独立性)。

 その他にも、信託ならではの定めがたくさんあり、活用次第では、資産形成に寄与するものと思われます。

 信託法に関するご相談は、当事務所までどうぞ。



2017年05月11日

◆北朝鮮のミサイル攻撃

加瀬 英明



「平和憲法」では守れない 北朝鮮のミサイル攻撃

今年は、明治元年から数えて150年、日清、日露戦争の開戦から、それぞ
れ123年と113年になる。

明治維新はアジアを侵略していた西洋の脅威に対して、日本が結束して立
ち上った偉業だった。また、日清、日露戦争の前夜には、全国民の眼が、
朝鮮半島において刻々と募る危機に集まった。

3月6日に、北朝鮮が4発のミサイルを同時に発射した。その直後に北朝
鮮当局が、「在日米軍基地を標的とした演習だった」と、声明した。その
うち3発が、秋田県の沖合に落下した。

おそらく4発とも、日本のすぐわきに撃ち込むことを、狙ったと思われる。

トランプ政権は「北朝鮮に限定的な軍事攻撃を加えることも、検討してい
る」と、言明している。いま、日本は戦後かつて体験したことがない重大
な危機に、直面している。

朝鮮半島において、軍事衝突が起る可能性がたかまっていると、考えねば
ならない。

それにもかかわらず、国会は与野党がもう50日以上も、連日、森友学園問
題に没頭している。どのようにして北朝鮮の脅威に備えるべきなのか、
まったく論じられない。

民進党も、共産党も、社民党も、マスコミも、日本国民の生命と安全は、
すべてアメリカに任せておけばよいという、属国根性丸出しだ。

いつ、日本国民は独立国としての気概を失ってしまったのだろうか。

アメリカが痺(しび)れを切らして、北朝鮮に対して軍事力を用いることに
なれば、北朝鮮の核施設とミサイルを摘出する、限定的な攻撃を加えよう。

金正恩政権はアメリカから攻撃を蒙った場合に、全面戦争に発展すること
は望まないが、中国や、国連が介入して停戦が成立する前に、体制の威信
を賭けてソウルを砲撃し、韓国にミサイルを撃ち込むかたわら、日本へ向
けてもミサイルを発射しよう。

その場合に、韓国の原子力発電所が破壊されれば、放射能が偏西風に乗っ
て、日本全国を覆うこととなろう。

日本は北朝鮮から同時に多数のミサイルが飛来する時には、迎撃して破壊
する能力を持っていない。

1991年の湾岸戦争の時に、イラクのサダム・フセイン政権がイスラエルへ
向けて、38発のミサイルを発射した。イスラエルは最先端のミサイル迎撃
システムによって迎撃したが、撃ち洩らしたミサイルによって、多くの死
傷者がでた。

この5月に、私たちは憲法記念日の70周年を迎える。

護憲派が全国にわたって、憲法記念日を祝う集会を開くことになるだろ
う。だが、私たちはこの「平和無抵抗憲法」によって、アメリカに国防を
丸投げして、自ら両腕を固く縛ってきたために、北朝鮮のミサイル基地を
攻撃する手段を、何一つ持っていない。

迎撃するだけではなく、敵基地を攻撃する能力を合わせて保有すること
が、どうしても必要だ。それでも万全だといえないが、被害を少なくする
ことができる。

マスコミも、国民も、毎日のように“森友劇場”と、東京の豊洲市場移転を
めぐる“小池劇場”に、熱中している。そのわきで“金正恩劇場”――クアラル
ンプール空港における異母兄暗殺事件が、テレビを賑わしている。

ところが、国民は北朝鮮の核やミサイルになると、関心がない。

「“平和”憲法」というのは、前後2つの言葉が一致しない、矛盾した撞
(どうちゃく)語だ。

どの国の憲法も国民の安全と生命を守るために、戦うことを規定している。

それとも、「平和無抵抗憲法」の妖夢をみつづけるのだろうか。国民の安
全と生命を守るために、1日も早く属国幻想を捨てなければならない。


◆「措置入院」精神病棟の日々(36)

“シーチン”修一 2.0



5/9は快晴ながらとても涼しい、というか寒いくらいだ。前日は上半身裸
でしばし過ごし、今年初めて扇風機を回した。小生が蟄居している3Fは日
射しがたっぷり入るので、これからは結構大変かもしれないが、風もよく
入るから救われるものの、梅雨時はクーラーに頼るしかないだろう。

冬の病棟の室温は23〜23.5度に設定されており、Tシャツで過ごす若い人
もおり、「若いというのはすごいものだなあ」と感心したものだが、思い
返せば小生も飲んだくれて冬でも下着だけで寝ていたことがあったっけ。

駒光なんぞ馳するが如し・・・まさかの精神病棟。これからも想定外のこ
とがあるのだろう。

フランス大統領にマクロンが選ばれたが、リベラルだからオランドとあま
り変わらないのではないか。手厚すぎる社会保障、寛容な難民モドキの受
け入れ、EU官僚に乗っ取られたための加盟国の主権制約・・・

