2010年07月16日

◆衆参とも議長は日教組

渡部亮次郎

産経の総理官邸キャップの阿比留瑠比さんが15日のブログで重大なことを指摘している。民主党参議院議員会長輿石 東氏が今回の選挙で辛勝できたのは、地元山梨で、こともあろうに、公明党、創価学会と票のバーター取引をしたためであり、公明党が「参院議長は民主党から」と言っているのは明らかに輿石議長案を支持したものだ、と。

<山口那津男代表は12日、「(比較第一党の)民主党から議長を出すべきだ」と表明したのです。みんなの党の渡辺喜美代表が真っ先に、議長は野党から出そうと呼びかけていたにもかかわらず、です。

この山口代表の姿勢を見て、私は今年3月に覚えた「厭な予感」を思い出しました。ある意味、「点」が「線」としてつながったなと。

それは、2月26日に、小沢氏が都内のホテルで公明党の支持母体である創価学会の首脳クラスと会談し、その席に輿石氏が同席していた件です。

産経は3月2日付の紙面でこれについて「参院選後の民主党と公明党との連携も視野に入れながら、選挙協力の可能性についても意見交換したとみられる」と報じていました。

私個人は、「北教組による違法献金事件などで選挙が苦しくなった輿石氏が、何らかの譲歩、歩み寄りを条件に学会に票提供を要請したのではないか」と思っていました。実に厭な感じだと。>

情報によれば、この点について民主党最大の実力者小沢一郎前幹事長はかねてから「次の参院議長は当選してきたら輿石」と漏らしていた。だからこそ「2・26」会談に輿石氏を態々伴い、創価学会幹部に紹介し、万一の時の「バーター」の道を担保したのである。

阿比留瑠比さんによると、この事実を裏付けるように、読売新聞の山梨版は《… 3745票の僅差(きんさ)で3選を果たした輿石氏の支持組織の中核は、出身母体でもある山教組だ。

山教組には「3日選挙」の伝説がある。「劣勢な選挙も短期間でひっくり返す」ほどの組織力を持つというわけだ。

だが、北海道教職員組合の違法献金事件などで、「先生と選挙」への世間の視線は厳しくなり、今回の参院選は、現職教諭の動きは鈍った。代わって法的に選挙活動の制限がないOBを中心に活動したが、結果は自民党の新人、宮川典子氏(31)にぎりぎりまで追いつめられた。

輿石氏陣営は今回、別の組織票を頼った。公明票だ。

「バーターしませんか」

輿石陣営幹部が複数の公明党議員らの自宅を訪ね歩いていた。同党が山梨選挙区の「自主投票」を表明した6月17日以降のことだ。

輿石陣営が「比例は公明」を指示する代わりに、公明支持者に「選挙区は輿石」を依頼するという非公式の選挙協力の打診だった。

ある公明党市議は証言する。「バーターに応じた。自民党側からは何の働きかけもなかったから」

読売新聞の参院選出口調査にも「バーター」の効果が見て取れる。公明支持層の約5割が宮川氏、2割以上は輿石氏に投票していた。今回、公明党の比例選の得票は4万7646票に上った。(中略)

だが、山教組幹部は意気盛んだ。「宮川氏を支持した自民党県議は来春の県議選で落選させる。選挙の恨みは選挙で晴らす」

山教組が再び「選挙集団」に戻るのかどうか。それを決めるのは現職教諭たちだ。》


阿比留瑠比さんは「こういう選挙協力の実態があればこそ、山口代表の『議長は民主党から』発言が飛び出したのかな、とも考えさせられます。そりゃ、せっかくの輿石氏とのパイプは手放したくないでしょう」と指摘している。

他方、自民党は仲間割れしていて、とても議長獲得で野党統一戦線など組めル体勢でない。初めから議長は無理と見て副議長を狙う人もいたりするから、民主党に舐められるばかりだ。

民主党内は敗戦処理もあり、9月の代表選挙を目指した主導権争いで戦闘力をそがれたまま。菅首相は小沢氏の意向に背いた議長候補は用意できないだろう。だから余程のことが起きない限り次期参院議長はも輿石東氏で決りだ。

そうなれば、横路孝弘衆院議長(父の節雄氏は北海道教職員組合の結成に携わり、日教組副委員長も務めた)と合わせて、衆参両院議長を日教組の組織内議員が独占するという異常事態となる。

衆参両院議長は、首相、最高裁長官と並ぶ日本国の「三権の長」であり、皇室会議のメンバーにもなります。その4人のうち2人までも、長年、国旗・国家反対運動を続けて国を貶め続けてきた日教組という特定政治団体の組織内議員が占めるわけだ。。こんな笑えない喜劇は滅多にありません。こんなことを国民が望むでしょうか?阿比留瑠比さんならずとも嘆かわしいかぎりだ。2010・7・15

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック