2014年01月25日

◆安重根は韓国の真の英雄か

池田 元彦


19日、中国は黒竜江省ハルピン駅に「安重根義士記念館」を開館し、記念式典迄行った。朴大統領のたっての要請に、銅像に加え記念館建立で、習近平が応えた。韓国の慰安婦、竹島、東海に次ぐ嘘の既成事実化で、日本包囲網を中国は、韓国を活用することにした。

安重根は日本初代首相にして初代韓国統監伊藤博文を白昼暗殺した犯罪人だ。その現場がハルピン駅構内だった。韓国は日本の首相暗殺犯テロリストを抗日の義士として英雄扱いする。1970年ソウル安重根義士記念館建設、2008年潜水艦に安重根と命名等々している。

どの国にも英雄は居る。皆、救国の英雄だ。安重根は、大韓帝国を本当に救ったのか。否、彼は大韓帝国の日本併合を早めはしたが、阻止も遅らすことも出来なかった。彼は、暗殺大義を15列挙したが、中途半端な伝聞を根拠とする杜撰な暗殺理由に過ぎない。

閔妃殺害、皇帝廃位、韓国保護化、韓国利権のロシアからの割譲、韓国軍解散、蜂起韓国義兵殺害等の全てを、伊藤博文が指示、或は主導したと短絡的誤解・曲解をもって暗殺理由としている。歴史が示す通り、伊藤の直接的関与は認められない。

鉄道・鉱山・森林・河川、土地等の強奪、教科書押収・ 教育妨害、銀行券強制発行、東洋平和の破壊を主張するが、鉄道を敷き、土地・植林・戸籍調査、ハングル教育をし、産業を興し、銅銭だけ流通する朝鮮に貨幣経済を導入し、行政の仕組みを教えたのは日本だ。

安は、日韓併合の動きを東洋の平和破壊と言うが、1905年日露戦争以降、東洋は大枠平和だった。中国本土の騒乱は、日本が主因ではない、内乱だ。要するに、安は歴史事実の知識・認識が浅く、聞き伝えの頓珍漢な情報に基づき憤り、暗殺を実行したと考えられる。

伊藤が、孝明天皇暗殺を指示したと14項目目の理由に挙げている。当時巷間に伝わる都市伝説であり、検証、裏付けもなく、日本の首相を暗殺するとは余りに軽挙妄動の極みだ。

要は確固とした事実認識無く、思い込みと単純な愛国心で犯行に及んだということだ。

韓国はこの安を抗日反日の英雄と見做す。韓国に都合が悪いことは、安の主張は反日や反天皇ではない。韓国保護領化、併合化という政策に憤っての凶行であり、孝明天皇暗殺に憤る皇室の敬愛者だ。彼は現代日本の反日左翼よりも、むしろ日本人右翼の精神に近い。

一人一殺標榜の右翼思想と安の愛国心が、看守等の同情、助命嘆願に繋がったのだ。清国人暗殺歴もあるようだ。要は暗殺要員か、幕末の暗殺浪士岡田以蔵のような存在だ。

自称中将を理由に捕虜扱を要求した。交戦地域でなく、軍服も着ず、武器も持たない文官を、隠した拳銃で白昼射殺することは、ハーグ陸戦条約の捕虜規定外だ。即銃殺が当然だ。平和な場所で、無辜の民間人を爆薬等で巻き込む中東の身勝手なテロリストと同じだ。

尚、本当に安が銃撃犯なのか。伊藤の銃創跡は、安の銃弾と一致しない。3発の銃創角度は、安の屈んでの射撃角度と真逆だ。装填最高7発の拳銃で伊藤を含め13もの被弾は、あり得ない。JFK暗殺同様、安は単なる囮であり、背景のロシア特務機関説が真相のようだ。

以上の考察からは、安は韓国の英雄と言えない。単なるテロリストに過ぎない。安重根を、菅官房長官は犯罪者と切り捨てたが、事実は事実だ。事実を単に述べたに過ぎない。

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