2010年01月20日

◆小澤氏の遵法感覚

渡部 亮次郎

小澤一郎と言う人は「世間」を恐れない点で、恐ろしい人だ。顔も恐ろしいけれど。これほどのブオトコは鏡の中以外に見たことは無い。問題になっている政治資金規正法というのは、「億」単位の「不正」でも「訂正」申告で「済む」と言う感覚が、もっと恐ろしい。

郷里秋田で、子供の怖がるものは「ナマハゲ」という鬼だが、小澤の面構えは「ナマハゲ」より恐ろしい。民主党支持の淑女のみなさんは「ナマハゲ」が大好き?

<「全面的に闘っていきたい」民主党大会で小沢氏。

16日午後1時過ぎに始まった民主党大会冒頭で石川知裕衆院議員らが逮捕された経過について説明し、「事務所も計算のあやまちや計算のミスはあったと思う。

しかし、こうした間違いはこれまで報告の訂正といったもので許されてきたものだ。今回はなぜか最初から逮捕・強制捜査という経緯をたどった。そのことに納得のできない思いだ」と述べた。

さらに「土地の購入をめぐって不正の資金を取得して購入費にあてたと報道されているが、不正なお金を使ったものではない」と自らの潔白を主張した。>1月16日14時45分配信 読売新聞

産経新聞ワシントンの古森記者も指摘していたように、東京地検特捜部といえども、鳩山首相を頂点とする政府の一翼に過ぎない。小澤が検察庁という権力と闘い続けるという事は、鳩山政権と闘い続ける事に他ならない。

鳩山首相もまた「戦い続けてください」と言って激励したことになっているが、自分の敵を励ますとは、やはり「友愛」は特別な哲学なのだろうか。

報道によれば、東京地検は、その後も小沢氏に対して参考人としての出頭を求めているが、小澤側に出頭に応ずる動きは見られない。

尤も、動きがあるのかないのか、記者たちは恐ろしがって聞くことをしていないようだ。

小沢氏の師匠の一人は田中角栄だったと言うが、角栄はここまで孤高を守れなかった。彼は、人間的魅力でカネを獲得し、そのカネで政治家や役人を篭絡して権力を手中にした人だった。

私自身は彼のためにNHK中途退職する破目になったが、彼の人間的魅力は否定するものではなかった。しかし小澤には人間的魅力を感じる人は何処にもいない。秘書たちも恐れ慄いてひれ伏すだけだ。

衆議院議員に当選以来、彼は様々な人を魅了し、ひきつけ、側近集団を作り、壊してきたが、古い側近の議員たちのすべてが離れて行っている。これまた特異な現象といわなければならない。

しかも、検察庁にこれほど疑われるほどの「蓄財」の合理的な理由が、どうしても分からない。「世間」も理解できないと世論調査は語っている。或いは、角栄よりも不幸な晩年を見るのではないか。文中敬称略
                        2010・1・19

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