2006年01月31日

◆交通機関も多機能カード時代へ

           大阪市交通局総務部企画課

(財)大阪市交通局協力会が、株式会社スルッとKANSAI、三井住友カード株式会社、トヨタファイナンス株式会社と提携した画期的な多機能ICカード「OSAKAPiTaPa」を、いよいよ2月1日からスタートさせた。

これにより、関西私鉄・JR西日本とも連携しながら大阪市営地下鉄・市バスなどの関西の公共交通機関が、いよいよ多機能カード時代へと入っていく。
 
このカードは、タッチするだけで地下鉄・バスなどの乗車やショッピングがポストペイ(後払い)で利用できるPiTaPa機能やクレジットカード会社が提供するクレジット機能、各種の提示割引サービスだけでなく、クレジット利用額に応じてたまるポイント相当分の金額を自動的に鉄道・バスなどの交通乗車料金から割り引くサービス「楽楽キャッシュバック」を全国で初めて導入するなど、魅力的なサービス満載となっている。
 このICカードシステム(OSAKAPiTaPa)は、ポストペイ(後払い)を採用し、交通乗車だけでなくショッピングでも利用できるこれまでにない乗車券であること、交通局のPiTaPa料金サービスとして、これまでにない利用すればするほど割引率が増える「利用額割引」を採用している。
 
 ウリは、なんと言ってもPiTaPa機能とOSAKAPiTaPaの魅力である。そのPiTaPa機能も、新たにJR西日本のICOCAエリアでも利用してもらえる(1月21日から)ことが加わったことだ。

重ねていえば、OSAKAPiTaPaの魅力的なサービス内容が、クレジットで付与されるポイントを自動的に地下鉄・バスなどの交通乗車料金から割り引く「楽楽キャッシュバック」が付加されていることなどである。
 
このような背景をもとに、現在の乗車券とOSAKAPiTaPaとを比較していただき、そのメリット等がすぐに理解できるよう、膨大な記載内容から必要なページに簡単にアクセスできるような機能性を持った項目分け、ページ分けを行うこと等に留意した48ページからなるガイドブックを作り配布しており、是非ご覧頂きたい。

 繰り返せば、交通局が採用する運賃割引サービス「利用額割引」、OSAKAPiTaPaのクレジットポイントの交通料金への自動還元「楽楽キャッシュバック」は、いずれもこれまでの交通機関の乗車カードでは考えられない画期的なサービスである。 

このため、「ひとあしお先にOSAKAを楽しむ大人のフリーマガジン」をキャッチコピーに、昨年暮、新たな情報誌「OPPi(オッピ)」を発刊。2月1日に2号を発刊した。

今年の2月1日号を経て、4月からは月刊誌として魅力ある「OSAKAPiTaPaライフをぴあ」とともに、利便性を喜んでもらえる同カード機能の周知をさらに図っていきたいと考えている。

 関西の交通機関もいよいよ、「新しい多機能ICカード」時代に仲間入りする。「OSAKAPiTaPa」が2月1日から参入することによってその勢いは一挙に加速されそう。
 
この「新しい多機能ICカード」導入によって、市民・利用者に十分ご満足いただき、市民・利用者の毎日の生活が「毎日が、簡単!おトクに!」なるよう念じて止まない。
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