プーチンは「フランスは何もできまい、EU、NATOの弱体化をさらに進めよ
う」とほくそ笑んでいるだろうし、習近平は「ルペンじゃなくてよかっ
た」とほっとしているに違いない。トランプは「EUは自由経済を標榜して
いるが、英国を村八分にしようとしている。ブロック経済そのものだ、い
ずれ解体するだろう」と見ているのではないか。

さて、春爛漫だが今日も精神病棟は何事もない穏やかな一日なのだろう。
そのなかで心理検査は結構な刺激であり、SCT検査もとても面白かった。

<SCT(sentence completion technique)は、知能、性格、意欲、興味・
関心、生活史、人生観、心の安定性を含めたトータルな人間像を把握でき
るように工夫されています。

・受検者に自由に文章を記述させることで、知能や性格、興味や生活史と
いった、パーソナリティの全体的把握を行います。

・受検者の表現や筆跡などを通じ、生の印象を得る事ができます。

・この検査は、短い刺激文に続く短文を書いてもらい、個人の性格をほぼ
全領域にわたり診断することができます。

例)“私の父___”“私はよく___”などの刺激文に続く、短文を作成し
ます>(ネット検索)

以下、小生の記述「  」を紹介する。笑(嗤、嘲)ってくれ。

1:子供の頃、私は「可愛かったが、小3で世の中には本音と建前があるこ
とを知ってから懐疑的になった」

2:私はよく人から「声を掛けられるが、それは老化とともにアクが抜け
たからだろう。いいことなのかどうか」

3:家の暮らし「にはほぼ満足している。子供3人、孫5人、恵まれている
し、経済的にもゆとりがある」

4:私の失敗「は多いが、成功も多い。相撲なら7勝7敗1分。勝ったわけで
はないが、敗けてもいない。いい方だ」

5:家の人は私を「変人と思っているが、私の作る料理が大好きだ。皆、
私が断酒することを望んでいるようだ」

6:私が得意になるのは「文章を書いてくれと頼まれるときである。5000
人が私の論稿を楽しみにしている、毎日!」

7:争い「ごとは嫌なものだが、話し合いで解決できないことは多い。人
類は戦争によって現在を作ってきた」

8:私が知りたいことは「いろいろあるが、宗教やイデオロギーに人はな
ぜ染まるのかもその一つだ。自分で考えなくて済むから楽なのか」

9:私の父「は頭が良く、村で初めての近衛兵になったが、視力が弱く、
射撃は苦手だったという。戦後は起業して大成功した」

10:私が嫌いなのは「リベラル=脳内お花畑=アカモドキの連中だ。きれ
いごとを言うが、現実を見ずに難民モドキを受け入れている」

11:私の服「装ときたら貧民のようだろう。物欲がほとんどないし、『男
子辺幅を飾らず』だから、みすぼらしいかも知れない」

12:死「は当たり前のことだが、長生きは何事かをなすための手段であ
り、目的ではない。長生きして何をしたいのかまったく分からない」

13:人々「というか世間の常識と私の考えは違うことが多い。こそこそせ
ずに堂々と安楽死を認めるべきだ、などと思う。

14:私のできないことは「沢山あるが、結論がなく、無意味なオシャベリ
は苦手だ。まるで小鳥のさえずりのよう」

15:運動「は自らするのが一番楽しい。観戦するのも面白いだろうが、私
は知的刺激にしか関心がない」(つづく)2017/5/10


◆安倍、改憲で民進分断も狙う

杉浦 正章



自民内の大勢はまとまる方向
 

事実上解散封じ、任期満了選挙か
 

一見荒っぽいように見えるが、政界勢力地図をにらんだ緻密な仕掛けと言うしかない。首相・安倍晋三が大胆にも提唱した9条に切り込んだ加憲による憲法改正案である。マスコミは自民公明両党と日本維新の会との連携で改正に必要な3分の2を確保することを目指したものとしているが、加えて民進党分断も狙っていることが鮮明になった。


筆者は、首相の主張する9条1項、2項は維持して新たに3項に自衛隊を加える案は確か民進党にも誰かが主張していたはずと調べてみたらいたいた。元外相前原誠司だ。2016年の民進党代表選で9条に関して前原は「1、2項は変えず、3項に自衛隊の位置付けを加えることを提案したい」と発言していた。条文の維持を求めた蓮舫ら他の候補とは真っ向から対立していたのだ。公明、維新に民進の右派が加われば、早くも勝負はついた感じが出ている。政局的には、3分の2が必要である以上簡単にはそれを失う可能生のある早期解散は出来にくくなったことになる。
 

党内が割れていては9日の国会質疑で蓮舫の舌鋒が全く冴えなかったわけである。2日間の集中審議は民放が大袈裟に「内閣の命運を左右する重大な質疑となる」とはやし立てていたが、その実態は改憲をかざして奇襲攻撃に出た安倍の横綱相撲が、民共のふんどし担ぎを余裕を持ってなぎ倒した観が濃厚であった。


