2014年01月20日

◆俳句の楽しみ

園 高子(俳号:園多佳女)


私は現在、満95歳です。俳句は、女学校を卒業してから間もなく始めました。

俳句を始めましたきっかけは、地方紙“紀伊民報”(五十嵐播水選者)に投句したのが掲載されたのと、叔父が俳句結社“ホトトギス”の同人だったことではないかと思っています。

それ以来、主婦としての子育ての期間を除きまして、神職の手伝い等を行いながら、ずっと俳句を続けてきました。昭和44年からは俳句結社“雨月”に属し、大橋敦子先生の指導を受けてきました。

俳句を続けてきましたのは、勿論俳句つくりが好きだからですが、何故好きかと申しますと、5・7・5の中に「自分の思いを表現」できるからです。

毎日が新鮮な気持ちでおれますし、季節感、人の気持ち等を感じることができるからです。「感性が豊かになる」とも思います。

また、5・7・5の中にいかに上手く表現するか、色々頭を使います。それに先生の添削、評価によりさらに鍛えられますし、句会等を通して上達したいと言う気力が湧いてきます。また、「句会を通してお友達ができる」のがとても嬉しいです。
 
私はこの年齢になっても痴呆になることもなく、頭がしっかりしていますね、と言われます。これは「常に5・7・5での作句が頭にあるからだ」と思っています。

俳句は紙1枚、鉛筆1本あれば作れます。あとは考える頭があればいいだけです。

子供にも頭の老化を防ぐため俳句作りを進めています。幸い、娘の夫が俳句に興味を示し、俳句を始めました(講座「蕪村顕彰俳句大学」を受講)。

時々、私に作品を見せにきますが、楽しく批評をしています。いいコミュニケーションが取れ、喜んでいます。
 
俳句をして本当によかったと思っています。最近は足腰も弱り、外出できませんので刺激も少なく、なかなかこれと言った俳句もできませんが、写真等をみて、昔を思い出し、ぼつぼつ作っています。今後も少しずつでも作句し、痴呆防止に努めたく思っています。

では、私の句を少し添付します。
 ・御饌運ぶ足止めて聞く初音かな
 ・泣きにきて昼寝の母と寝て帰る
 ・ラストシーンのごと黄落を一人行く
                     平成26年1月15日
以上
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