2013年02月07日

◆対テロリスト訓練 をしてから渡航

西村 眞悟


2月5日、事務所にニシム・ベンシトリット駐日イスラエル大使の訪問を受けた。まず大使は、イスラエルを代表してアルジェリアでテロの犠牲になって亡くなった10人の日本人に対して哀悼の意を表した。

そして、我が国ではこの惨事があってもあまり指摘されていないことを言われたので、ここで紹介しておきたい。アルジェリアでテロリストに襲われた日本人は、咄嗟にテロリストに如何に対処するか、全く訓練を受けていなかったようだ。

それに対してフランス人は、訓練を受けていた。

この訓練の有無が、犠牲者の数に現れている。例えば、突然外から「ドアを開けろ」といわれたとき、日本人はすぐ言われるままにドアを開く。

しかし、ドアを開けてはいけないのだ。ドアを閉じたまま、まず隠れるか逃げるか、何れかをしなければならない。

フランス人は、ドアを開けなかった。日本人は開け、外に出された日本人の多くは殺された。海外に出るイスラエル人は、全員テロに関するレクチャーと身を守る訓練を受けている。フランス人も受けていたと思う。

次は、私との一問(私)、一答(大使)。

「昨年末、ガザ地区のハマスが、イスラエル国内に盛んに打ち込んだミサイルは、イランがハマスに提供したものか」

「そうだ」

「そのイランにミサイルとミサイル技術を提供しているのは、北朝鮮か」

「その通り。北朝鮮とイランや過激派との間には武器提供のルートができあがっている」

「イスラエルは、イランが核爆弾を持つのを阻止するのか」

「イランやイスラム過激派は、核を使用するためにそれを保有しようとしている、絶対に過激派に核を渡してはダメだ。アメリカやロシアなどは、核を使わないが、彼等はそれを使う。」

「イヤ違う。アメリカは日本に二度核を落とした。また、アジアでは中共や北朝鮮の核が一番危険なのだ」

「イスラエルは核を持っているのだろう。如何にして核を持つに至ったのか興味がある。日本もそのやり方を学びたい」(答えず、他のことをヘブライ語でしゃべっていた)

「敵対国に囲まれているイスラエルから、テロ抑止の方策、対テロ対策、対テロ組織のあり方、特殊戦、特殊部隊の運用など、日本は学ぶべきことは多い。」

「是非、イスラエルに来られよ」

<「頂門の一針」から転載>
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