2011年05月28日

◆手続きミス多発の裁判所の喝!

川原 俊明

司法の一翼を担うべき裁判所。
裁判所の作成した呼出状一つにしても、権威があるべきです。以前は、あった、と思います。
最近の判決書や呼び出し状。いい加減にしてくれ、と思うほどに間違った記載が多々見受けられます。

時節柄、裁判所の新人研修の甘さが原因なのでしょうか。判決書の当事者欄の名前に誤記があった。被告の住所記載が間違っていた、など・・。

記載の間違った判決文を執行裁判所に提出しても、強制執行はできません。それほどに裁判文書の重要性が理解されず、裁判所書記官が、少し気を付ければ訂正できるような簡単な誤記の存在が目につきます。

裁判所の書記官諸君。君たちは、裁判所の権威をなくすつもりでしょうか!!!

いくら新人書記官であろうと、一文字の過ちですら、許されない職場であることを認識していないのでしょうか。たった一文字の誤りの存在によって、その判決文では、強制執行ができません。

仮に、更正決定の申立により修正が可能だとしても、その手続きのため、時期遅れの執行となり強制執行が空振りとなりかねないのです。自分たちのチェックミスによって、会社の命運に関わることがある、ということを理解すべきです。

我が事務所に依頼者が持参された呼出状に、出頭法廷場所に明らかな誤記が発見されました。
期日呼出状には、大阪地裁1102号法廷、と書かれていました。当事務所職員が、その法廷に出向いたところ、この法廷では、朝から、開廷された形跡がなかったのです。

担当部書記官に確認したら、呼出状の誤記で、別の法廷で裁判が開かれていることがわかりました。
職員が、本来の法廷に駆けつけたら、すでに裁判は終了していたのです。このまま放置していたら、「欠席判決」で処理されます。おそろしいことです。

最近の、裁判所。自ら、司法の権威を崩すことをしています。たとえ新人書記官の第一日目の仕事であったとしても、それは、プロとしての仕事であることを、裁判所は教育すべきでしょう。
(弁護士)


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