2013年04月18日

◆“ドロ舟”民主からまた脱走者!

古澤 襄


またドロ舟から脱走者だ−。民主党の室井邦彦参院議員(比例)が、離党する意向を固めたことが17日、分かった。離党と会派離脱が認められれば、民主党と自民党の参院での会派別議席の差は「1」となる。

安倍晋三首相のおひざ元で行われる参院山口補選(28日投開票)は、自民党公認候補が優位に戦いを進めているため、今月末にも自民党が同数に追いつき、一挙に逆転する可能性もある。

フジテレビが16日夜報じたところによると、室井氏は政策の違いなどを理由に、民主党を離党する意向を関係者に伝え、今週中にも離党届を提出する見通しという。

今年夏の参院選で改選を迎えるため、支持率が低迷する民主党では戦えないと判断し、他党からの出馬や地方選挙へのくら替え出馬も念頭に置いているとみられる。

室井氏は兵庫県尼崎市出身で、自民党県議や、生活の党の小沢一郎代表が率いた自由党の衆院議員を務めた経歴がある。野田佳彦内閣では国交大臣政務官を務めた。

室井氏の事務所は17日朝、夕刊フジの取材に対し、「報道も見ていないのでよく分からない」としている。

これによる民主党の打撃は極めて大きい。というのも、民主党は16日、離党届を提出していた平野達男前復興相と川崎稔参院議員の除名処分を決定し、参院での民主党会派は85人になった。室井氏を抜くと84人にまで減る。

これに対し、自民党会派は83人で、参院山口補選で自民党候補が当選すれば84人になる。民主党会派にはすでに離党届を提出した植松恵美子氏が含まれており、いつ自民党が逆転してもおかしくない状況になるのだ。

民主党は離党者が相次いでいるだけでなく、参院選をめぐる「野党共闘」からも蚊帳の外に置かれている。橋下徹共同代表(大阪市長)率いる日本維新の会からは選挙協力を露骨に拒まれたうえ、橋下氏に近い前原誠司元外相らの引き抜き工作まで仕掛けられている。

こうした現状に、存在感の乏しい海江田万里代表や、これまで参院に強い影響力を持ってきた輿石東参院議員会長に対して、党内の不満も強まている。中堅議員は「海江田氏も輿石氏も辞任した方が、参院選を戦いやすいんじゃないの」と語った。懲りない人たちというか…。(夕刊フジ)>

<「頂門の一針」から転載>
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