とりわけ蓮舫は、女だからふんどしは担がないが、一見舌鋒が鋭いように見えても、針で足をチクリとさす程度ではとても致命傷にはならない。つくづく大なたを振るえない女だと思った。蓮舫は安倍が改憲提示を自民党総裁として行ったことに関して、「総理と総裁を使い分けている。二股だ」と外形批判に終始したが、肝心の安倍提案の中身には深く言及しなかった。しなかったというより出来なかった。蓮舫が追及すべきは9条の戦力不保持と自衛隊の文言挿入は両立するのかどうかや、自衛隊の名称は残すのかなどであったが、その核心には踏み込めなかった。改憲問題自体をよく知らないことが露呈した。


第一「二股だ」と言っても、元祖二股は蓮舫その人ではないか。台湾との二重国籍隠しはその最たる例だが、民主党政権で閣僚の地位にありながら国会事務当局をだまして300万円の衣装を着てファッション雑誌のモデルになって国会内で写真撮影を行ったことも記憶に新しい。閣僚とファッションモデルの二股は見苦しい。
 

それにつけても民進党は憲法論議になぜこう弱いのかと言うことだ。その理由は党内の論議をまとめられず、独自の改憲案を自民党のように提示できないところにある。社会党の左右両派の対立をいまだに引きずっているからだ。改憲反対の左派と推進論の右派には天と地の開きがある。前原に加えて元環境相細野豪志は「憲法に自衛隊の存在を挿入することには賛成だ」と発言している。


民進党右派は今後安倍が改憲を推進すればするほど、窮地に陥る公算が高い。憲法改正という大義に殉じて党を割るか、これまで通り左派の後ろをついて行くかの選択をしなければならなくなるからだ。
 

一方、自民党内は反安倍色を強めつつある石破茂が「今まで積み重ねた党内議論の中にはなかった考え方だ。自民党の議論って何だったの、というところがある」と述べ、首相“独走”を批判した。明らかに来年9月の総裁選に向けてシンパを改憲問題で増やそうという考えだ。


さらに問題なのは衆院憲法審査会の幹事で党憲法改正推進本部長代行を務める船田元。8日付のメールマガジンで、「もう少し慎重であっていただきたかったというのが本音」などと批判している。「第一義的には憲法制定権力を有する国民を代表する国会が発議すべきものというのが常識だ」と強調している。しかしこれは官僚的な筋論であり、安倍は自民党総裁としての立場から改憲を主張しているのだから問題はない。そもそも憲法審査会のていたらくを考えてみるがよい。改憲勢力が衆参で3分の2を維持している現在が絶好のチャンスであるにもかかわらず、自民党は民共に引っ張られて、2007年に設置されて以来神学論争を繰り返すばかりではないか。


安倍は改憲の核になる同審査会のメンバーを、もう少し政治的かつダイナミックに動ける人物に差し替えるのが先決ではないか。戦う審査会にしなければ物事は動かない。それにしても船田は祖父船田中に比べると小粒だ。慎重な党内論議が必要だが、総じて大勢は「安倍改憲」でまとまるだろう。
 

安倍が唐突に見える決断を下した背景をみれば、読売が絡んでいるという見方が濃厚だ。読売のOB筋によると「どうもナベさんの進言が利いたらしい」とのことだ。読売新聞グループ本社主筆渡辺恒雄が首相に最近進言したというのだ。確かに3日には口裏を合わせるかのように安倍が憲法改正集会で総裁として改憲発言をすれば、読売は朝の紙面で安倍とのインタビューを掲載。以後怒濤の勢いで「社始まって以来の大キャンペーン」(OB)を展開している。


新聞の傾向を社説から見れば、読売と産経が賛成、日経も賛成に近い「真剣に議論」、朝日、毎日は反対と割れている。発行部数から言えば賛成派が圧倒的に多い。例によってTBSとテレビ朝日のコメンテーターらが出番とばかりに反対論。自民党は放送法で公平中立が義務づけられている民放の報道をウオッチする必要がある。
 

それでは安倍の言う「2020年の施行」を目指すにはどのような日程が考えられるかだが、まず憲法改正手続きは@衆参憲法審査会で改正原案可決A衆参本会議で3分の2以上で可決し発議するB60日から180日間国民投票運動期間をもうけるC国民投票の過半数で決定D直ちに天皇が公布ーと言う段取りを経る。このためには相当きついスケジュールが必要となる。まず1年くらいの国会論議が必要だろうから、来年の通常国会末か、秋の臨時国会での発議となろう。その後最短60日で国民投票となる。


国民投票は衆院議員の任期切れが18年末だから、総選挙とのダブル選挙になる公算がある。参院選挙は2019年夏だから、この場合は計算に入れる必要はない。このスケジュールで行くとすれば解散は不可能であり、事実上の任期満了選挙となる公算が高い。

      <今朝のニュース解説から抜粋>  (政治評論家)

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