2010年07月12日

◆ 言い訳「悪」菅に「No」

渡部亮次郎

参議院の開票速報を見ていたが、自分の予測と余りにも一致していたので、
焼酎を1杯、余計に呑んで、寝てしまった。「有権者は言い訳ばかりする
「悪」菅にNoを突きつけたのだ、日本人は賢い)と夢うつつに考えていた。

菅はト書きを失くしたヘボ役者である。半生、他人の揚げ足取りをして、
とうとう首相の椅子をモノにしたが、さて、自前の芝居をするにも
シナリオがない。

カナダのサミットに行って「中国(共産党)を招け)と提案。恥をかいた。
サミットこそは民主主義、資本主義大国の牙城なのだから、各国首脳が
菅の発言を無視したのは当然だった。

菅は自らの発言のバカらしさに気づいて愧じた。

財務大臣になってみて「ギリシャ」問題の意味を官僚に聞かされて初め
て知った。ならば財政再建をしない日本は第2のギリシャになる。消費
税を上げるしか方法は無い。

そこへ自民党が10%を提案。これまでは攻撃するところを、「オンブオ
バケ」宜しく尻馬に乗った。自分用のシナリオが無い方である。

「消費税」と言っただけで有権者は反発する。特にばら撒き政策の恩恵
を蒙らない年寄り家庭は激しく反発した。反応に驚いた菅は慌てて言い
訳を始めた。年寄りは「言い訳」が嫌いな世代だ。菅は負けた。

「政権交代」は今や嫌われている。有権者は反省しているのだ。ただし
旧政権党の自民党は余りにも粗末と改めて分かったから、直ちに民主党
を見捨てないだろうが、その信頼度は極度に低下している。

しかもだ、この敗戦を自らの復権に利用しようと狙っている人が秘策を
練って菅の足元を狙っている。小沢だ。イチカバチかの「内戦」を挑む
はずである。選挙結果より、もっと面白いのが民主党の内戦だ。民主党
は分裂に向かっている。(文中敬称略)2010・7・12

■本稿は7月12日刊全国メルマガ「頂門の一針」1976号に
掲載されたものです。卓越した政治評論をご拝読下さい。

◆<1976号・目次>
言い訳「悪」菅に「No」:渡部亮次郎
「日の丸」「君が代」嫌いの首相?!:古森義久
外国人参政権―朝日の暴論再び:東郷勇策
バブル崩壊に向かう中国経済:伊勢雅臣
沈没か、それとも増税か:平井修一
話 の 福 袋
反     響
身 辺 雑 記

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 http://www.max.hi-ho.ne.jp/azur/ryojiro/chomon.htm

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