2020年03月31日

◆雀庵の「ヒッキー毛とフォニー習(15)」

“シーチン”修一 2.0

【Anne G. of Red
Gables/90(2020/3/30】昨日は満開の桜を凍えさせるような「春の雪」だった。あまりにも重いぼたぼたした雪で、「雪桜」を見るには小生の気力、体力が不足していた。庭の花卉と雀の餌場に雪が積もり過ぎないように散水するのが精一杯だった。


「春の雪」で「桜田門外の変」を思い出した。


<安政7年3月3日(1860年3月24日)に江戸城桜田門外で水戸藩からの脱藩者17名と薩摩藩士1名が彦根藩の行列を襲撃、大老井伊直弼を暗殺した>(WIKI)


維新へ向けての号砲となり、「テロはダメ!絶対」と言う人も「桜田門外の変」を非難しないのは面白い。維新がなければ今の日本はあり得ないのだから、「右にしろ左にしろ暗殺は許されない」なんて正論(めいたこと)を口にすれば、「国賊め!」とビンタかゲンコツ、飲み屋から引き吊り出されて蹴飛ばされ、汚れた雪の上に這いつくばることになる。


吉村昭の「桜田門外ノ変」はとても勉強になった。小生は当たり前のことながら「狙われる権力者」ではなく、専ら狙う方で、しかも吶喊小僧で前進あるのみ、逃げることは考えないから返り討ちか重傷を負って捕縛されるシナリオしかない。


この作品は重大テロを実行した「義士」「愛国戦士」が幕府のみならず本藩からも過酷な追及を受けた悲惨な末路を生々しく描いていた。


吉村昭氏は多くの資料を検証する人で、歴史・ノンフィクション作家としてはとても優秀だと思う。WIKIには「現場、証言、史料を周到に取材し、緻密に構成した多彩な記録文学、歴史文学の長編作品を次々に発表」と紹介されている。


歴史を学ぶとは、われらのご先祖様の生きた軌跡を辿ることだ。教科書では何だか事実の箇条書きみたいで興奮することもなく、まず面白くない。先生も時間がないから「実はね」と横道、裏道にそれる話はしてくれない。


人生は表は行儀の良い石部金吉でも、横道、裏道ではビックリするほどの冒険家、芸達者、趣味人、人情家だったなんて話があるから興味が湧くのであり、学校では学べない生の人生、歴史絵巻、物語は文学などで知るしかない。


成績優秀な高級官僚の多くが(外務省出身の宮家邦彦、佐藤優などを含めて)バカなのは文部省のバカが検定した教科書しか知らないからではないか。キチ〇イの小生は「私は正義、私は賢い」と思い込んでいるバカと接触すると気が狂いそうになる。キチ〇イがこれ以上狂うと新型狂人ウイルスを拡散しかねないから、政財官のバカは無人島にでも隔離して欲しい。


「お前が閉鎖病棟に入れば・・・」、そうだな、それの方が現実的だな。


ま、それはそれとして、エジソンを見よ! アインシュタイン、ゲーツ、龍馬の声を聴け! キチ〇イとか精神病者は人類に大いに役立つことも(ごくたまには)ある。小人(バカ)とは付き合うなと孔子さまも説いている。ヂヂイは「わしは正しい、わし以外はバカばっかり」と思う最強のバカになりやすいから要注意だ・・・お、お、俺は・・・キチ〇イとバカは両立するのか? 破壊的破滅的コラボ? 化学変化で阿Qになる?


阿Qは大革命(あるいは大災難)をもたらす。フランス革命、ナチス台頭、太平天国の乱(長髪賊の乱)、義和団の乱(北清事変)、中共革命、文化大革命・・・阿Q発祥の漢族、支那はさすがにスケールが大きい三尺玉。大塩平八郎の乱は線香花火みたいに見える。いずれにしても鎮火するが、胸の底に火種は残っているのだろうな、焼け木杭には火が付き易い。


中共がパワーをつけてきたのはここ30年ほど。6.4天安門事件後、1990年代のトウ小平の「改革開放」以降だ。中共は「ふつつか者ですがよろしくお願いします」と人畜無害のパンダを装っていたが、懐事情が良くなるにつれて化粧が落ちてきて、今は「俺さまが世界の主だ帝王、皇帝だ、朝貢せよ、三跪九叩頭せよ、さればテドロスのごとくカネ、女、名誉、マスク、何でも欲しいものを進ぜよう」、パンダが「ナンダ、ナンナンダ、俺さまは偉大なり」と自己肥大症を重ね、今や人食い「パンダミックバンパアイ」。


チャイナコロリが大人しかった阿Qの目を覚ましちゃったが、国際社会ではカネの切れ目が重なって北京離れの症状も・・・毛沢東のエピゴーネン(まねっこじき)、フォニー(にせもの)の習近平、その茶坊主どもの明日は・・・風邪とともに去りぬ、になるかならぬか、英国のブックメーカーの出番だが・・・「休業」かよ。


程暁農氏「困難は克服しても、順境で転ぶ中共経済」2020/3/24から。


<中国が世界経済のグローバル化に加わってから30年。その学習過程は「段階ごとに試験に落第して、追試でなんとか」。根本的な原因は「制度的な呪縛」と「パラノイア的思考」だ。

中共は苦境にある時はグローバリズムに対して積極的になり、国際ルールを尊重すると言う。しかし経済情勢が比較的順調だと、騙せるなら騙し、隙があれば違反し、好き勝手のやり放題になる。これが「困難は克服しても、順境で転ぶ」という意味だ。


中共の歴代指導者で、
1989年の天安門事件で失脚した趙紫陽は最も早くから鋭くも経済グローバリズムの大きな流れに気がついていた。1987年後半には、外資を利用して「大胆に前に大きく」輸出戦略をとるべきだと提案していた。


天安門事件以後、 趙紫陽の主張は罪だとされてしまった。しかし、 1992年のトウ小平の「南巡講話」で、
この趙紫陽の主張は改革開放に取り入れられ、奨励されることになって、経済政策は変わり始めたのだ。


トウ小平は、 経済グローバリズムへの認識は欠けていた。
彼はただ「タダ乗り」して経済発展を加速させたいと願っただけで、外資企業の役割を理解していなかった。


しかし当時、 多くの外国企業が中国を、グローバルなプロセスに引き込みつつあった。外国企業は中国に生産ラインを作り、
多国籍企業がグローバルな生産を行う連環の一つになっていたのだ。中共のハイレベル連中の認識は、
常に一歩遅れたものとなった。

1990年代の前半、 香港や台湾のビジネスマンが大陸への投資をはじめ、
中国に経済グローバリズムへの「タダ乗り」のチャンスを与えた。しかし、
中国共産党は外資を利用して技術や輸出の機会を得ようとするだけだった。計画経済の優位性と企業の公有化を信じ、ソ連東欧の民主化の波の中で、社会主義的な地位を保持したいと考え、体制の主要構造を変えることには消極的であった。


しかし人の願い通り天は動かない。1996年の後半から国有企業と、それを支援するための融資を受けている銀行システムの両方が絶望的な状況にあった。資産の清算後に国有資産監督局は、
40万の国有企業のうちの35%が長い間債務を返せず「空っぽの殻だけ」になっていることを発見。残りの国有企業の大半も困難な状況にあり、銀行は金融危機で破産の危機に瀕していた>


落ちたところが上り坂、経済のグローバル化とWTO加盟の道だった。


<まだ政治的には依然として独裁的ではあるが、 共産党支配を救うためには、 社会主義経済システムの構造を捨て、
資本主義の道を歩まなければならなかった。


かくて「世界の工場」建設は急速に進み、
中国はあっという間に経済グローバリゼーションの中でのビッグプレーヤーになれたのだった。


一方で、 中国の経済グローバリゼーションへの依存度は「独立自主、
自力更生」の閉鎖的な状態に戻ることができないほど深くなっていた。


中国共産党は経済グローバリゼーションの「旨味」しか見ていなかった。だから、
最後には、経済グローバル化と衝突したのだ。


中国が現在、 困難に直面している国際的・国内的問題とは、
経済のグローバル化を、中共支配を強化するための道具として利用しようとしていることに起因するものなのだ。

 
経済のグローバル化は、全世界の製造業の配置を一国化から多国化へ向かわせている。しかし中共は、
常に世界の普遍的な価値観に抵抗し(中共独裁に都合の良いように)既存の制度構造と国際的なルールに影響を与えようと試みてきた。


