2009年03月10日

◆お薦め「メルクマニュアル」

石岡 荘十

ネット上の百科辞典が花盛りである。昔は、本棚にドーンと百科事典を取り揃え、休みの日などは、アトランダムにページを繰って「へー、そうなのか」と新しい知識を仕込んで悦に入っていたものだが、そんな事典がわが家から姿を消してもう久しい。

代って最近はほとんどの基礎知識は、ネットに頼っている。代表的なのは本メルマガ筆者にも出典としてよく引用されている「ウイキペディア」。

だがこの事典は、読者が継ぎ足し継ぎ足しして、ヴォリュームを重ねていくというネットならでの編集の仕方であるため、書き足した人の勘違いでか、初歩的な間違いを犯すことが少なくない。信頼性は今ひとつである。うっかり引用すると後で赤っ恥をかくこともある。

そんな中で、医療関係者が高い信頼を寄せているのが「メルクマニュアル」だ。一般の人の間でも、じわじわと“愛好者”が増えている。セールストークは<世界中の医療従事者が信頼を寄せる総合医学書。総合的な診断・治療マニュアルとして主要な疾病を網羅、症状から診断、治療法までを詳細にカバーしている>。

最新版は2006年、7年ぶりに改訂された18版。300人を超える世界の医師がそれぞれの専門分野について書き下ろしている。1899年の初版以来、17言語に翻訳、“診断と治療のスタンダード”として全世界で1000万部以上が利用されてきた。>。

あのアルベルト・シュバイツァーでさえ1913年アフリカへこの本を持っていったと伝えられている。日本語版は、万有製薬が非営利目的のサービスとして、オンラインで無料で提供している。 かつてはどこの家にもあった「家庭百科」に代わるのは一般向けの「家庭版」
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/index.html

で、たとえば「の」のところをクリックすると、「脳梗塞」の項目があり、下手なドクターのインフォームドコンセントで時間をつぶすより、はるかに分かりやすく、痒いところに手が届くような説明文が展開する。その「け」のある方は一度お試しあれ。お薦めする。20090303




この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック