川原俊明
最近、野党政治家が、検察・警察批判を軽率に口に出しています。
具体的には、民主党小沢代表が、秘書の逮捕をめぐって「国策捜査」と批判。
アイドルグループ「SMAP」の草薙(くさなぎ)くんが、飲酒のうえ、公園で全裸の醜態をさらし、公然わいせつ被疑事件として逮捕された事件。
この事件をめぐって、民主党鳩山幹事長が、逮捕・捜索に対する疑義を公言しました。
しかしながら、立法府に属する国会議員が、司法権を担う裁判所の関わる逮捕拘留手続きに平然と批判を繰り返していいのでしょうか。
マスコミを通じ、自分の影響力を行使して、司法を揺さぶろうとしている魂胆がみえみえです。
そもそも、日本国憲法は、司法・立法・行政と三権が分立し、互いに牽制し、尊重しながら、独裁国家を認めない体制がとられています。
にもかかわらず、小沢さん、鳩山さんは、国会議員の立場を使って、堂々と、司法権を行使する検察・警察を批判しているのです。
ましてや、捜査中の事件なのに・・・。
仮に、民主党が、政権を取ったのちでも、彼らは、こんなに堂々と、司法批判を口に出すのでしょうか。
もし、そうであるなら、彼らの政治家・国会議員としての資質を疑います。
そんな国会議員を代表者に据えているようでは、民主党は、責任政党にはなれません。かつて、検察は、ロッキード疑獄事件で、元総理大臣の田中角栄を逮捕し、裁判所は、有罪判決を言い渡しました。たとえ総理大臣であろうと、犯罪行為には、処罰が当然なのです。
それが民主国家というものです。
小沢民主代表、鳩山民主幹事長は、「野党ぼけ」しています。
(弁護士)
2009年04月28日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック