2012年07月01日

◆民主分裂へ…小沢氏ら2日離党

渡部 亮次郎


輿石が民主党の分裂に恐れおののいているのは、分裂すれば民主党は参議院で第1勢力から脱落する結果、己の「参議院議長」の夢が絶たれるからであることが暴露された。

その夢を絶たれないよう、小沢と2日も会談する予定らしいが、すでに小沢自身、知恵の無いことを暴露しているから会談を何度やっても問題は先に進まない。

それを見てとったかのように野田首相は30日、小沢ら造反者の処分に敢えて触れ2日には厳正処分の方針を明らかにすると表明した。これで輿石も道を断たれ、小沢は離党せざるを得なくなった。

<民主党が、2日に分裂することが確実となった。

野田首相は30日、社会保障・税一体改革関連法案に関する26日の衆院本会議採決で反対票を投じた小沢一郎元代表ら造反議員に対する処分問題で、2日に党役員会を招集して処分を発議する意向を表明した。

輿石幹事長による小沢氏への慰留工作を事実上打ち切る考えを示したものだ。小沢氏も党内にとどまることは不可能と判断、離党届を同日提出して新党結成に動き出す方針で、離党者の規模は衆参合わせて50人超にのぼる見通しだ。

首相は、東京・内幸町の帝国ホテルで開かれた読売国際経済懇話会(YIES)で講演し、小沢氏らの処分について「役員会で発議をし、常任幹事会で承認・決定し、倫理委員会に諮る。来週早々にも役員会を開く」と述べた。

「党のルールにのっとって厳正に対処する。私も役員会に出て方向性を出す」として、自ら処分を主導する考えを表明した。>
読売新聞 7月1日(日)3時21分配信

しかし、離党、新党結成でも小沢に展望は無い。「連合」の支持を失っ無党派層」の支持に期待をかけているようだが、各種世論調査では小沢支持は10%台にすぎない。その政治力に国民は一致して疑問を持ち出している。それなのにそれに気づこうともしないその無神経さにあきれているのだ。

「消費税を上げる前になすべきことがある」と言うのが野田首相への反対理由だが、自身、鳩山政権の幹事長時代「政府の無駄を絞れば16・8兆円ぐらいすぐ出てくるといいながら出せなかったではないか。
                        (文中敬称略)

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