2007年02月24日

◆<巴里便り>


              岩本宏紀(在仏)
<岩本さんの「宮島の大鳥居」に寄せられた読者の声> 

◆ぼくのいとこ、広島の男性
補足があります。1県に2つの世界遺産があるのは、現在では、広島県のほか奈良県もです。1998年(原爆ドームと厳島神社が同時に指定された2年後)、奈良の文化財が指定され、先に指定されていた法隆寺地区の文化財とあわせて2つになっています。(知らんかった!!)

広島港では、2つの世界遺産、それも全く性格の異なった文化遺産が1日で見れるということで全国でも屈指の外国クルーズ客船の寄港がありますが、神戸港と大阪港は姫路城、京都、奈良、斑鳩(いかるが)という世界遺産エリアを背景に、どちらがその玄関かという激しい港間競争を行っています。

広島港では(というより私的には)、瀬戸内海と世界遺産をめぐる寄港地観光をPRしてこようと思っていますが、その資料を作っていて、先の事実に気がついた次第です。

(岩本: 奈良県にもふたつですか。これは妥当でしょうね。ぼくの大好きな、中宮寺の弥勒菩薩も含まれるのでしょうか。「世界遺産をめぐる瀬戸内海クルーズ」 いいアイデアですね。尾道、今治のしらなみ街道を走ってみて、瀬戸内海の素晴らしさを実感したのは、
2004年でした。きっと受けますよ。)

◆有機農園を営む、巴里の男性
種の仕入れ等で3週間ばかり、日本に行って1昨日こちらに戻ってきました。宮島には行ったことがありませんが、日本滞在中に、生まれて初めて靖国神社に行ってきました。
 
私の知っている限りの身内で戦死した人は1人も居ないのですが、中国、韓国が神経質になっている神社は実はどんな所か、実際に行って自分の体で感じてみようと思い、短時間ながら、足を運んでみました。
 
まず驚いたのが雲を憑(つ)くが如く聳(そび)え立つ大鳥居です。鳥居の真下、ど真ん中を通り奥の拝殿社まで左右を眺めながら、歩を進め、神道の作法に則って、お参りをしました。
 
この神社の空気は他のどの神社とも違い、国を守るために自らを犠牲にした多くの魂のオーラが満ち満ちているのです。宮島はどんなオーラで包まれているのでしょうか?
 
今回の日本滞在の成果は、以前から欲しかったプロ用のカラオケの機材を入手出来たことです。ワインセラーをリフォームして、カラオケルームを作りますので、出来上がったらお知らせいたしますので、お越し下さい。

(岩本: 年末、靖国神社の近くにある「しょうけい館」を見学しました。傷痍軍人の遺品が展示してある小さな建物です。南太平洋で左腕を失ったぼくのおじさんの義手、診断書があると聞いたからです。

「むごいことですよ。」というおじさんの一言に集約される、実に悲惨な現実でした。今の我々日本人の生活は、死んでいった、あるいは身体の一部を失ったひとたちのおかげなんだと強く感じました。

次の一時帰国では靖国神社を見てきます。宮島の大鳥居には横綱の力強さを、厳島神社には優雅さを感じました。プロ用カラオケセット、楽しみです。「少年時代」を熱唱しますよ。)

◆巴里の女性 
海外に来たことが契機になって、自分の故郷を再発見するって素晴らしいですよね。

(岩:巴里のように世界に誇る建築物があちらこちらに
見られる街にいると、日本人としても対抗意識が芽生えてきます。
「日本にも、広島にもこれに負けないなにかがあるはずだ。」という
気持ちです。)


◆タイの男性
広島の大鳥居、圧巻ですネ!台風で壊れたと聞いた時はまさか!と思いましたがもうその爪あとはないのですか? 私も好きで何回か行きました。舞台から大鳥居を見て、宮島市内を見て大昔を回顧したことはありませんでした。今度、機会がありましたら是非参考にさせて戴きます。 
(岩:台風の痕跡は目に付きませんでした。おそらく地元のみなさんが
情熱と誇りをもって改修に励まれたのでしょう。)

◆広島の女性
宮島の鳥居の写真きれいですね。
歩くのに一生懸命で、この方向ではゆっくりみたことがないような気がします。今度ゆっくり見てみます。

◆広島のとなりの出身、巴里の女性
私の父方の実家も山口県の徳山なので、宮島にはよく遊びに行きました。今までそんな壮大な構想が隠されていたなんて思っても見ませんでした。日本はやっぱりいいですね。

「美しい」の感覚が、繊細だと感じます。私もこの土曜日から、日本に里帰りです。旧友に会ったり、いろんな所に行って美味しいものを楽しんでこようと思ってます。岩本さんみたいな、大発見できると良いのですが...

(岩本:徳山にもすばらしいものがきっとありますよ。巴里に永く住まれて審美眼が磨かれていると思いますので、これまで違った発見をされるでしょう。)
(完)2007年2月23日
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