伝染病流行が過ぎ去ったあと、中共は経済グローバル化の「軌道修正」という長期的な影響に依然として直面しなければならないだろう>


「軌道修正」すべき問題は「米中貿易摩擦」や「先祖返り的な国営企業優遇による不正競争」、さらに「西側諸国との軍事的対立」「公海の軍事侵略」「台湾、香港への武力威嚇」「後進国借金漬けによる属国化」「自由民主人権法治無視」などがある。


根本的には、もはや「一党独裁強権恐怖政治体制」では14億の民を統治できないということだ。国土をいくつかに分割して自由民主人権法治の「普通の国」に「どうやってソフトランディングするか」が優先課題だろう。今のままなら遅かれ早かれ国際社会の「鉄のカーテン」が降りてきて、友邦はロシア、イラン、北朝鮮、キューバあたりしかいなくなる。


14億の民を1割のエリートである中共党員が抑え込んでいる。「敵は中南海にあり!」と号砲が轟けば阿Qが凄まじい破壊力で天安門一帯に押し寄せるだろう。ソ連崩壊の際、軍は強そうな方(国民の支持を得たエリツィン)に付いた、勝ち馬に乗った。一番ひどい目に遭った武漢の阿Qの勢いが帰趨を決めそうだ。武漢加油!


天安門でアジったら「支那の中心で愛をさけぶ」みたいに話題になるか。


百合子「クラスターでオーバーシュート、パンデミックしてロックダウンしましょう」

阿Q「用中文説,白痴!」(中国語で言えよ、バーカ!)


他国で革命を煽るときは現地語での会話力は必須だ。やっぱりNOVAかな、古希の手習い・・・「動機は?」「天安門でアジりたい」。病院だな、やっぱ。カウンセラーの陽子ちゃんに会いたい。「あら、また来たの?」「だって君に会いたかったんだもん」、キチ〇イは濃厚接触がお好き。



読者から応援メールがあったのでこのところ躁状態だ。つづく。(2020/3/30)


◆「鉄は国家なり」が合い言葉だった

宮崎 正弘

 
令和二年(2020)3月28日(土曜日)弐 通巻6422号 

 あの産業復興の熱気が消える。相次ぐ高炉の休止
  「鉄は国家なり」が合い言葉だった時代は遠くなった

 「鉄は国家なり」が合い言葉だった。明治維新の熱気が産業の振興に拍車をかけ、国家建設の主柱が鉄だった。建築の鉄筋も、鉄道のレールも橋梁も、そして自動車も鉄、鉄製品が基幹である。日本経済は鉄とともに躍進してきた。たぎるように日本人の熱血とともに技術も急発展し、産業の裾野を拡げてきた。

 しかし粗鋼生産で世界一だった日本の凋落は、中国など新興諸国の製鉄起業とダンピング輸出によって弱体化した。
市場を奪われ、日本の製鉄は再編に追い込まれ、富士と八幡の合併から始まり、いまでは日本製鉄(5401=新日鐵と住金が合併)、JFE(川崎製鉄とNKKが合併)、そして神戸製鋼所(5406)の三つのグループに集約され、各地の高炉の火が消えた。

 「鉄は国家」ではなくなった。「鉄くずや、強者どもの 夢のあと」

 自動車の販売不振と工場の操業停止、さらにコロナ災禍の追いうちによって、自動車鋼板の需要が大きく減退する。不況は鉄筋需要も減らす。これは鉄鋼メーカーに甚大な悪影響を与え、JFEホールディングス(5411)は国内生産の15%を占める京浜の高炉を数年間の目算で休止する。

 すでに日本製鉄は2020年九月に北九州の1箇所をしめるばかりか、22年には和歌山を、23年には中国地方の呉の高炉を止める縮小計画を進めている。
 JFEも、2022年には千葉工場も止め、広島県福山に集約する。もとより中国産鋼鐵のダンピングで世界の高炉が悪影響を受けてきたが、高炉を一つ止めると二千名以上の従業員は不要となりレイオフの対象となる。

無配転落のJFEは当面、ほかの製鉄所から半製品を仕入れ加工作業などをするというが、事実上高炉が止まれば、企業の存立が問われるのではないのか。

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(読者の声1)今回の株価急落は問題なく売り抜けたことと信じます。どうでしょうか?武漢ウイルスで物流寸断があっても「かなり長い期間」、特にアメリカの株は高かった。「おかしいなあ・・・おかしいな・・・なぜ上がる?・・うう・・やっぱり!」というのが感想です。
 問題はこの後。2007-2008年のサブプライム・リーマン危機の時のように、短い反騰相場の後に暴落(リーマンの時は60%弱)があるのか、どうかです。
 今回の問題の本質は生物兵器・武漢ウイルス漏れというより、「シナ問題」です。シナからの資本逃避、不動産などバブル崩壊、シナのグローバルバリューチェーン離脱、そして最大問題はシナが「チャイナチ」だということ、これらの「シナ問題」が本質でしょう。
 経済がさらに悪化し求心力を失ったシナは尖閣に漁民偽装軍団を送ってくるかもしれない。日本は対応できない。台湾より危ない状態では?
 2018年後半のようなV字回復シナリオは可能性低いと考えています。来年、戦争になれば、そのあとはハイパーインフレです。五輪中止した1940年の翌年は戦争です。欧米での反シナムードは社会の底辺から高まっていることでしょう。
 金のバリューエーションは、市中のマネー総量を考慮すれば、記録的な割安(金価格/マネー総量)の位置にあります。ゴールドバー、オメガやロレックス、またはセイコーの金時計などいいかも。(笑)
なお欧米ではセイコーの時計をはめたあとは手を消毒しようという悪いジョークが出回っています。
シナと日本はまったく異なる文化だということを欧米人は理解できないのです。また金ETF(GLD、GDX)も良いかもしれませんが、自己責任です。銀やパラジウムなどの準貴金属もいいでしょう。
おそらく現状は物流が寸断して、各地の倉庫は製品・部品で満杯になっていると思われます。
とすれば、倉庫株、ETFならシンガポールのMLTとかも買いかもしれません。もちろん、ワクチンを開発する医薬品企業が一番ですが、抗生物質工場をもっている日米欧の医薬品企業とか、半導体では台湾の企業や日本工場をもっている米企業、日米の半導体設備投資関連、またはイスラエルに半導体工場を建てる米国企業など注目しています。個別企業は詳しい分析をしておらず、トップダウンの視点からです。
   (R生、ハノイ)


(宮崎正弘のコメント)昨日と同じことを書きますが、銀座と新宿の田中貴金属、早朝から列ができています。平均で2時間待ちです。庶民は次に何が起きるか本能的に予感があるからこそ、こういう事態がおこるのでしょうね。

  ♪
(読者の声2)以下の情報がネットに流れています。重要な情報と思います。
(引用開始)「武漢の葬儀場に骨壷引き取りの長蛇の列! ここから推定される本当の死者数は?(朝香
豊)
 新型コロナウイルス感染で数多くの死者を出した武漢の葬儀場では、遺骨を受け取る遺族の長蛇の列ができた。都市封鎖が行われていた間は、葬式も許されずに、次々と遺体が焼却されていたからだ。武漢には8つの葬儀場があり、3月23日から4月4日までの13日間で、すでに焼却された遺骨を順次遺族に返すことになる。こうした葬儀場の1つである武口葬儀場では、1日あたり約500件扱い、13日間の合計で6000件を扱うことになるという。
 葬儀場によって扱う人数にどの程度の違いがあるのかはわからないが、仮に同程度だとすると、武漢全体で返還される遺骨の件数は、6000件×8箇所=48000件ということになる。
では、武漢で新型コロナウイルスで亡くなった人の数は48000人かというと、そこまで単純ではない。新型コロナウイルス感染で亡くなった人でも、封鎖前には普通に葬儀も行われていたから、その段階でなくなった人の数も計算に入れないといけない。
また火葬によらずに土葬になっている遺体も考慮しないといけない。
さらに焼却された遺体の中には、他の要因で亡くなっている人の数も入っていることも考慮しなければならない。
こうした結果として、中国の独立系の経済学者の「財経冷眼」氏は、武漢市内での新型コロナウイルスでの死者数が5.9万人ではないかと推計した。これはもちろん武漢だけの数字だ。
「財経冷眼」氏は、中国政府の公式発表に示される「武漢の感染者数」と「中国全土の感染者数」の比率を使って、実際の中国全土の感染者数と死者数を推計してみた。その結果として、感染者数は121万人、死者数は9.7万人という推計値を出した。
 中国の公式統計では、感染者数は8万人程度、死者は3000人程度なので、死者数の現実は30倍以上だったのではないかということになる。「財経冷眼」氏の推計は、限られた情報に基づいての大雑把なものであり、正確である保証はまったくないけれども、中国の公式統計がいかに当てにならないかを示しているとはいえるだろう」(引用止め)
  (JJセブン)

