2014年01月15日

◆「中国は2年以内に矛盾が爆発」

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」

 
〜平成26(2014)年1月14日(火曜日)
       通巻第4116号〜  

中国は「解決不能の2つの難題をかかえ、2年以内に矛盾が爆発するだろう」
  世界一の投機家、ジョージ・ソロスが辛辣に中国経済を予測

ウォールストリートジャーナル(1月14日付け)に依れば、世界一の投機家、ジョージ・ソロスがNPO国際組織「プロジェクト・シンジケート」に寄稿し、中国経済の難題を指摘しながら「中国は解決不能の2つの政策的難題をかかえ、2年以内にその矛盾が爆発するだろう」と予測していることが分かった。

中国の経済当局は目の前の危機を回避させるために、金融緩和と溶鉱炉の再開を命じたが、この強気の2つの政策は自己矛盾であり、しかも解消不能である。

第一に経済改革は政治改革と連動していなければ達成は不可能。つまり、(経済政策の失敗は必定であり)それによって共産党の信頼性が失われる。

したがって第2に中国共産党は国内的に反対運動への弾圧を強化し、対外的には軍事対立を先鋭化せざるを得なくなるだろう。

ソロスは従来、中国にやや楽観的予測を展開してきたこともあったが、ドイツや東南アジアの通貨危機に便乗して、投機に成功したものの中国の人民元投機を試みたことはなかった。

理由は人民元は操作された相場であり、完全な変動相場制に移行しないかぎり、通貨投機は失敗を招きやすいと踏んだからだ。
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