2009年01月31日

◆真冬の目の健康「緑内障」

三木徳彦(眼科医師)

眼球の圧、すなわち眼圧(がんあつ)があがる病気を緑内障であるとされてきました。この眼圧は寒くなると高くなることが多いので、緑内障で治療により眼圧が日頃安定している人でも、冬にはまめに眼圧検査を受けて下さい。

視神経は、目から脳へ目の情報を伝達する太い神経で、眼球の奥から脳の底まで続きます。この視神経の様子は、瞳から目の中を覗く眼底検査で視神経乳頭として観察出来ます。

眼底検査で視神経乳頭に異常があれば、見える範囲の測定(視野検査)を行って、見えにくい部位(異常)があれば緑内障と判定されます。

この様な緑内障には、眼圧が上昇する種類と正常の種類があります。いずれにしても、点眼薬での治療が主体となりますが、時には手術が必要となる場合もあります。

また、この他に急激に眼圧が上昇する発作を起こす種類の緑内障もありますが、レーザーで虹彩を切開して予防が可能です。

緑内障にも、いろいろな種類があります。最近の研究によると、視神経が痩せて、視野の一部が見えにくくなる正常眼圧緑内障(NTG; Normal Tension Glaucoma)、急に眼圧が高くなる発作がおこる原発性閉塞隅角緑内障(PACG, Primary Angle Close Glaucoma)が、日本人に多いことがわかってきました。

無症状のことも多い緑内障ですが、視神経が一度傷むと回復しませんので早期発見、早期治療が重要です。40歳以上の人ではぜひ緑内障の検査を受けて下さい。<「おおさかシニアネット」から転載>

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