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(読者の声3)江戸の火事、令和維新。
 当時、炭、薪などを使って煮炊きをしていたので、木造の建物が冬の空っ風に煽られて大火になることが多かった。勤勉で能率的な職人はたちまち街を再建したが、お上も庶民も、耐火構造、都市計画、災害防止、などの未来への対策もなく、自動的に既存保存を繰り返した。
それが一番簡単で、すぐ出来る、創造を必要としない、既存の仕組み、不動産所有権、などの理由による。もちろん江戸幕府の基本方針は、全ての既存を永遠に持続する。
であるから、当然あらゆる変革を嫌う。「火消し」という複雑多様な華麗な文化・制度が、派手な衣装、劇的な「出初式」などに、本来の役割を離れて「進化」した。「失われた30年」とは、火を無視した「火消し」文化の継承でもある。
 今回の武漢菌で全世界的な崩壊が始まり、全てが後和さん、となり過去を振り返り、新発明、あるいは正しい過去に戻る(ルネッサンス)の準備、研究、提案、進言を今始めるべきである。ほとんどの民間企業は倒産、縮小は免れない。しかし、政府機関は別次元に棲息するので被害もなく、火事場泥棒的に、これを機会に拡大すると予想される。
 原爆2発で戦争が終わり、全てが崩壊された状態で、新制度が始まった。
それは明治維新以来の大改革であったが、その計画、指揮、監督、運営は全てGHQが行った。日本人は関与していない他動的な大改造であった。
その中心的な設計図は、「憲法」であり、未だに色褪せた古文書を、イスラム教典の様に、一字一句変えずに尊重し、唱えている。
 今こそ、これを改正ではなく、破棄し、「日本の将来を描き実現するための法体系」としての新憲法を直ちに作るべきである。グズグズしていると、あっという間に即席のバラックが建ってしまう。
 東京は極めて集中し脆弱であり危険である。
確実に予定されている東京地震は国を破壊する。ドサクサに紛れて親切な支那が大量の「救援隊」を全国に送り込み、居座り、「自治区」となる。
いつも何度も提案されている「遷都(せんと)も必要である。政治・官僚・司法・経済などを、それぞれ別の都市に分立することも良いだろう。今回はいくら待っても親切なGHQが英文の憲法を届けてくれない。
今こそ日本の有識者、歴史家、思想家、愛国者などなどが頭を絞って、草案を作るべきだ。愚痴、文句、批判は当分おあずけ。明治の初めには、民間から勝手に、60余りの憲法草案が自発的に提出された。
 例えば、お金持ちの青汁王子氏、ホリエモン氏などが、1等10億円、2等から5等まで各1億円、で懸賞をかけたら自宅待機中の暇人が、一月程で書き上げるだろう(GHQの素人外人は1週間で書いたそうだ)
それを国民はネットで読んで、投票する。100万票も集まれば、政府は無視するわけにはいかない。
国民審査が先回りし、政治が後をついていく、国民主権方式・無血開城。ホリエモン氏などは、「特捜部は廃止」と憲法に記載することで、復讐をはたす。
嘗て米国で「犬と黒人はお断り」という札があったが、「東大法科関係者はGHQの犬になった罪により厳禁」である。
(KM生)

◆コロナ不況で日本人の大半が貧困層へ

鈴木傾城


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生活をダウングレードしないと生きられない

国内のほとんどの企業が景気悪化を想定したのであれば、次に起きるのは非正規雇用者の雇い止めや正社員のリストラである。そこまでいかなくても、従業員に一時休暇を取らせたり、就業時間を短縮させたりする動きも出てくる。こうした動きは最終的には人々の収入減につながっていく。景気が悪化すれば必ず「社会の弱い層」から切り捨てられていくのだが、新型コロナウイルスで起きている社会の不安定化も同じ結果をもたらす。(『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』)

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プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、主にアメリカ株式を中心に投資全般を扱ったブログ「フルインベスト」を運営している。

消費税引き上げと新型コロナウイルスのダメージが襲いかかる

2020年は新型コロナウイルスで波乱の幕開けとなったが、日本も政府が中国人観光客の入国制限をしなかったために、国内で新型コロナウイルスの発症者が次々と発生する事態となった。

今の感染者の確認数は低めに抑えられている。今後、検査態勢が整っていくと、感染者はより大量に見つかる。これについては、安倍首相も3月2日の参院予算委員会での答弁で「検査を増やせば、絶対数が増える可能性がある」と述べている通りだ。

検査が増えて感染者が発覚すると、そのたびに隔離や封鎖の強化が為されていくので、実体経済はかなり悪化していくことになる。


すでに、愛知県の老舗温泉旅館が倒産するとか、北海道の食品会社が売上激減で倒産するとか、国内最大級のレストランクルーズ船を運営しているルミナスクルーズが倒産するような事態が起きている。

旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は今期11億円の赤字に転落する。JTBは2019年3月期の連結決算で151億円の巨額赤字を出しているが、今期も厳しい現実に直面することになるだろう。

これは序章でもある。

国連の専門機関であるICAO(国際民間航空機関)は、1月から3月までの3ヶ月間で、日本の観光産業は「およそ1400億円の損失が見込まれる」と述べている。

新型コロナウイルスの問題は3月で収束するわけではない上に、観光客の減少によって影響を受ける観光業ではない業種、たとえば化粧品企業やドラッグストアや電化製品のメーカーやイベント企業や外食産業全般も大きな影響を受ける。

すでに日本経済は、安倍政権が消費税を10%に引き上げたことによって2019年10-12月期のGDPが年率換算でマイナス6.3%に落ち込むという事態になっていた。

そこに新型コロナウイルスのダメージが加わるのである。

アンダークラス(貧困層)は強烈なまでに大打撃を受ける

日本の企業は99%は中小企業だが、新型コロナウイルスは中小企業の経営を直撃する。

東京商工リサーチの調査では、2月20日の段階で66.4%の企業が「今後影響が出る」と答えている。問題が長引けば長引くほど悪影響を受ける企業が増えていく。

新型コロナウイルスの問題を収束させるのは特効薬(ワクチン)の開発が必要不可欠だ。しかし今のところは、まだワクチンの成功と供給のメドは経っていない。

そのため、実質的には日本のほぼすべての企業が新型コロナウイルスによって甚大なダメージを受けることになるということである。

政府は総額5000億円の緊急貸付を行う。しかし、「貸付」というのは借金である。中小企業の多くは、すでに負債を抱えて綱渡りの経営をしている。事業を継続するためにさらなる借金をするのだから、経営状況が悪化するのは目に見えている。

国内のほとんどの企業が景気悪化を想定したのであれば、次に起きるのは非正規雇用者の雇い止めや正社員のリストラである。

そこまでいかなくても、従業員に一時休暇を取らせたり、就業時間を短縮させたりする動きも出てくる。

こうした動きは最終的には人々の収入減につながっていく。

at 07:55 | Comment(0) | 鈴木傾城

◆私の古寺旧跡巡礼 当麻寺@

石田 岳彦


<私は大阪で弁護士をしています。大学生時代からの趣味で、社寺、名勝、旧跡から、明治以降のいわゆる近大遺産まで、九州から東北まで(そのうち北海道にも行きたいです)、「歴史的なもの」を見て回っています。今回「私の古寺旧跡巡礼」と題して綴ってみました>。
 
