2013年11月21日

◆隣の「騒音おばさん」の孤立化を目指せ

杉浦 正章



もう日中関係打開先行しかない


韓国は「ただの愚かな国」だろうか。首相・安倍晋三の側近に漏らした発言が週刊文春に掲載され、またまた波風を起こしている。確かに文春の記事には「安倍総理周辺によると、総理は『中国はとんでもない国だが、まだ理性的に外交ゲームができる。一方、韓国はただの愚かな国だ』と語っていたという」とのくだりがある。


筆者はこの発言を「クロ」で、本物だとみる。なぜなら安倍は21日国会で朴槿恵大統領について、「私と大体同世代で、以前は食事をともにしたこともある。非常に優れた指導者だ」と歯の浮くような答弁をしたからだ。まずいと思ったからに違いない。


それにしても「官邸の秘密保護」は一体どうなっているのか。誰がリークしたか知らないが、首相が安心して側近に“本音”を語れないのではどうしようもない。
 

そこで「ただの愚かな国」かどうかを検証してみたいが、結論から言うとやはり「ただの愚かな国」の一言に尽きる。韓国人とは昔から付き合いがあるが、その国民性は情が深く、人が良く、いったん友人になったら決して裏切らないという特筆すべき人間性を有している。


ところがその「国柄」となると話は別だ。昔田中角栄が「半島国家は悪い。大国にいじめられ抜かれた歴史があるから、悪擦れしている」と漏らしていたが、まさに正鵠(せいこく)を得ている。同じ隣人でも中国と比較すると「国柄」の違いは鮮明だ。
 

その姿勢が露骨に出たのが9月7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会で決まった東京招致への対応だ。中国は何と日中友好を意識した対応をとったのだ。毎日のスクープによると中国は決選投票で4人全員が東京支持に回った。


中国側は「対日関係の重要性を踏まえ、国益を総合的に検討した結果、『東京支持』に回った」のだという。中国は最悪の関係の中でも長期展望に立った対応が出来る国であり、その冷静な判断力は恐ろしいものがあるとみなければなるまい。


一方韓国は何をしたかだが、東京をひきづり降ろす事に専念した。狙いはフクシマの汚染水問題であった。投票直前の9月9日から、汚染水問題を理由に、明確な科学的根拠なしに日本産水産物の輸入禁止を発表した。


ただでさえ汚染水の“風評”問題がIOCの投票に影響することが分かっていながらの究極の「東京つぶし」にでたのだ。幸いにも安倍の演説の信頼性の方が勝って事なきを得たが、この悪意に満ちた陰険な仕打ちは外交史に残るものとして記憶にとどめなければならない。


さらに「愚かな国」の証明はその最高指導者の言動にある。


筆者は朴槿恵の姿がどうしても「奈良の騒音おばさん」のイメージとダブって仕方がないから、「朴槿恵 騒音おばさん」でネットに検索をかけたらいっぱい出てきた。人間考えることは同じである。騒音おばさんの特徴は、根底に「抜きがたい悪意」が存在することだ。


韓国語に言い換えれば朝鮮文化における「恨(はん)の精神」に横溢しているともいえる。恨んで恨み尽くす精神だ。慰安婦と称する女性の肖像を世界中に設置しようとするかと思えば、今度は伊藤博文を暗殺したテロリスト安重根の記念碑をハルビン市内に建設するよう中国国家主席・習近平に直接要請。


「日本の一部の指導者は謝罪する気もなく、慰安婦を侮辱し続けている」と英BBC放送で発言。訪韓した米国防長官ヘーゲルに、歴史や領土問題に絡めて日本を批判。ロシア大統領・プーチンとの共同声明には「歴史に逆行する言動が障害となり、北東アジア地域の協力が実現されていない」と安倍を批判。とどまることを知らない「恨」文化の表出だ。


騒音おばさんのもう一つの特色は隣家と話し合おうとしないことだ。「近隣騒音」の専門家は、「隣家が怖いから騒音を発する」ケースが多く、奈良のおばさんも根底の心理にそれが見られるという。同専門家は「悪意のある騒音だと隣家は耳をそばだてるから、それほど大きくない音でも心理的に動揺を強く受ける」という。


「逆に隣家と仲がいいとテレビの音が大きくても、面白そうだから自分も見よう」という反応に変わるのだそうだ。たしかに日本は隣国の悪意に満ちた騒音に耳をそばだてる傾向がある。問題はこの悪循環をどう断ち切るかだが、奈良のおばさんは最高裁で実刑が確定したが、韓国のおばさんは訴える手段がない。


かつて首相・大平正芳がソ連について「嫌な国が隣にあるからといって国家は引っ越せない」とぼやいていたことがあったが、そのとおりだ。騒音おばさんが一番嫌がることは無視だろう。


中国の諺に「蝦蟇(がま)日夜鳴けども、人之を聴かず」がある。ヒキガエルが一日中うるさく鳴いても、誰も聞いていないというのだ。まずこの状態を作る。無視して、経済で落ち目の韓国を尻目に、アベノミクスを成功させて日本の繁栄を取り戻すことだろう。「隣は泣く、隣はもちつく世の習い」で隣が繁栄すれば、騒音おばさんは手ぬぐいを口にくわえて「ヒー」と悔しがるのだ。


韓国は「ケネディ大使」の華々しい赴任がうらやましくて仕方がないのだろう。朴槿恵がオバマに悪口を言いつけても、その反応は逆であった。日米関係の方が格段に重要であることの証しがケネディ赴任だ。加えて政経分離でまず中国との経済・文化の交流を強める。徐々に政治も改善する。


この流れの意味するものは朴槿恵反日路線の孤立化に他ならない。

    <今朝のニュース解説から抜粋>  (政治評論家)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック