2011年06月27日

◆今年も届いた「八女茶の新茶」

毛馬 一三

日本の銘茶「八女茶」の生産地は、福岡県八女郡星野村で、私の祖母の生まれ故郷。それがもとで、子供の頃から朝夕「八女茶」ばかり常飲している。煎茶や玉露を飲むと、香ばしい匂いと独特の甘味に魅せられて、郷愁と幸せな予感がどっと沸いてくる。

5月の一番茶の時期になると八女茶生産元の祖母の実家から、注文した1年分の八女茶の煎茶と玉露が送られてくる。今年もこのほど届いた。

しかし、この「八女茶」つくりに長年携わってこられた祖母の親族が昨年亡くなられ、今年の「八女茶の新茶」は、その遺族の手によるものだった。ご存命中のお元気なお声が聞こえて来るようで、折角届いた「新茶」なのに、胸が詰まって、まだ試飲もしていない。

「八女茶」は70度位に冷ましたお湯を、茶葉を入れた急須にゆっくり移し、3〜4回ゆっくり左右に回したあと湯飲みに注ぐ。そこで飲み始めると、文字通り筆舌に尽くせないまろやかな風味と甘みが、他茶より濃く口内に広がり、至福の瞬間が現れる。

しかも茶に含まれるカテキンの成分が、ここ10年位の研究で抗ガン作用と抗微生物作用に効果があることが明らかになったため、わたしも健康維持のため「八女茶嗜みの習慣」は絶やさない。

八女茶の他にも、全国には有名な茶の生産地がある。

<愛知県(三河茶)、茨城県、(奥久慈茶、猿島茶)、鹿児島県(かごしま茶)、京都府(宇治茶)、岐阜県(美濃茶)、熊本県(肥後茶)、高知県(土佐茶)、埼玉県(狭山茶)佐賀県(嬉野茶)、滋賀県(近江茶)、静岡県(静岡茶)、長崎県(彼杵茶)、奈良県(大和茶)、三重県(伊勢茶)、宮崎県(日向茶)、がある>
(日本茶博物館www.kaburagien.co.jp/museum/museum/index.php - 14k -)

京都府(宇治茶)、佐賀県(嬉野茶)、静岡県(静岡茶)、長崎県(彼杵茶)、奈良県(大和茶)は過去に飲んだことがあるが、それなりに芳醇で美味な緑茶だったという印象がある。

ところで下記のような新聞記事のスクラップが出てきた。

<緑茶を1日に7杯分ほど飲むことで、糖尿病になりかかっている人たちの血糖値が改善することが、静岡県立大などの研究でわかった。健康な人で緑茶をよく飲んでいると糖尿病になりにくいという報告はあるが、高血糖の人たちの値が下がることを確認した報告は珍しいという。

血糖値が高めで、糖尿病と診断される手前の「境界型」などに該当する会社員ら60人を対象に緑茶に含まれる渋み成分のカテキンの摂取量を一定にするため、一旦入れたお茶を乾燥させるなどして実験用の粉末を作製。

これを毎日、湯に溶かして飲むグループと、飲まないグループに無作為に分け、2カ月後の血糖値を比べた。

平均的な血糖値の変化を、「Hb(ヘモグロビン)A1c」という指標でみると、緑茶粉末を飲んだ人たちは当初の6.2%が、2カ月後に5.9%に下がった。飲まなかった人たちは変わらなかった。飲まなかった人たちに改めて飲んでもらうと、同じように2カ月間で6.1%から5.9%に下がった。

2グループで体格や摂取エネルギーなどに差はなく、緑茶からのカテキン摂取量が血糖値に影響したらしい。1日分の緑茶粉末は一般的な濃さの緑茶で湯飲み(約100ミリリットル)約5杯分のカテキンを含み、緑茶粉末を飲んだ人では普通に飲んだ緑茶と合わせ1日に約7杯分のカテキンをとっていた。

研究の中心で、今春に静岡県立大から移った吹野洋子常磐大教授(公衆栄養学)は「運動などの生活習慣改善とともに、食事の中で積極的に緑茶を取り入れてほしい」といっている>。

前記の様にカテキンが抗ガン作用に効果が在ったり、良質な緑茶から抽出されたポリフェノールはビタミンEの10倍、ビタミンCの80倍というすぐれた抗酸化力を持っているといわれているが、緑茶7杯の飲料で高血糖の人たちの値が下がることを確認した報告には驚かされた。

わたしの周りで糖尿病で悩んでいる先輩、知人が意外に多い。一日緑茶7杯の常飲で高血糖の人たちに効き目があるというから、緑茶の常飲を勧めたい。お茶の嗜みは、心の安らぎも導いてくれる筈だからだ

余談だが、最近ご縁があって、わたしの主宰するNPO法人の理事になって頂いた平井孝明氏(音楽家)が、なんと福岡県八女市星野村の出身で、実家では以前「八女茶」つくりをやっておられるという。

まさか、遥かに遠い九州の同じ実家同士が、大阪で、しかも同じ志を持ち寄ったNPOの下で出合うなんて、ビックリ以外の何者でもなかった。

ひょっとしたらその昔、祖母の生まれ故郷の星野村のご先祖たちが、わたし達より先に「親密なお付き合い」をしていたかもしれない。そう思うと同じ生まれ故郷の有名なジャズ音楽家と偶然にも出合ったことに改めて驚かされ、世間の縁の狭さを実感したものだった。(了)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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