さて本題―。奈良県葛城市(旧当麻町)にある「当麻寺」というのは、不思議なお寺です。

国宝の仏像、曼荼羅、厨子、本堂、2基の三重塔、梵鐘、重要文化財多数を持っているという文化財の宝庫で、「古寺巡礼」、「日本の寺院100選」といった書籍、雑誌の特集があれば、必ず名前のあがるという古寺巡りや古文化財のファンの間では常識というか、知らない人はもぐり扱いされるという有名なお寺ですが、世間一般の知名度は高くないようです。

 おそらく、奈良、飛鳥、斑鳩という奈良県内のメジャーな観光地から離れたところにあるので、観光客が少ないことが原因でしょう。観光ガイドの扱いも微々たるものです。

もし、奈良市内にあれば、東大寺や興福寺は無理でも、薬師寺や唐招提寺なみにはメジャーになれたであろうという、ある意味とても不運なお寺といえます。

もっとも、奈良市内にあったならば、上記の文化財の少なからずが、戦火に巻き込まれて灰になった可能性もありますが。

ところで、当麻寺の最大の売り物(?)は、中将姫伝説です。

中将姫は、奈良時代の貴族のお姫様で、継母に度々、命を狙われるという苦難を乗り越え、阿弥陀如来の導きによって極楽浄土の光景を描いた曼荼羅を織り上げ、極楽浄土へ旅立ったとされる伝説上の人物です。

これが、「本当は怖いグリム童話」なら、シンデレラのように、継母の目を鳩がほじくったり、或いは、白雪姫のように、継母に焼けた鉄の靴を履かせたりといった感じのハッピーエンドになるところですが、そういう物騒な展開はありません。仏教説話ですから。

 継母がその後、地獄に落ちて、閻魔様に舌を抜かれるという因果応報的な後日談はあるかも知れません。仏教説話ですから。

近鉄南大阪線の当麻寺駅を出て、まっすぐ西を目指します。駅から出発してまも無く、右側路傍に当麻蹴速(たいまのけはや)の墓、とされる五輪塔があります。

 この蹴速は、垂仁天皇の時代の人で、天下最強を宣言して挑戦者を募っていたところ、垂仁天皇の命で、出雲からやってきた野見宿禰(のみのすくね)と相撲をとることになり、宿禰に蹴り殺された(当時の相撲は今よりもかなりバイオレンスなルールだったようですね。)という、色々な意味で「痛い」人です。

もっとも、垂仁天皇(日本書紀等の記述によると紀元前1世紀から1世紀にかけて在位。卑弥呼よりも前です。)自体、実在が危ぶまれている状況ですので、この話も歴史というより、伝説の部類です。

この蹴速と宿禰の対戦が、わが国の相撲の始まりとされているそうです。すぐ近くに相撲館という、相撲資料館まで建てられています。中将姫と当麻蹴速とおぼしき男女のかわいらしいキャラクターのイラストがポスターに載っていました。今、はやりのユルキャラというやつでしょうか。余計なお世話だと思いますが、かなり幸の薄そうなカップルです。



駅から歩いて15分ほどで大門に着きます。境内の東端に建っている楼門で、古寺にふさわしい風格です。大門を入ってすぐ、正面には鐘楼があります。国宝の梵鐘を「吊ってある」お堂です。

「吊ってある」というのは、一見、梵鐘が吊られているように見えますが、実は下に台が設けられていて、梵鐘はその上に置かれているからです。以前にお寺の方から聞いた話では、十数年前まで当麻寺には鐘楼は存在せず、梵鐘もいずれかのお堂に置かれていたそうです。

その後、鐘楼が再興され、それに合わせて梵鐘を鐘楼に吊るすことになったものの、いざ、吊るそうという段になって、龍頭(梵鐘を吊るすための上部にある輪状の突起)にひびがあるのが発見され、吊るすことができなくなってしまいました。

にもかかわらず、「せっかく再建したのだから鐘楼に梵鐘を飾りたい」ということで、こうなったようです。観光ガイドにも載っていない、思いっきりどうでもよいトリビアといえます。(つづく)

<福岡県福岡市出身、福岡県立修猷館高等学校、京都大学法学部卒業
   大阪弁護士会・弁護士>

2020年03月30日

◆トランプ大統領、台北法に署名

宮崎 正弘

 
令和二年(2020)3月28日(土曜日)通巻6421号 <前日発行>

(速報)
 トランプ大統領、台北法に署名
   強い台湾保護姿勢、軍事恐喝を繰り返す北京への牽制

 3月27日、トランプ大統領は[TAIPEI法]に署名し、同法は正式に成立した。
いわゆる「台北法」とは略称であって、TAIWAN ALLIES INTERNATIONAL PROTECTION ENHANCEMENT INITIATIVE(TAIPEI)。つまり「国際的台湾保護ならびに強化法」である。邦訳は確定していないが、共同通信は「台湾同盟国際保護強化イニシアチブ法」としている。

すでに昨秋に同法案は上院で可決され、下院でも3月4日に満場一致で可決して上院に再送されていた。台湾の孤立化を防ぎ、中国の横暴に対応するための國際連帯を呼びかけ、WHOへの台湾加盟などを促進する。

下院を通過した際、ペロシ下院議長は「台湾は国連を含むあらゆる国際的な機関に於いて物事を決定するテーブルに座るべき資格を有している」と述べた。

とくに成立が急がれたのは武漢ウィルスが猛威をふるっていても、WHOに台湾がオブザーバーでも参加できない状況が露呈し、米国ばかりか日本もカナダも台湾のWHOオブザーバー加盟を支持する一幕があった。

11月には「香港民主人権法」が成立し、その後の香港法と同様な内容の「ウィグル民主人権法」並びに「チベット民主人権法」が議会を通過しており、トランプ大統領の署名を待つばかりとなっている。

このタイミングを選んでの成立、すなわちトランプ政権の意図は、米台関係を強化し、台湾が主権国家を参加資格としない国際組織に加盟させ、適切な国際的組織においてもオブザーバーの資格をえるために米国が支援すること等を主柱にしている。

同時に台湾と関係強化に動いている国々との経済、安全保障、外交の関与強化、他方で台湾の安全保障や繁栄を阻害する行動を取る国に対しては従来の接触の中味を改めるなどと、明らかに中国に対する強い牽制である。

実際には法律がなくとも、エルサルバドルなど、台湾と断交した中米の国から米国は大使を一時召還したりしている。

法案はコロラド州選出共和党のコリー・ガードナー上院議員とデラウエア州選出民主党のクリス・クーンス上院議員ら超党派で推進された。下院で全会一致というのも、注目しておくポイントだろう。


▼北京政府は、弱々しく反論をしてはみたが。。。

北京政府はただちに「中国は一つという原則を踏みにじった」と非難したが、いつもの元気もなく、機械的な声明をだしてお茶を濁した程度に終わった。

すでに米国は「台湾旅行法」を成立させており、台湾への武器供与を再開強化し、蔡英文政権を間接に支援してきた。

また頼清徳・次期副総統の訪米ではペンス副大統領、ポンペオ国務長官が面会するなど異例の厚遇を示し、台湾擁護の強い史跡を内外に示してきた。
 
米国がオバマ前政権と180度転換し、ここまで踏み込んだ政治的配慮の意思表示は、中国の台湾に対する恐喝的言辞や軍事的威嚇の数々、あからさまな国際機関からの排除を容認できないとしているからである。

さて、日本はどうするのか? 

安倍政権は同じ法律をつくる覚悟があるのか?
      
