2010年07月15日

◆巴里だより 「あせもと鼻血」

            岩本 宏紀(在仏)

o0500037510632408834[1].jpg

夏が来ると思い出す。

小学生の低学年まで、あせもがひどかった。
風呂上りのぼくにに母親が首のまわりにつけてくれたのは、
「てんかふ」という白い粉。パウダーだ。
肌が一時的にさらさらになって気持ちよかった。

眠りに落ちてしばらく経つと、
口の周りが濡れて目が覚めることが多かった。
ときには枕まで赤く染まった。
鼻血である。
母親がよもぎを摘んできて、絞った汁を
水で薄めて塩を加え、飲ませてくれたような
気がする。ぼんやりした記憶だ。

暑い、暑い50年前の広島の夏の思い出である。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。