2011年05月15日

◆山科だより「近辺の資料館・博物館F」

渡邊好造


DB49.jpg
京都市山科区の東隣りは滋賀県大津市。大津市は京都市に比べてロ-カル色が強い。しかし、日本一の水がめ琵琶湖の余禄と都会を逃れた多くの企業群に支えられ、大津市はもちろん滋賀県全体は京都よりはるかに裕福なのである。

住民税、水道代など公共料金は京都より安いし、道路は縦横に巡らされ完璧、大津市にはオペラハウス(滋賀県立芸術劇場びわこホール)、長浜市にはド-ム球場もある。

ちなみに、大津市のオペラハウスは、国内有数の設備を誇り、オペラ、クラシック音楽、バレー、演劇などが催される。

3〜4面の舞台のある本格的なオペラハウスは、日本には東京の新国立劇場を初めとして8つしかなく、そのうち関西には2つ、兵庫県立芸術文化センター(西宮市)とここ大津市のオペラハウスである。

そんな注目の滋賀県には公私営あわせて数多くの資料館・博物館がある。今回はそのうち山科に隣接する大津市の公営舘4舘を紹介する。

1)「大津市歴史博物館」 ・運営=大津市 ・所在地=大津市御陵町
・入館料400円、高大生300円、小中生200円 ・9〜17時、月休(祝翌日)  ・JR湖西線大津京駅徒歩15分

平成2(1990)年に開館。安藤広重の近江八景画、350年前(江戸時代)の大津の復元模型、大津に関する各種の映像などがみられる。

関西ではローカル都市としてしかみられていない大津市だが、天智天皇が都をおいた由緒ある地区で、歴史の1ページを大きく占めていることがよくわかる舘である。なお、天智天皇は西隣の山科がお気に入りで、度々訪れているうちに最後は山科で行方不明になり、後に山科陵(天智天皇陵)が造られ今日に至る。

2)「大津市科学館」 ・運営=大津市 ・所在地=大津市本丸町 ・展示ホ-ルのみの入館料100円。プラネタリュ-ム400円、小中高生200円 ・9〜16時30分  ・プラネタリュ-ムは土曜2回、日曜3回   ・JRびわこ線膳所駅徒歩20分、または京阪電車浜大津駅のりかえ石坂線膳所本町駅徒歩5分

昭和43(1968)年に開催されたびわこ大博覧会のテ-マ館を活用して同45年に開館した。
琵琶湖の成立ち、生態系、自然環境に関する展示があり、最大の目玉は宇宙の神秘をさぐるプラネタリュ-ムである。開館同年に開催された大阪万国博とともに話題になった舘である。

3)「滋賀県立近代美術館」 ・運営=滋賀県 ・所在地=大津市瀬田南大萱町
・入館料350円、高大生250円、小中生120円 ・9〜17時、月休(祝翌日) ・JRびわこ線瀬田駅のりかえ帝産バス文化ゾ-ン前停留所徒歩5分

近代日本画や昭和20(1945)年以降のアメリカの現代美術が展示されている。横山大観、速水御舟、大津市出身の女流画家・小倉遊亀らの作品が目玉。

4)「水のめぐみ舘アクア琵琶」 ・運営=国交省琵琶湖河川事務所、資源機構琵琶湖総合開発事務所 ・所在地=大津市黒津 ・入館料無料 ・9〜17時、火休(祝翌日) ・JR石山駅から京阪バス のりかえ南郷洗堰停留所徒歩5分。

平成4(1992)年開館。琵琶湖の治水、利水、水環境を学べる。(完)

写真は、大津市のオペラハウス。 
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。