2008年11月27日

◆『頂門の一針』休刊のわけ

            渡部亮次郎(「頂門の一針」主宰)

私の主宰するメールマガジン『頂門の一針』を突然、10日間、休刊して数多の愛読者に迷惑を掛ける不始末を仕出かした。脳梗塞を発し、急遽、入院を余儀なくされたためだが、幸い早期発見、早期治療で、何の後遺症もなく、26日、無事、退院した。

可笑しなことだった。本人が「脳梗塞だ」と訴えているのに専門の脳神経医が否定、頚椎の異常を主張。「あなたの主張を否定する意味でMRIを撮りましょう」。結果は「アラ、右基底部に極小さいながら梗塞がありました。即時入院,約2週間の入院治療となります。

MRI核磁気共鳴画像法magnetic resonance imaging, MRI)とは、核磁気共鳴 (nuclear magnetic resonance, NMR) 現象を利用して生体内の内部の情報を画像化する方法である。

断層画像という点ではX線CTと一見よく似た画像が得られるが、CTとは全く異なる物質の物理的性質に着目した撮影法であるゆえに、CTで得られない情報が多く得られる。

右基底部に極小さいながら梗塞だと左手小指の先がしびれるのだと専門医。私はだから「脳梗塞だ」とさっきから訴えているじゃないですか。

2008年11月17日{月}の朝7時半ごろ、主宰するメールマガジン『頂門の一針』1383号の配信を終えたが、起きぬけから気になっていた左手小指、第1関節の痺れが治らない。糖尿病(持病)に伴う高血糖が続いたので合併症として、脳梗塞が起きたのではないかと疑った。しかし、掛かりつけである都内港区高輪台の「かんぽ高輪台病院」の内科医は否定。

最近、ご自身、心臓手術の体験から体験記を文藝春秋社から刊行するなど心臓・血管問題の権威といえるようになったNHK大阪{JOBK}時代の同僚記者石岡荘十(いしおか そうじゅう)氏に電話。彼は叫ぶように言った「それは間違いなく脳梗塞です。病院に早く行ってMRIを撮ってください」。

発症から既に3時間は過ぎていたが。脳の細い動脈をふさいだ
血栓を溶かす薬を点滴で注入開始。翌朝には痺れは解消、口や手足などのどこにも後遺症らいい物は残らなかった。先輩記者は脳梗塞による失語症を苦にして自殺したが、私は、なるほど、死に至る病の一つに72歳にして至ったが、外見上は全く健常者と変わらない状態で退院する事が出来たのは全く、不幸中の幸いといわなければならない。

脳梗塞(のうこうそく、cerebral infarction、別名:脳軟化症(のうなんかしょう))とは、脳に栄養を運ぶ動脈の閉塞、または狭窄のため、脳虚血を来たし、脳組織が酸素、または栄養の不足のため壊死、または壊死に近い状態になる事をいう。また、それによる諸症状も脳梗塞と呼ばれる事がある。

なかでも、症状が激烈で(片麻痺、意識障害、失語など)突然に発症したものは、他の原因によるものも含め、一般に脳卒中と呼ばれる。それに対して、緩徐に進行して痴呆(脳血管性痴呆)などの形をとるものもある。

日本人の死亡原因の中でも多くを占めている高頻度な疾患である上、後遺症を残して介護が必要となることが多く福祉の面でも大きな課題を伴う疾患である。ちなみに「脳軟化症」の名の由来は、脳細胞は壊死すると溶けてしまうため(「融解壊死」という)こう呼ぶ。

再発を避けるためには塩辛いとか、脂濃い食べ物を避ける、アルコールは自身で止められる程度。日本酒なら1日2合に制限された。一番害のあるタバコは30年前、イギリスのサッチャー首相(当時)のお陰で禁煙しているから問題ない。

脳梗塞といえばミスター・ジャイアンツ長嶋茂雄、「闇将軍」田中角栄氏を思い出す。長嶋さんは医者に掛かるのが遅れたことが致命傷となって後遺症が残ったし、角さんは血管の詰まった部位が悪くて手術も出来ぬまま娘に邪険にされて死んだ。

それを考え合わせると、私の場合は実にラッキーだったのだ。石岡さんは友達というだけでなく、命の恩人になった。

実は98歳、施設の個室の簡易トイレ上で即死した母親の死因は心筋梗塞か脳梗塞かはっきりしなかったが、DNAから逆に判断すると脳梗塞だったのではないか。2008・11・26
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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