2011年04月12日

◆小沢氏系に「菅降ろし」の声も

渡部 亮次郎

統一地方選挙における民主党の大敗は予想通りだった。内紛を繰り返すなか、鳩山ルーピーに続いて登場した菅首相は、頭の中が空っぽのパフォーマンス屋。東日本震災という国難に全く対処能力の無いことを日々晒しているさなかの選挙だったから、有権者の大半が怒りを民主党にぶつけた選挙だったから当然の結果だった。

菅に対立する若手中心の小沢系から菅退陣を求める声が公然と出るのはこれまた当然のことだ。特に民主党に担がれたはずの西岡参院議長まで退陣を求められるようになっては、しがみつきの菅ももはや容易ではな
い。

だが、大震災の復興策も固まらない中での菅降ろしは紆余曲折を辿るだろう。

<民主敗北、政権に打撃=小沢氏系に「菅降ろし」の声も【統一選】

10日の統一地方選前半戦で、民主党は自民党との対決型選挙となった知事選などで相次いで敗北、菅政権にとっては手痛い打撃となった。

民主党幹部は「厳しい結果だ」と深刻に受け止めている。東日本大震災や福島第1原発事故の対応が長期化する中、直ちに菅直人首相の進退に発展する可能性は低いが、民主党の小沢一郎元代表に近い議員からは、首相や岡田克也幹事長の責任を問う声も出ている。

民主党の岡田幹事長は11日未明、選挙結果について「非常に残念だ」と肩を落としたが、自らの引責辞任は否定した。

一方、自民党の石原伸晃幹事長は10日夜、「国民は、菅政権にハンドリングを任せて大丈夫か、ということを示したのではないか」との見方を表明。

公明党の山口那津男代表は「菅政権は国民の評価を得られなかった。震災に対する評価が今回の選挙に表れている」と指摘した。

民主党は12都道県知事選のうち、自民党推薦候補と対決した北海道、三重両知事選で敗北。首相のお膝元の東京都知事選は自主投票で不戦敗となった。

党執行部は「国政と地方選とは別」(党幹部)としているが、昨年9月の菅改造内閣発足後、主要な地方選では敗北が続き、大震災や原発事故の対応でも指導力不足と批判され、小沢氏系議員からは「最低でも幹事長の責任は免れない」「首相を降ろすしかない」などと悲痛な声が出てい
る。

ただ、今は被災地の復旧・復興対策が急務で、「菅降ろし」には動きにくい状況だ。民主党ベテラン議員は「復旧・復興のための2011年度第1次補正予算の成立までは菅政権で可能だが、その後の第2次補正成立まで乗り切れるかどうか」との見方を示す。

党幹部の1人も「すぐに首相に『辞めろ』とはならないだろうが、じわりと選挙の影響は出てくる」と語った。(続)>
時事通信 4月11日(月)0時52分配信

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