2013年10月17日

◆米上院、財政問題解決で与野党合意

古澤 襄


■16日に上下両院で採決も

<(ブルームバーグ)米上院の与野党指導部は16日、財政問題の行き詰まりを解決し、債務上限を引き上げることで合意に達した。上下両院ともに早ければ16日に採決を実施する可能性がある。

今回の合意に伴い、16日目に入った政府機関の一部閉鎖が解除され、17日に失効する米国の借り入れ権限は延長される。下院共和党はこの日、上院合意案の可決を容認する意向を示唆している。クルーズ上院議員(共和、テキサス州)ら上院の反対派は採決を遅らせるつもりがないことを明らかにしている。

リード民主党上院院内総務は「今回の妥結は米国経済に強く求められている安定をもたらす」と述べた。

2010年に成立した医療保険改革法への資金打ち切りと、債務上限引き上げおよび政策面の譲歩を伴わない歳出への反対を共和党が主張したことで始まった過去4週間の対立は、今回の合意成立で終結する。共和党はその主張のいずれも、ほとんど認められなかった。

マコネル共和党上院院内総務は「率直に言ってわれわれの多くが期待した結果からはるかに小さいが、それでも一部が予測していた事態と比べると極めて良好な結果だ」と述べた。

リード、マコネル両院内総務が交渉した枠組みは来年1月15日までの予算を共和党が認める水準で確保し、2月7日まで債務上限を引き上げる内容。 (ブルームバーグ)>

<[ワシントン 16日 ロイター]米上院のリード民主党院内総務とマコネル共和党院内総務は16日、債務上限の引き上げと政府機関再開で超党派合意に達したと発表した。

共和党が過半数を握る下院でも上院案が採決にかけられる見込みで、側近によると同日中に上下両院を通過すると予想されている。

財政協議の妥結期限を翌17日に控え、米議会は再び土壇場で破滅的なデフォルト(債務不履行)を回避できる見通しとなった。

超党派の合意案では、連邦債務の上限を来年2月7日まで引き上げるとともに、政府資金を1月15日まで手当てするという内容。

債務上限については、議会の折衝が長引いた場合、財務省が非常手段を用いて資金繰りを行うことを認める。

医療保険制度改革法(オバマケア)の修正を求めていた共和党保守派にとっては、手痛い政治的敗北となる。

今回の一件で求心力が低下しているベイナー議長の地位が脅かされるかは不明。

また今回の合意案では、上下両院の議員による委員会を設置、12月13日の期限までに、より広範な予算問題での合意を目指す。(ロイター)>
2013.10.17

   <「頂門の一針」から転載>


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