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 読者の声 どくしゃのこえ READER
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(読者の声1)SRDその2。
 民間企業が傾くと倒産するが、政府機関が失敗すると、予算・人材が不足であったという屁理屈で却って大きくなる。

最も大きな政府機関は、どこの国でも中央銀行、日銀、FRB,
ECBなどであり、武漢菌世界大恐慌のお陰で、その限界が試されている。中央銀行の破綻とは国の通貨の崩壊を意味する。昨日、金融評論家のジム・リカード氏が新「世界通貨」の登場が近く、ドルの基軸通貨の役割が終わると予言されている。

確かに、1914、1939、そして1971年と劇的な、しかも突然の「再編成」が30-40年ごとにあり、現在50年間のドルの支配下は不当に長すぎる。

SRDとは、世界の中央銀行を「監督、指導、援助などをして、秩序を保つ、」国際通貨基金(IMF)という国連の機関が発行する「世界通貨」であり、これがドルに代わり、世界の基軸通貨となる。

つまりドルの特権がなくなり、円やポンドと同様の普通のありふれた地位に落とされるので、特権を失ったドルの相対的価値がかなり落ちると予想される。

この巨大なドサクサに紛れて、IMFという得体の知れない、責任も取らない、変な政府機関が、既存の金融市場を無理矢理に維持していくのか、それとも、かつて世界がメートルを標準の長さと認めて、尺やインチ、を廃止した方向に向かうのか、興味深い。
ちなみに、メートルの原器は90%白金製であるそうだが、世界通貨が100%金となるべきだと思ふ。
https://dailyreckoning.com/get-ready-for-world-money/
 (KM生)


(宮崎正弘のコメント)銀座と新宿の田中貴金属、早朝から列ができています。平均で2時間待ちです。

◆雀庵の「ヒッキー毛とフォニー習(14)」

“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red
Gables/89(2020/3/28】散歩コースの「緑化センター」(元・農業試験所)はいつも幼児の声で賑わっている。小生が小学生の頃は豚の品種改良も行われており、小錦のような巨大な豚がブーブー鳴いていた。


今、駅近くには保育園がいっぱいあるが、子供を他者に預けてまでする大事な仕事って何なのだろう、それとも共稼ぎしないと暮らせないほど貧しいのかと考えさせられる。昔は奥さんは専業主婦がほとんどで、共稼ぎだと「旦那の甲斐性がないから・・・」とバカにされていたものだが。


小生が所帯を持ち親になったのは1980年以降だが、「ひらけ!ポンキッキ」で紹介された童謡「パタパタママ」は子供たちとよく聴いていた。子育て中の専業主婦の楽しさを謳歌しており、とても好きっだったが、外仕事をする「キャリアウーマン」とか「キャリーさん」が80年代頃からもてはやされてきて、今ではすっかり消えてしまった。


子育てと外職(そとしょく=本来は建設関係など現場仕事だが、自宅での内職ではない通勤仕事)・・・両立できないから保育園がヘルプするのだが、外職したいのは24時間仕事のような子育てがきついとか小遣いや生活費が足りないからなのか・・・


旦那は職場で心身疲れても家では優遇されていたのが、今では「私だって忙しくてクタクタなんだから、お風呂掃除くらいしてよ、冗談じゃないわよ、モー」。家が安らぎのシェルターではなくなった。「亭主達者で留守がいい」、奥さんだって亭主がいないときはパタパタママをエンジョイしていたのに・・・


「幸せだなあ、我が家は死ぬまで共稼ぎでいくんだ、Wインカム・ワンキッド、いいだろ」


旦那も奥さんも子供もそれで本当に幸せなのかなあ。物欲はそこそこ満たせても、大事なものをなくしているような・・・

こういうのを「老いの繰り言」というのか。


それはともかく、わが街の保育園児はみな一日に一回は緑化センターで“放牧”放し飼いを楽しんでいる。芝生の広場には小さな書庫もあり、絵本がいっぱいあるから、駆けずり回った後は絵本を見たり、読んでもらったりしている。


小さな森や花の道、温室もあるから2時間は楽しめ、週末は老若男女が集う。小生もよく行くが、100円ほどで珍しい花を頒布しているし、使い切った土を無償配布しているのも魅力だ。ミミズが紛れ込んでいるから悪い土ではない。昨年は図書室整理であふれた古本もくれた、「ご自由にどうぞ」。小生は英国のガーデニング雑誌“The
Garden”を貰った。


「本との出会い、本当の出会い」。この月刊誌は The Royal Horticultural Society
(RHS、王立園芸協会)の機関誌で、協会の歴史は1800年のウェッジウッドに遡るそうだ。


彼は高級陶器で有名になった元祖、始祖。我が家にも紅茶セットがあるがティーバッグで利用するのは罰当たり、邪道だし、マグカップに慣れているため小さいのは不便であまり使わない。万一割ろうものなら責められるし・・・「あれはお客さん用なんだから使わないでよ、もー、冗談じゃないわ、五客揃っているから価値があるんだからね!」。


小生のマドンナ(畏れ多くも神戸女学院卒)は香港グルメ研修でウェッジウッドの食器を20キロほど買ったが、成田に出迎えると現地で手懐けた男が運び屋になって大汗かいていた。お嬢様に完敗・・・気の毒に。


元祖ウェッジウッドは「種の起源」のダーウィンの叔父さんだというから、もう大昔、産業革命で大英帝国が「この世をば我が世とぞ思う」ほど輝いていた頃だ、♪坊や良い子だ寝んねしな、今は昔の物語。国家も人間もそれなりに絶頂期があるというのは面白い。


ジョンソン首相はチャイナコロリで蟄居閉門、国民も「皇国の興廃この一戦にあり、英国の宝、国民健康皆保険を守れ!」と各員一層奮励努力、必死で蟄居閉門に耐えているとか。女王の民はいい根性しているよ、英国加油! 習近平と男妾デトロス禁油! WHO、ダブルエッチのオッサン、いやーね、キモイわ。


それにしてもジョンソン首相の髪形、シュールというか、鳥の巣みたいですごいね、ちょんまげの小生も
Yes, you win! あんたの勝ちだ、と拍手したくなる。


それはさておき(林家三平みたいに話が飛ぶなあ、翔ぶのが怖い? それともお好き?)、“The
Garden”を見ていると、箱庭盆栽風の“凝縮内向的”日本庭園よりは“翔んでる”英国風のガーデンが小生には合う。庭園の「庭師」は尊敬するが、「造形作家」を自称する「先生」は好きになれない。無口の職人が大好き、饒舌な芸術家は大嫌い!


全然意識していなかったのだが、今朝、改めて我が屋上庭園を見ると、本場より規模は異次元的に小さいながら“The
Garden”なのである。何となく日英のハーフというかジョンソン首相の髪形風で、何となく楽しい。「何となく暮らしてる」小生の心に沿うなあ。


庭づくりにあたっては「子供の頃にいっぱいあった野原みたいにしよう」とは思っていたが、日本庭園や支那庭園に見られる「人工的」な匂いがしないのはいい。雑然としていながら自然のノビノビした感じがあり、まあ「可愛い花の咲く野原」みたいな面白さ、楽しさはある。


地図で見ると英国本土(グレートブリテン島)は日本よりちょっと小さいが、ざっくり言えば、日本は7割が山で平地は3割足らず、一方、英国は山は1割で9割が湖水地方を含めて平地なのだ。つまり英国には視界を遮るものがない、やたらとだだっ広い。だからゴルフや乗馬が発達する、好まれる。


ドイルの「シャーロックホームズ」を読んでいると、列車の旅では単調な景色が延々と続く様子が描かれている。日本では海、山、畑、街、海、山、畑、街の繰り返しだ。線路も道路もクネクネしている。


<ホームズはひと頃アヘンに凝っていたが、今は元のパイプに戻り、頭脳も恢復したようだ。車窓からの眺めは変わり映えしない。ホームズはタイムズを読み終えた。

「ねえ、ワトソン君、この頃日本はずいぶん新聞を賑わしているね。支那はともかくもロシアに勝ったのは今でも信じられないほどの青天の霹靂だったなあ。英日の関係はすこぶるいいけれど、自信を深めた日本人が今後、『英国は小さな島国だ』と甘く見ると失敗するかもしれないね。『小さな島国のとてつもない大国だ』と思っていた方がいい。日本はうぬぼれるのではなく、英日同盟は日本のためにも継続すべきだと思うんだが、君はどう思う」


日本海軍によるバルチック艦隊の激滅に、いつも冷静なホームズも興奮したようだ・・・>

と、いうような作品があっても良かったろう。

かつての英国植民地である北米、豪州も広い。シドニーから車で山岳地方のブルーマウンテンズ世界遺産地域に向かう際、牧場に沿っていったが、景色がずーっと同じで居眠りし、目覚めてもまだ牧場だった。

短編の名手と言われるO.ヘンリーは前科者でアル中という共通項があるので小生は親しみを覚えるのだが、彼は2年ほどテキサス州でカウボーイをしていた。小生は1年ほど都内でスパイダーマン=鳶職をしていた。

まあ似ているのだが、O.ヘンリーのいた牧場の広さは40万エーカー、東京ドーム3万4000個分・・・と言われても・・・日本人は・・・東京23区は約6万2100ヘクタールだから、これをエーカーにすると・・・クソッ! とにかく広いのだ。


度量衡くらい世界で強制的に統一したらいいが、ISO規格はあまり馴染まないようだ。度量衡にはそれぞれ歴史的背景があるから難しいのだろう。リンダ、一寸(ちょっと、3センチ)困っちゃう、3センチの虫にも15ミリの魂・・・

ああ、神よ、未だに「サインコサインタンジェント」、あれは一体何だったのですか、ストレイシープを助けたまえ。分からないことばかり。

想像もできない40万エーカーに牛が1万2000頭、羊が6000頭・・・「出荷年齢になった牛を1000頭集めて駅の裏のランチに追い込め」と言われても・・・日本人には想像もできない広さ、規模だ。モーあきまへん。

平原や丘陵の多い見晴らしのいいノビノビ系大陸にはガーデンが、山がちで視界が限られるチマチマクネクネ系島国には盆栽風庭園が好まれるのだろう。


支那は広くても下層民や山賊以外は城塞都市暮らしだから名園=盆栽風庭園だ。大陸に住んでいても辺境以外の支那、漢族は基本的に農耕民族であり、英米が「大胆ザックリ肉食革新攻撃」系なら、日中は「繊細チマチマ草食保守防衛」系ではないか。


日本はちっぽけな島に1億3000万人、支那は広い大地に14億人。共に草食系で寄らば大樹ののび太、スネ夫のような存在である。



日本はジャイアン米国の庇護を受け、支那は14億の何をするか分からない阿Qパワーで、とりあえずは生存を確保しているが、14億の阿Qが「どこでもドア、何でもあり」の角の生えたドラえもんになると世界は封鎖封印するしかない。


毛沢東は党内抗争を阿Qを煽って戦った。禁じ手だ。党内抗争が党外抗争、全国抗争になり、有史以来の子が親を殺すという、およそ桀紂の暴政もかくやという大混乱をもたらした。この野蛮的、非文化的「文化大革命」発動を前に、毛沢東はこう宣言した。


<新たに生まれたどのような事物の成長もすべて困難や曲折を経なければならない。社会主義事業の中で、困難や曲折を経ず、大きな努力を払わず、いつも順風に乗って、たやすく成功を収められると思うなら、そうした考え方は幻想にすぎない>(1957/2/27「人民内部の矛盾を正しく処理する問題について」)


死屍累々、餓死者続出という「大躍進政策」の大失敗に、この天上天下唯我独尊の神ッている狂気の天才はめげない、懲りない、この道を行く、それに小生のような阿Qが群がり、怒涛の進撃で既成秩序に反対する、即ち「共産主義の計画経済ではうまくいかない、市場経済で活性化するべし」という劉少奇やトウ小平ら改革派を弾圧していったのである。

<文化大革命は1966年から1976年まで続き、1977年に終結宣言がなされた、毛沢東主導による運動である。名目は「封建的文化、資本主義文化を批判し、新しく社会主義文化を創生しよう」という文化の改革運動だった。

実際は、大躍進政策の失敗によって国家主席の地位を劉少奇党副主席に譲った毛沢東が自身の復権を画策し、紅衛兵と呼ばれた学生運動や大衆を扇動して政敵を攻撃させ、失脚に追い込むための官製暴動であり、中共内部での権力闘争だった。

各国の知識人やフランスの五月革命などの政治・社会運動にも大きな影響を与えた。大量虐殺と共食いも特定の地域で発生した

文化大革命は内乱状態を引き起こしたが、最終的に1976年の毛沢東死去で終結した>(WIKI)


70年代は中ソの緊張、同時に文革で疲弊した中共と米日など自由主義国との国交回復なども進み、時代はトウ小平の改革開放=市場経済推進へと進んでいく。


それを苦々しく思い、共産主義への回帰を狙っているのが文革の産んだ鬼っ子、習近平である。自らを第二の毛沢東にし、世界に君臨したいという習近平の夢は今、最大の岐路に立っている。つづく。(2020/3/28)

◆新型コロナウイルス

北野幸伯

1か月前、世界は日本のことを一番心配していました。

<WHO専門家「いま一番、世界中が心配しているのが日
本」読売新聞オンライン 2/14(金) 12:29配信

新型コロナウイルスの感染が広がっている問題で、進藤奈
邦子・世界保健機関(WHO)シニアアドバイザーは14日横浜市で開かれた日本環境感染学会の緊急セミナーで
講演した。

中国では新たな感染者が減りつつあるとして、「今一番、
世界中が心配しているのが日本だ。ここで頑張って食い止
めてほしい」と述べ、感染拡大防止に全力で取り組むよう
訴えた。>


日本政府の対応は、とても遅かったですが、2月27日安倍
総理が思い切った措置を打ち出してきました。
<安倍首相、全小中高校に臨時休校要請 新型肺炎、新法
案準備も指示

時事 2/27(木) 18:47配信

安倍晋三首相は27日、首相官邸で開かれた新型コロナウイ
ルス感染症対策本部で、私立を含め全国全ての小中学校、
高校、特別支援学校に、3月2日から春休みに入るまで臨時
休校とするよう呼び掛けた。>


この措置、私はメルマガで「大英断」と書きました。
しかし、共働きで小さいお子さんのいる家庭は大変です。
(私にも9歳と5歳の子供がいるので、わかります。)

それで、批判メールがたくさん届きました。
ですが、結局安倍総理の決断は、正しかったと思います。

というのも、その後日本国内の感染拡大スピードが明らか
に鈍化したからです。
今日の世界感染者数マップを見ると、

世界の感染者数は、303816人。

中国は、53578人。

アメリカ、25493人。

スペイン、25374人。

ドイツ、22213人。

イラン、20610人。

フランス、14308人。

韓国、8799人。

イギリス、5067人。

オランダ、3640人。

ベルギー、2815人。

スウェーデン、1763人。

ポルトガル、1280人。

カナダ、1278人。

マレーシア、1183人。

オーストラリア、1071人。

ブラジル、1021人。

日本、1007人。(ダイヤモンド・プリンセスの乗員、乗客
は除く)
感染者数で、17番目となっています。

そして、一か月前とは違い、日本を批判する海外メディア
はなくなりました。
こう見ると、いろいろ批判はあり、遅すぎた感はあります
が、

安倍総理の臨時休校要請は、「効果があった」といえるの
ではないでしょうか?


▼悲惨なイタリア
現状、一番悲惨な状態にあるのは、イタリアです。
共同通信3月22日。


<イタリア政府は21日、新型コロナウイルスに感染した死
者が前日から793人増え4825人になったと発表した。
感染者は6557人増の5万3578人に達した。>

<致死率は約9%で依然高い。>


1日の死者数が、793人!!!
1日で感染者が6557人増加した!!
致死率9%!!!


