「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
(平成26(2014)年2月7日(金曜日)参/通巻第4141号)
中国のR&D(研究開発費)は米国に次いで第2位へ躍進したが、 ほぼ軍事技術開発のため、内容はまったく不透明
世界のR&D(研究開発費)の統計をとる米国科学評議会は、2011年の世界のR&D総額が1兆4350億ドルにのぼったことを明らかにした。(2月7日、「ザ・ヒンズウ」)。
2007年のそれは7530億ドルだった。このうちの37%が米国だった。ちなみに同年の中国のR&Dは240億ドルにすぎなかった。
2011年統計で米国が4240億ドル、中国が2080億ドルに躍進しており、世界第2位(世界全体の15%)、つづくのが日本(10%)、ドイツ(7)、フランス(4)、英国(3)、韓国(2)と上位7位で世界全体のR&Dの72%を占めており、この列に続くのがロシア、台湾、イタリア、カナダ、印度、豪、スペインの順番となっている。
それにしても中国の発表数字は不透明で、特許出願件数は多くとも、実際に特許として認められているのはすくなく、R&Dの中身は不明。主として軍事技術開発に宛てられていると推計されている。