2013年12月01日

◆小沢一郎氏、資金繰りに苦慮

古澤 襄


■「陸山会」不動産を売却 自由党時代の秘蔵金も

平成24年分の政治資金収支報告書で、生活の党の小沢一郎代表が資金繰りに苦心する姿が浮かび上がった。新党結成と衆院選に投じる資金を捻出するため、自身の資金管理団体「陸山会」の不動産を売却。古巣の民主党支部の金も移動させた。民主党離脱に伴う政治力の低下が資金面にも影響したと言えそうだ。

財政事情が厳しかったのは、小沢氏らが24年7月に「国民の生活が第一」を結党した際、民主党から「分党」を認められず、政党交付金を受け取れなかったことが大きい。小沢氏は陸山会を通じて3億円を「軍資金」として貸し付けたが、この金の拠出にまず腐心した。

民主党で支部長を務めた岩手県第4区総支部から、党離脱の前後に9271万円を陸山会に移したのが第1の手段だ。原資には党本部からの交付金も当然含まれていた。11月には陸山会名義の東京・元赤坂のマンションを総額6463万円で売却。政治団体や個人からの寄付金を合わせ、3億円を捻出した。

しかし新党結成と衆院選を戦うには3億円では不十分。このため「生活」は「改革フォーラム21」と「改革国民会議」という2つの政治団体から計8億円の貸し付けを受けた。小沢氏がかつて所属した新生党と自由党が解散した際の資金がそれぞれプールされており、小沢氏が「秘蔵の金」に手を付けたとみられる。

こうして「生活」の金庫に集まった資金は、総額18億9455万円。ここから支部への寄付・交付金として計3億円超を支出し、11月16日の衆院解散後には、公認料として、64人に計2億4500万円を拠出した。(産経)>
2013.11.30 

<「頂門の一針」から転載>
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