人口6000万人のイタリア。
すでに死者数は、人口14億人の中国を上回っています。
致死率も異常な高さ。



▼日本も油断するのは、まだ早い
イタリアの悲惨な状況を見ると、日本はかなりマシです。
それで、早くも「油断」がでてきているようです。


私は金曜日、用があって町にでました。
驚いたのは、人の多さです。
3月はじめ、町は「ゴーストタウン状態」でした。

通り過ぎながら、いろいろなお店をのぞきこみ、「大変だ
な」と同情したものです。
しかし、一昨日(3月20日)は、何もなかったかのような
活況がありました。

実際は、平時よりは少ないのでしょうが、3月初めと比べ
ると、「人だらけ」という印象でした。
思ったことは二つです。
一つは、お店の人たちのことを考えて、「よかったな」と
もう一つは、「大丈夫だろうか」と。


日本は、確かにイタリア、スペインなどと比べると、ずい
ぶんマシです。
しかし、感染者数は、いまも増えつづけています。
読売新聞3月21日。


<新型コロナウイルスの感染拡大で、国内では21日、計
39人の感染が確認された。>
確かに、イタリアと比べると、大した数ではない感じですが

それでも、「もう気にしなくていい」という話ではないで
しょう。
過度に恐れる必要もありませんが、油断せずに生きていき
ましょう。
at 08:12 | Comment(0) | 北野幸伯

◆京都に30余しかない門跡寺院

渡邊 好造


日本全国の寺院数は約18万3千、「日本寺院総監」に掲載されているのは7万6千というが、皇族や摂家などのいわゆる高格式者の出家の対象となる『門跡(もんぜき)寺院』は、京都を中心に全部で30余りしかない。

第59代宇多天皇が、寛平10年(平安時代・898年)法皇となり、京都(右京区)の”仁和寺(にんなじ=真言宗)”にこもり、「御室(おむろ)門跡」と称したのが”門跡寺院”の始まりである。

鎌倉時代に入って、皇族や摂家が特定の寺院に出家することが定着し、室町時代には寺格としての門跡が確立され、これらの政務を担当する門跡奉行も設けられた。

その後、 江戸幕府は出家者の位階により @宮(みや)門跡、A摂家(せっけ)門跡、B清華(せいが)門跡、C公方(くぼう)門跡、D准(じゅん)門跡の5つの門跡寺院を制度化した。

最上位の「宮門跡」は、親王(皇族)、法親王(親王の宣下をえた僧)の出家者を対象としたもので、13寺院あるうち”輪王寺(りんのうじ=天台宗=茨城県日光市)”、”園満院(えんまんいん=天台宗=滋賀県大津市)”以外は全て宮家の中心であった京都市内にある。

ついでながら、”園満院”については、平成21年(2009年)5月に重要文化財の建物9棟、庭園・土地1万4千平米が寺院の借金返済のために競売となり、約10億円余りで滋賀県甲賀市の宗教法人に落札され、同年8月所有権移転が成立するという所管の文化庁もビックリの異例の事態となった。

ただし、建物以外の文化財は第2次大戦後に京都、奈良、九州などの国立博物館所蔵となっていたため無事である。

「摂家門跡」は、近衛、九条、二条、一条、鷹司の五摂家とその子弟が、「清華門跡」は、久我、三条、西園寺、徳大寺、花山院(かさんのいん)、大炊御門(おおいのみかど)、今出川、醍醐、広幡(ひろはた)などの公家、「公方門跡」は武家、「准門跡」は"脇門跡"ともいわれ、特別に認められたその他の高格式者がそれぞれ対象となる。

さて注目したいのは、京都市内11の「宮門跡寺院」のうち3つがここ「山科」にあることで、”勧修寺(かじゅうじ)=真言宗”、”毘沙門堂(びしゃもんどう)=天台宗”、そして”青蓮院・大日堂(だいにちどう)=天台宗=東山区の青蓮院の飛び地庭園”がそれである。

その他の門跡寺院も含めると、”安祥寺(あんしょうじ)=真言宗”、”随心院(ずいしんいん)=真言宗”が加わり、改めて概略にふれておく。

”勧修寺”は、「山科門跡」ともいい、水戸光圀寄進の勧修寺型燈篭、境内の"氷池園"という名の平安時代・池泉園で知られる。”毘沙門堂”は、狩野益信筆の書院の襖絵116面が有名。”青蓮院・大日堂”は、将軍塚といわれる展望台からの京都中心部と山科の眺望が素晴らしい。

”安祥寺”は、広大な領地を誇り上寺と下寺をもつ寺院であるが、現在院内への入場は残念ながらできない。”随心院”は、平安時代36歌仙の一人"小野小町"一族所縁の邸宅跡に創建された寺院で、境内は国史跡である。

「山科」は、『門跡寺院』の存在でみても、歴史と伝統を引き継ぐ由緒ある京都の一角なのである。

2020年03月29日

◆「中国の意図的な偽情報」

    宮崎 正弘

 
令和二年(2020)3月26日(木曜日)弐 通巻6419号 

 「中国の意図的な偽情報」(ポンペオ国務長官)とG7外相会議
   世界に猛毒を撒き散らした張本人が「ウィルス退治の英雄」とはこれいかに?

 新大阪駅前に「コロナ・ホテル」がある。名前の所為か、予約が埋まらず、ロビィはガラガラ、そのうえ五輪延期となって、当て込んで強気の建設をはかってきたホテル業界は真っ暗闇に突き落とされた。

 トランプ大統領は自ら経営するトランプ・ホテル・リゾート七軒のうち、六軒を閉鎖した。ワシントンDC、フロリダ、ラスベガスなど年間の収益は1・7億ドルといわれる。大統領自ら模範を示したことになる。

 米国の感染拡大はチャイナタウンが元凶で、ニューヨーク市は都市封鎖をしている。全米の感染者は5万3478人。外出制限が17州10市にでた。およそ1億7000万人が自宅待機だ。そのニューヨーク市で一日の死者が13名。「なんとも黙示録的だ」(NYタイムズ、2020年3月25日)。

 3月25日現在、コロナウィルスの死者が中国(3281人)を越えた国はイタリア(6820人)、スペイン(3434人)、中国の死者数に迫るのがイラン(2077人)。以下フランス(1102)、英国(422)、フランス(293)、オランダ(277)、ドイツ(149)。ちなみに日本はクルーズ船を入れて43名。

 ところがイタリアも中国と同様に死者数や感染者数が統計より遙かに多いと推定されている。イタリアの場合は作為的な嘘ではなく、医療設備、人員の不足による。
げんに防災庁のアンジェロ・ボレッリ長官は「感染者が1人確認されれば、他に10人感染者がいるとみてよい」(3月23日『レプブリカ(電子版)』のインタビュー)。つまりイタリアの感染者数は60万人を超えるだろうと推定されている。

イタリア北部のロンバルディア州に集中した原因は中国人の農業労働者の流入だった。しかも高齢者が自宅で死亡しても、死者にカウントされていない。
 英国ではチャールズ皇太子が検査で陽性反応。ドイツは緊急対策に1560億ユーロ(18兆7000億円)の拠出を決めた。 
 ロシアはいち早く国境を締めたが、やはり感染が拡大し、改憲の是非を問う国民投票の延期を余儀なくされた。

 イランでは、感染者が2万7000人を越えたが、聖地コムへの巡礼をやめなかったこと、モスクの礼拝における集団感染が原因と見られる。

 アジアに目を転じてもシンガポールで一日の感染者が73名と最悪記録、インドは13億の国民に外出自粛。生産活動の三週間停止を命じた。じつは海外へ出稼ぎで行っていたインド人94000人が帰国したことも懸念材料で、彼らは英国、米国、スペイン、伊太利亜からの帰国だった。スズキはインド工場の操業を停止した。

 マレーシアは4月14日まで外出禁止。インドネシアは観光地バリ島が閑古鳥、近付く「ラマダン」で感染の急拡大がありそうと懸念がひろがる。


 ▼「ソーシャル・ディスタンシング」(社会的な距離を置け)

 こうみてくると中国の感染、死者の数がいかに出鱈目か、おそらく発表の十倍だろうと
する推定がなりたつ。中国がいかに声高に「コロナを退治した。世界は中国に感謝せよ。習近平は英雄だ」などと虚言をならべても、各国が中国からの入国を拒否し、航空便を休止している。信じていない証拠である。
 
 ポンペオ米国務長官はG7の外相テレビ会議(3月25日)で、中国の「意図的な偽情報工作」を議論したと明らかにした。同長官はまた、記者会見で「中国共産党を含め全ての方面に完全な透明性が求められる。われわれは依然としてこの問題に直面しており、中国共産党は現在国内で起きていることに関する正しい情報を提供すべきだ」と強く警告した。

 コルデスWHO事務局長(元エチオピア外相)は「中国のポチ」、つねに中国よりの発言をしてきたため、解任要求の声があがっていた。ネットで署名を募ると忽ち50万人を越える署名が集まった。

 カナダ在住の渡辺惣樹氏からの通信によれば、北米は次のような状況だという。
「レストランも歯医者も閉まり、盛況なのは食料品を扱う店だけです。ソーシャルディスタンシング(社会的距離)なる新語があらわれ、人と人との間隔は2メートル以上に決められました。スーパーマーケットも店内でこの距離が保てるように入場制限です。
 トランプ大統領は休む暇もなく、タスクフォースと共に国民に状況を説明し、見えない敵との戦いの先頭に立っています」

