2008年08月27日

必読!◆逮捕するな いや逮捕せよ


渡部亮次郎

畏友秋山直紀(社団法人 日米平和・文化交流協会専務理事)が拘置所に縛られて1ヶ月が過ぎた。ところが最近入手した情報によると秋山逮捕は東京地検特捜部のチョンボの上塗りだった。しなくても良い逮捕を敢えて強行したものらしい。

<防衛汚職:秋山理事、山田洋行から25万ドル受領認める 参考人質疑で否定。

防衛関連企業からのコンサルタント料などを隠したとして所得税法違反(脱税)の疑いで逮捕された秋山直紀容疑者(58)が東京地検特捜部の調べに対し、防衛専門商社「山田洋行」から06年10月に25万ドル(約3000万円)を受領したと認めていることが関係者の話で分かった。「交流協会が行う事業の旅費や宿泊費などに使った」と供述しているという。

山田洋行では当時、元専務の宮崎元伸被告(70)=前防衛事務次官の守屋武昌被告(63)への贈賄罪で起訴=が退社し、「日本ミライズ」を設立。海外メーカーとの代理店契約(商権)をミライズに奪われることを恐れた山田洋行は、久間章生元防衛相の支援要請文書を秋山容疑者に託し、25万ドルを提供したとされる。

秋山容疑者は、今年1月の参院外交防衛委員会の参考人質疑で受領を否定したが、特捜部は8月13日、この25万ドルを含む約7300万円を隠したとして再逮捕。

関係者によると、秋山容疑者は最近、25万ドルの受領を認めたが、政治家への資金提供は認めていない。>毎日新聞 2008年8月22日 東京朝刊

実は、特捜部はすでに5月下旬に1度秋山の逮捕状を請求しようとしたが、上の最高検察庁から物言いがついて見送った。特捜部はこの時、東京地検特捜部が無理に3000万円の脱税額で秋山を逮捕しようとした。

脱税に関して任意捜査ではなく逮捕するには、脱税額が1億円を突破することが要件というのが慣例だから、特捜部は無理を通そうとしたわけだ。

最高検 3000万円では額が低すぎる。別件逮捕か。秋山を叩いて政治家を摘発できる決定打はあるのか。

特捜部 確かな立件情報はない。

最高検 ではダメだ。さらに脱税額を積み上げないと逮捕できない。

反対したのは最高検刑事部のトップである刑事部長を務め、7月1日付で東京地検検事正に就いた岩村修二だという。

岩村は、特捜部が八木部長が失意の内に転出した後、新部長ながら何も知らない佐久間達哉に脱税額を倍額の7000万円台まで積み上げたことを良しとし、秋山逮捕のゴーサインを出した。もはや政界ルートに及ばないのを承知である。

秋山と政界ルートをワンセットでやらせろと迫った特捜部長の八木宏幸には逮捕を許さず、7月14日付で八木と交代したばかりの右も左もわからない佐久間達哉に、淡々と脱税事件を立件させたのはなぜか。岩村と佐久間は言い得ぬ関係にあるのだそうだ。

「10年前、経営破たんした旧日本長期信用銀行の粉飾決算事件で元頭取らを逮捕したのが、特捜部副部長だった岩村。戦後史上最大のこの粉飾決算を主任検事として解明したのが佐久間。

岩村は当時『オレの後で特捜部を背負うのは佐久間しかいない』と岩村は当時から絶賛していた。

しかし2人が手がけた長銀事件は“国策捜査”の走りといわれたが、最高裁で7月18日、元頭取ら3人は無罪となった。岩村、佐久間の代失点が白日の下にさらされた。

「体制側によって決められた答え通りの逮捕劇を演じるのが、この2人の特徴。しかも、長銀事件で無罪を出してしまったことで、今後あらゆる事件を小さくまとめようとするだろう。その第1弾が政界ルートとは一切関係のないただの秋山脱税事件。

“最後の捜査派検事”と呼ばれた八木のような政界狙いの大胆な捜査など、もはや望むべくもない、とある司法記者。頑なな政界ルートへの扉をこじ開けて突き進む捜査など、今の特捜部には無理な相談なのだ、と訳知りは慨嘆した。

という事は逮捕の秋山氏は東京地検特捜部の「面子立て」あるいは「恥の上塗り」の犠牲者と言う事にならないか。秋山を叩けば政治家をふん捕まえられる、と秋山氏を舐めてかかった東京地検特捜部のチョンボ。

庶民は特捜検事を正義の剣士と信じているが、大学生活4年を六法全書暗記で費やし、社会的な常識を備えるいとまがないまま、「人をみたら泥棒と思え」という世界にドップリ漬かってきた人種。

元々「変人」でしかない。「権力を持っている」変人。「逮捕するな いや逮捕せ」無関係の民間人を3日も呼びつけて交通費は愚か日当も出さなくてもいいと考える馬鹿。

憲法で軍備を禁止しながら軍備を増強せざるを得ない自衛隊。それでいて装備、武器調達の情報収集力はゼロ。だから秋山が生まれ役に立ち、自衛隊は世界に伍してきたのだ。

それを脱税如きで罪を着せ裁くというのは天に唾する愚挙以外の何ものでもない。六法全書を知り祖国の命運を知らないものを本当の馬鹿という人を私は止めない。

中には常識豊かな人もいるだろうが、概して法匪という片輪人間。
桑原くわばら。         2008・08・25

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