2013年11月25日

◆日本非難の本ばかり(2)

平井 修一


終戦から間もなく70年になろうとしているのに「日本悪者論」「自虐史観」は相変わらずだ。なぜそのような自国を侮蔑、憎悪する論が続いているのだろう。

レーニンはこう言った。

「祖国を“世界一悪い国、恥ずべき国”という史観を各国の青年に植えつけなくてはいけない。愛国心を一掃すれば青年は祖国を憎悪して反逆し、共産主義革命がしやすくなる」

日共の志賀義雄もこう言った。

「日本では武装闘争のない平和革命路線でいい。教師に反日思想を植えつければ青少年も反日になるから自然と革命に向かっていく」

日共は綱領で「日本の社会主義的変革の出発点となるのは、国家権力そのものが不必要になる社会主義・共産主義への前進を支持する国民多数の合意の形成である」としている。

国家を消滅させるためには国民に愛国心を持たれたら困る。だから反日、侮日、憎日で国民を洗脳しているわけだ。まっとうな国史はもとより国旗、国歌も絶対だめなのだ。その思想を植え付ける尖兵が赤い教師と赤い
記者である。

奥野誠亮(せいすけ、せいりょう、元衆議院議員、自民党)は1913年(大正2)生まれの100歳である。1988年(昭和63)に衆議院決算委員会で日中戦争について「あの当時日本に侵略の意図はなかった」と発言して批判を浴び国土庁長官を辞任した。今年の7月に産経新聞の取材にこう語っている。

<若い人たちにお願いしたいことがあります。一つは、自分たちの国は、天皇を頂点に戴(いただ)く国柄だと知ってほしい。戦後復興の大本になったのは昭和天皇の全国ご巡幸です。占領軍は苦虫をかみつぶしたよう
に眺めていましたが、国民は全国津々浦々で本当に喜び、それが復興の意欲になりました。

国柄は歴史を重ねて形成されるもので、作ろうと思ってもできない大切なものなのです。

もう一つは、戦後、自分の国を「悪い国だ、悪い国だ」という風潮が続いているのを改めてほしい。日本は閣議決定で、さきの戦争の呼び名を「大東亜戦争」と決めました。占領軍はこれを禁句にし、今も従っている人たちがいます。日本人は大東亜戦争を戦ったのです。そう呼ばなければあの戦争の意味合いは分かりません。自虐史観から抜け出してほしいのです>
(2013.7.26)

かつて自民党総務会で、野中広務が「創氏改名は朝鮮人が望んだ」と発言した麻生太郎を糾弾したことがある。そのとき奥野がこう言った。

「野中君、君は若いから知らないかもしれないが、麻生君が言うことは100%正解だよ。朝鮮名のままだと商売がやりにくかった。そういう訴えが多かったので、創氏改名に踏み切った。判子をついたのは内務官僚、こ
の私なんだ」

これを聞いて野中は中座して出ていってしまった。居合わせた野呂田芳成(防衛庁長官)は「いや、奥野先生、今日はホントにいい話を聞かせていただきました」と感激していたという。

「大東亜戦争の総括」に収録されている奥野(歴史・検討委員会顧問)と講師として招かれた安村廉(きよし、産経新聞論説委員)のやり取りが興味深いので紹介する。

■奥野 政治部の記者と(大東亜戦争について)話をするとよく分かっているんですが、社会部の記者たちは日本を冒涜することをもって得々としている。どうしてこう政治部と社会部と違うのかなと。

社会部は人の目を引きたい、何か変わったことを書いて引きつけたいのかもしれないけれど、ちょっと差がひどすぎるなと思うんですよ。

かつて参議院の本会議で戦争についての所見をもとめられたから「昭和12年7月7日の盧溝橋事件が発端だと思いますよ。ライシャワー氏の『ジャパン』という本の中に『偶発的な事由によって起こった』と書いてあった。私もそう思っています」と答えたら、記者がワーッと来ちゃった。いい機会だから私は(国土庁長官を)辞めさせてもらった。

マスコミのいろんな方が取材に来られたけれども、どうせまともに書いてくれないだろうと思ったものだから何も言わなかった。そうしたら文藝春秋社から「ぜひ会いたい。言われたとおりに書きます」というので「文藝春秋」だけに申し上げた。

そうしたらマスコミの記者さんが何人か「私たち不勉強です。私たちも勉強しなきゃならんと思いました」と言ってくれた。

今も当時と事情はひとつも変わっていません。日本を悪く言って喜んでいるんだなあ。それで後に続く若者が日本をさらに良くしようという気持ちをもってくれるもんだろうか、やっぱり誇りを失わせないようにしたいんだということはしょっちゅう言っているんですけれども、マスコミや一般的な風潮はあんまり変わっていない。

産経新聞を除いて、特にちゃんとした新聞があるだろうかなという気が時々するんですよね。この辺、どうやったらいいか教えていただけたらありがたいなと。(つづく)(2013/11/22)

<「頂門の一針」から転載>

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