そうだ。米上院院内総務のマッコネルは「二兆ドルの緊急支出は戦時下の政策だ」と語っている。

渡辺レポートを続ける。
「国民への一律現金給付に、民主党は1100頁もの条件書(民主党のアジェンダに同じ)をつけ、航空機の排出ガス規制(CO2削減)やらグリーン・ニューディール再開(太陽光エネルギーなどへの補助金)やらを要求するありさま。パンデミックを政治利用するやり方に、保守系のメディア、SNSは激しく反発しています。
 大統領選挙戦活動は休戦状態。ジョー・バイデンは「Where is
Joe?」と揶揄されるほどで、自宅に引きこもって時折、意味のない反トランプメッセージをホームビデオ発信しています。先日のCNNの中継インタビューでは、咳き込んだりして、インタビュアーのしかめっ面が印象的でした。
またCNNのコメンテーターの一人がトランプの指導をほめるという前代未聞の場面もありました。11月のリベラル勢力壊滅が一層現実味を帯びてきました」(引用止め)。

  □◇み◎○△□や○△□◇ざ◎○△□き△□◇◎  
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 
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(読者の声1))令和の鎖国。国も企業も、それぞれ得意な分野があるので、それを伸ばし、専門化し、世界の市場を独占し、最良で最低価格を提供し、世界がお互いに潤う、というリカード氏の「比較優位」経済論が近代の国際化を進めてきた。
この論理の欠点は、最優秀のみが必要とされ、2位、3位以下は生存できない、最優秀になれない国、企業も生き残れない、という仕組みである。
しかも最優秀者も極めて特化するので、専門以外の知恵も能力も失う。全世界が極小数の専門店・工場・国などに深く依存する。
その効率・能率のみを追い求めた結果の極端な脆弱性が今の「武漢菌世界大恐慌」の根本問題である。
 大昔には、家庭、村、部落などの集団は「自給自足」によって、能率は低かったが、人類は数十万年も生き延びてきた。
外部に依存・影響されない「自己完結的な組織」は、社会・文化的な仕組みとしても安定していた。江戸時代まで、各藩は、ほぼ完結し、あまり他の藩からの輸入・輸出には依存していなかった。長崎の出島からの海外貿易も僅かであった。
 候補者トランプ氏の始めた「アメリカ・ファースト」とは柔らかな鎖国政策と理解するのが正しい。
それを国際化の被害者、つまりほとんどの米国民が熱狂的に支持したわけである。
武漢菌は彼の方針が正しかったという強い証拠となり、鎖国は米国だけでなく、世界中の傾向となっている。
グローバル化によってあらゆる個別の文化・伝統・記憶が破壊され、「このまま行つたら「日本」はなくなつてしまうのではないかといふ感を日ましに深くする。日本はなくなつて、その代はりに、無機的な、からつぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、、」と、絶望された故三島由紀夫氏が、もし今の日本を見れば、「トランプに続け、鎖国だっ!」と激を発せられるのではないか。
明治以後150年間使い古した西欧の教典を、破棄する秋が来た。
本家帰り、復興、ルネッサンスの時代の始まり、と思えば希望が生まれ、苦労のしがいもある。武漢菌とは三島氏の悔恨・復讐を請け負った英霊の化身かもしれない。
(KM生)


(宮崎正弘のコメント)三島由紀夫没後五十年の節目、そうでうね。「武漢菌とは三島氏の悔恨・復讐を請け負った英霊の化身」です。

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(読者の声2)貴著新刊『新型肺炎、経済崩壊、軍事クーデターで、さよなら習近平』(ビジネス社)を拝読しました。スピーディで読みやすく、現在おきていることと同時進行なので、もの凄く詳しく世界情勢が書き込まれていて、エキサイトしながら読了、友人に回覧したいと思います。
   (FD生、千葉佐倉市)


◆【変見自在】支那ウイルス 

高山 正之
 

「スペイン人は足が地につくくらいの絞首台を作った。そこにインディオを13人ずつ吊るし、足許に置いた薪に火をつけて生きたまま吊るし焼きにした」

ドミニコ会司教ラスカサスが16世紀に著した『インディアスの破壊についての簡潔な報告』の一節だ。

新大陸に入ったスペイン人は確かに残忍だった。彼らは男たちを死ぬまで酷使し、働けない者は子供でも殺した。子を持つ女も一緒に殺した。

ただ処女は自分たちの慰みものにした。

カナンの地に入ったユダヤびとは先住のミディアンびとらを平定すると、男は殺し、男を知った女も殺した。ただ処女は「神ヤハウェからの贈り物」として兵士たちが分かち合った。

同じことをスペイン人がやった。結果、例えば今のメキシコ人は1割が白人で6割が処女のインディオに産ませた混血の民メスチソ。残りは深い森に逃げて生き残ったマヤ族ら先住民という構成だ。

中南米で行われた蛮行は北米に入った今の米国人たちもそっくり真似てインディアンをほぼ殺し尽くした。

白人はみな同じことをやってきた。ただラスカサスの本が出てから何故かスペイン人だけが「残虐な国民」と批判され続けた。

理由の一つにユダヤ人の意趣返しがある。

いわゆるレコンキスタ以降、スペイン人は多くのユダヤ人を異端審問にかけて殺した。トルケマーダは8千人を火炙りにした。

ユダヤ人はオランダに逃れ、そこでラスカサスの本を各国語に訳し銅版画までつけて出版した。

スペインの悪評は世界に知れ渡った。

スペインに遅れて植民地獲得に出た「オランダや英国がその悪評をスペイン帝国衰退の道具にした」(西尾幹二『歴史の真贋』)。

どこへ行っても悪評が待っていれば国民の士気は落ちる。かくて無敵艦隊がやられ、植民地は奪われ続け、新興の米国にも嘗められるようになった。

米国は19世紀末にどぎつく脚色した英語版ラスカサス本を出版し、スペイン人を「拷問好きで肉欲的な殺戮者」(ニューヨーク・ジャーナル社)と罵った。

その上で戦争を仕掛けてキューバだけでなくフィリピン、グァムも奪った。

米国はラスカサスで一番儲けた国になった。

400年続いたスペイン苛めは、それほど悪い人でもないフランコまで極悪の独裁者に仕立て、国連までスペインを「除(の)け者にするよう」決議した。

その少し前、第一次大戦末期に世界で致死性の呼吸器疾患が流行った。

日本では「流行性感冒」と呼んだ20世紀最悪のバンデミックで1億人が死んだとも言われる。

発生地はカンザス州の兵舎だとか西部戦線の塹壕だとか諸説があった。

最近、カナダの歴史学者マーク・ハンフリーが「支那発生で支那人が蒔いた」とする説を発表した。

それによると、大戦で働き手が不足した英仏が急ぎ苦力(くーりー)十万人を手配した。

彼らは太平洋を越え、バンクーバーから列車で大西洋側に運ばれ、再び海路で英仏に送られた。

その頃支那では肺ペストに似た病が流行り、日に50人が死んでいた。

苦力たちにも同じ症状が出て仏ノイエル・シュルメールの病院には「数百人の苦力が呼吸器疾患で死んだ」記録が残る。

この凶悪な流行病を何と呼ぶか。当時「カンザス病」とかも候補になった。

それを嫌がった米国がどうだろう、この際、世界の嫌われ者「スペインの風邪」にしては、と持っていったと言われる。

それから1世紀。武漢から汚らしい伝染病が世界に蔓延し、人命も世界経済も瀕死に追い込んでいる。

運び屋はスペイン風邪と同じ支那人。そこまではっきりしているのに習近平はとぼけ、支那外務省は米軍が持ち込んだと言い出す。

仮に発生地がカンザスだって構わない。

いま世界で一番恥知らずな嫌われ者は支那だ。それを「支那ウイルス」と呼んで何の不都合があるか。

出典:『週刊新潮』 令和2年(2020)4月2日号

    【変見自在】支那ウイルス

著者:高山 正之


松本市 久保田 康文さん採録