2014年01月26日

◆民進党を頼るな

Andy Chang


台湾人は民進党に頼るべきでない。民進党は台湾独立を放棄し己の利権と栄達しか考えない。それを知りながら選挙になると民進党が台湾人を代表する政党と思って投票する。民進党が政権を取っても中華民国である。民進党が統一を主張したら台湾は亡ぶ。

馬英九が政権を取って急速な中国接近を始め、今の中華民国は中国の傀儡になった。民進党が政権を取っても同じ傀儡路線を踏襲するだろう。中国の台湾統一は時の問題である。台湾人の8割以上は併呑に反対、民進党の親中政策にも反対である。それでも民進党は人民の総意を無視して中国接近を進めている。民進党は民意を無視して自党の政策を民衆に押し付けている。民衆は民進党を無視すべきである。

数日前、蔡英文のシンクタンク「小英基金会」の執行長・林全が蔡英文の同意の下で8人の幹部を引き連れて中国の対外貿易大学金融学院の討論会に参加し、台湾に戻ったあとで蔡英文と一緒に記者会見を行った。

出発前に通知もなかったので今回の訪問は台湾人にとってショックだった。民進党のホープ、16年の総統選挙に立候補すると思われる蔡英文の部下が中国を訪問した事について、(1)なぜ事前に発表しなかったか、(2)訪問の目的は何か、(3)何を討論し、どんな結果があったのか、などいろいろ評論があった。

●訪問の目的

記者会見では民進党の代表が中国を訪問したのは中国の経済状況を見るためだと説明したが誰も信用しなかった。経済問題の討論なら何も隠すことはない、透明性のない訪問が疑問だと言われている。中国の台湾統一は経済侵略から始まる。民進党の代表が訪中した裏
には秘密の交渉や密約もあったのではないか。

台湾の経済は中国に頼っている部分が大きい。20年前、中国が経済開放を始めた時は台湾の投資が主体で中国は安い労働力を提供するだけだったが、今では中国が主体で台湾は従属するようになった。

馬英九が勝手にサインした貿易サービス協定は大量の中国人を台湾に入植する計画といわれ、台湾人は大反対である。民進党の訪問は何を話し合ったのか。選挙で政権を取ったら中国にどのような見返りを要求されるのか。

●なぜ民進党は中国と交流するのか

台湾の民衆は極度に台湾が併呑されるのを恐れているが、民進党は選挙に勝つために中国の後押しを期待している。民進党は選挙のために台湾独立を放棄したといわれている。民進党が台独放棄の発言をするたびに民衆は怒り失望する。民進党はこれまでに(a)党綱領から台独を削除、(b)台独は得票できない(謝長廷)、(c)台独を凍結する(柯建銘)、(d)台独は過去のことだ(蘇貞昌)、(e)台湾=中華民国(蔡英文)など、すべて人民の独立願望を無視した発言である。

中華民国の選挙に参加するなら中華民国を認めなければならない。中華民国の選挙で台湾独立は果たせない。政権を取っても中華民国政権である。民進党は政権を取りたいから中国に接近する。

中国は台湾を併呑すると主張している。馬英九は政権を取ったあと中国接近で中国の属国化した。国民党が属国化したから民進党も中国接近で「属国化の競争」をする。中国は国民党から民進党に乗り換える必要はないが、民進党が台独を棄てて親中路線をとりだしたのは中国は大歓迎、これで両党を自在に操ることが出来る。誰も口にしないが民進党の親中路線は中国のスパイが党内で秘密工作をした結果と思う。

●中国接近の損得

馬英九が勝手にECFA(経済合作協定)を結び、続いて貿易サービス協定にサインした。台湾人民は極力反対し国民党の支持率は下落した。民進党はこれを知りながら親中路線をとっている。親中路線で人民の支持は得られない。それでも民進党の幹部は民衆の意見を無視し、中国が民進党を支持すれば選挙に勝つと思っている。中国が台湾の選挙を左右できるのは一大事である。

中国は国民党と民進党を思いのままに操れるが、台湾人民の票を左右できるとは思えない。人民が民進党に不満なら票を失うことである。選票を持っているのは中国ではなく人民であることを忘れ、人民の意見を無視し勝手な政策を押し付けるなら民進党に投票するな。

中国は台湾併呑を企んでいる。民進党が政権を取っても中国に併呑されたら中国の奴隷となるだけである。明末の将軍・呉三桂が李自成の反乱を鎮撫するため山海関を開いて満州軍を国内に導入したため、満州軍が中国を統一し、明は滅亡した。

謝長廷、蔡英文など民進党幹部の親中路線は呉三桂の教訓を学べ。民進党の代表が目的を公表せず中国を訪問したら密約を結んだのかと言う疑いが生じ、民進党が政権を取れば国民党より悲惨な結果となるかもしれない。

●台湾人は民進党に頼るな

台湾独立を棄てた民進党は台湾人の敵ではないとしても味方ではない。民進党は民意を無視して勝手な政策を人民に押し付けようとしている。

選挙になると国民党に負けられないから民進党に投票すると主張する者が多い。だが民進党は国民党と同じ親中路線をとり、人民に内容を知らせていない。今の民進党は信用できない。

米国は台湾人民が台湾の将来を決めると主張している。中国人が統一を主張すれば米国は反対できる。だが台湾人政党を名乗る民進党が統一を主張すれば米国はこれが台湾人の選択と誤解して台湾を放棄するかもしれない。国民党の現状維持より恐ろしい結果となる。

独立を願うなら民進党に期待するな。人民の総意は中華民国打倒である。中国の属国でない独立国を創立することである。この目的を達するには民進党の親中路線は邪魔な存在であることを認識しなければならない。


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