池田 元彦
明けましておめでとうございます。今年の元旦は、一際気分が爽快です。何故なら、安倍首相が「痛恨の極み」を遂に解消し、多くの日本国民の期待を年末ぎりぎりに成就してくれたからだです。そうです、内閣総理大臣として、毅然と靖国参拝を果されたのです。
靖国神社は「国家の為に一命を捧げた方々を慰霊顕彰することを唯一の目的」とし、祀られている250万柱は「祖国を守るという公務に起因して亡くなられた方々の神霊」だ。世界各国も同様の慰霊碑・施設があり、該国民が慰霊・顕彰するのはどの国でも当然だ。
中韓の靖国参拝反対の主張理由は2重・3重の虚偽、嘘出鱈目だ。A級とは、戦勝国だけで裁いた東京裁判における、前代未聞の「平和に対する罪」だが、「C級の人道に対する罪」同様に事後法であり、法の不遡及の原則に反し、事実その後他に適用した国際判例はない。
1952年サンフランシスコ条約発効により、日本は主権を回復し、即東京裁判のA,B,C全ての拘束死亡戦犯は「公務死」とした。戦犯は数度の国会決議、条約11条に基づき、11の条約参加国の同意を得て、順次減刑、出所が行われ、1953年国会で名誉回復決議があった。
日本は東京裁判を受諾していない。「判決(Judgment)」を受諾しただけだ。A,B,C何れの戦犯の公務死扱い、減刑、出所も全条約締結国から同意承認され、A級戦犯の重光葵、岸信介等は戦後、大臣、総理大臣となったが、条約締結国は一切異議異論を唱えていない。
該サンフランシスコ条約には、中共や韓国は参加も招聘もされていない。特に朝鮮人は、日本人として日本と共に連合国と戦ったのだ。創始改名しなかった洪思翊中将も他の2千余名の朝鮮人と共に靖国神社に眠っている。それを誇りに思えない支離滅裂な民族だ。
首相は本殿傍の鎮霊社にも参拝された。鎮霊社は「戦争や事変で亡くなられ、靖国神社に合祀されない国内、及び諸外国の人々を慰霊する為」1965年に建立された。敵味方を超えた慰霊社なのだ。戦没馬や軍用犬の慰霊像、伝書鳩の鳩魂塔もある。死ねば皆神なのだ。
中韓の誹謗中傷は別として、今回米国が首相参拝を「失望」とした。中途半端なシリア介入と同じで、双方に好い顔をするしか出来ない、決断力のないオバマの戯言だ。米国はオバマの所為で更なる国際的地位・軍事力の低化が進んでいる。口だけ達者な大統領だ。
小泉首相の時来日した息子ブッシュは、靖国参拝をしようかと小泉に持ちかけたようだが、小泉自身か外務省のチキンが断ったそうだ。代わりにブッシュは明治神宮に参拝した。もしこの最大のチャンスを生かし、ブッシュが参拝していれば、中韓の容喙はなかった。
安倍首相の戦後レジームからの脱却とは、靖国だけでなく、慰安婦、原爆投下・空襲、東京裁判等々の真実全てを掘り返し、正しく歴史を改めることだ。即ち、米国の隠したい真実と汚点が明るみになる。それを避けたいのが米国の本音だ。失望して当然だろう。
知日派でさえ日本軍の残虐行為を歴史的真実と前提にして日本弁明をする。日本の朝鮮統治を評価するジョージ・アキタでもそうだ。諸外国の日本研究者は、アジア等を侵略し残虐行為を働いた自分達の祖先に後ろめたさを感じる潜在意識が有るので、日本の歴史学研究会等の偏向論文を意識・無意識に真に受け嘘に同意する。日本の敵は中韓だけでない。