2014年01月08日

◆朴大統領会見の「日本外し」

加藤 達也


韓国の朴槿恵大統領が6日、国内では初の記者会見に臨んだ。朴氏はまもなく就任から1年。最近では、会見しない大統領を保守系メディアも一斉に疑問視しており、「国民との意思疎通を拒む姿勢」を韓国語で「不通(プルトン)大統領」と批判されてもいた。

そんな中で開かれた会見は、外国メディアにとっても懸案について直接尋ね、肉声で答えを聞く絶好のチャンスだったが、残念な結果に終わった。青瓦台(大統領府)が、会見前に外国メディアの質問を中国と英国の2社に限定。日本メディアには質問の有無の確認すらなく、完全に蚊帳の外に置かれた。

いまの日韓関係からすれば、会見での日本批判は不可避。日本メディアの質問に答えて批判すれば角が立ち、ますます印象が悪くなる。大統領はこれを避けたかったという“善意”の解釈も可能だ。

だが、会見後、外国人記者席に歩み寄った大統領に邦人記者が、それを問いかけてみると、キョトンとした表情をしていた。一方で、周囲の青瓦台関係者には困惑が広がっていた。

“日本外し”は、大統領の指示ではなく周囲の深謀遠慮…。直感的にそう感じた。だとすれば、韓国の大統領は周辺の高官に外部との接触を謝絶された、なんとも孤独な存在である。

産経ニュース[外信コラム]2014.1.7
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