2008年10月10日
◆巴里だより 「玄米VSまむし焼酎」
岩本宏紀(在仏)
<巴里おやじの健康術 第16回>
・週に数回が一日数回に
一週間の出張中一度も出ず、訪問先のトイレでやっと30cmの大物が出たが、水を流すと水位が上昇、あわやのところでやっと水位が下がり始め事なきを得たことを、3年前のビズ・ファミーユで告白した。
そのくらい重度の便秘体質だったが、我が家の食事が変わったことで劇的に改善された。肉をえびや魚に、白米を五分つき玄米にしたところ、週に数回だったものが一日一回、ときには数回に変わったのである。
それから4,5年後、単身生活が始まり白米に戻ったが、今も効果は持続している。
とはいえ不要なものを早く外に出すのは健康維持の基本。便秘予防のために朝食は穀物や植物繊維の多いコーンフレークにしている。それでも詰まり始めたかなと感じたら、マーシュ(mâche)という三つ葉に似た野菜を、ごま油と塩、胡椒で作ったドレッシングで食べれば完璧だ。
・馬鹿でなくても風邪を引かない
風邪への抵抗力、これも玄米食の効果だった。以前はひと冬に一度は熱で会社を休んでいたが、軽い症状で済むようになった。
馬鹿は風邪を引かないというけれども、他人の評価はいざ知らず、自分の知能が衰えたという自覚症状はない。馬鹿にならずに風邪に強くなった訳だ。
白米に戻って10年経った今でもそうだということは、4、5年続けた玄米食のおかげで体質自体が変わったのではないかと思う。
・まむし焼酎は控えめに
まむし焼酎はマクロビイオティク(禅式長寿法)には入れてもらえないだろうが、自分の体験を敢えて紹介したい。去年の夏、友人から彼の亡父の手作り品をいただいた。
鼻を刺す匂い、むせかえる味とアルコール濃度に閉口したが、ものは試し、ほんの少しだけ毎朝飲んでみた。
田七人参のように翌朝から効果が出ることはなかったが、一週間もすると少々無理をしようが、深酒をしようが翌朝の倦怠感がなくなった。
山口県の山奥で育った77歳の母にこのことを話すと、ファックスが送られてきた。
「そう言えば子どもの頃、目立たない軒にぶら下げてありました。女の子に食べさせると強くなり過ぎるので要注意と言われていたくらいですから、ほんのちょっとにしておきなさいよ。それから蛇の酒を飲んでいることは、絶対に外国の人には言わないように。」
この忠告を守り、一年で2升を飲み干した。友人はもう在庫が無いと言う。
さて次なる健康の友はいずこに。(完)
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