2010年06月02日

◆「認知症」には「散歩」が一番

毛馬一三

最近、仕事のことが気になってイライラしたり、些細なことで怒りっぽくなることがある。「老人性うつ病」ではないかと思うと、余計に苛立ちが増してくる。

そんな折、向市眞知氏(医療ソーシャルワーカー)が、下記の11症状が半年以上続いていた場合には、「認知症の症状」と思って専門病院へ行くべきと助言してくれていたことを思い出した。

住友病院神経内科の宇高不可思医師による「こんな症状があったら要注意!」の11項目だそうだ。

それによると、

1、同じことを何度も言ったり聞いたりする
2、ものの名前が出てこない
3、置き忘れやしまい忘れが目立つ
4、時間、日付、場所の感覚が不確かになった
5、病院からもらった薬の管理ができなくなった
6、以前はあった関心や興味が失われた
7、水道の蛇口やガス栓の閉め忘れが目立つ
8、財布を盗まれたといって騒ぐ
9、複雑なテレビドラマの内容が理解できない
10、計算のまちがいが多くなった
11、ささいなことで怒りっぽくなった

私自身、どうも2、3、4、11が該当する。歴史に登場する人物の名前が出てこないことが多い。大切な「資料」を大事に保管すると、その保管場所を忘れ、大騒ぎとなる。時間の感覚も薄れてきた。2,3,4の症状は「認知症」だと理解できるが、まさか11項の怒りっぽくなつたのが、「認知症」症状に当てはまるとはショックだった。

向市眞知氏によると、
<やる気がおこらない意欲の低下もそうだし、ものごとを考える思考力や判断する力、そして手順よくし処理する実行力の低下も認知症の症状。

認知症高齢者自身の不安は、時間や場所がわからなくなったり、体験そのものを忘れていく中で暮らしているので、自分以外の外界のすべてが不安要因になってしまう。

また「まだらボケ」とか言うが、「正気の時もあるからやっかいだ」と表現される場合もある。しかしそれは逆で、やっかいと考えるのではなく、正気の部分があるのならその正気の部分を生かして日常生活を維持するように仕向けるべきだ>、という。
 
その上で、向市眞知氏は
<「認知症と言ってもしかたない」と決めつけるのは悪循環。「認知症」の方の感じる外界への不安を考えると、情報が遮断されると余計に不安が大きくなる。

不安が増幅すれば、怒りぽっくなる。そのためにも、どしどし情報を与えることが、不安の軽減につながる。そのためには外出が最適>だという。

つまり「認知症」には「散歩が大きな効果」があると向市氏は助言してくれている。外界の空気は聴覚、視覚、嗅覚への刺激になり、脳の活性化につながるからだそうだ。

そういえば、いらついて寝つきが悪かったり、些細なことに朝から腹を立つときなど、愛犬(ノーホークテリア・6歳)と朝の散歩に小1時間ほど出かけて、思い切り新鮮な朝の空気を吸い込むと、たしかに気持ちは軽くなり、むしろやる気が湧いてくる。

散歩の途中、愛犬仲間と朝の会話を交わすことも、同様な効果がある。仲間との会話は、脳の活性化に効果がある。

怒りっぽくなっるのが「認知症」の症状だとは、思いもよらなかった。これからは毎朝のワンちゃん散歩の時、思い切り深呼吸をしながら、聴覚、視覚、嗅覚へ刺激を与えことに専念しよう。(了)

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