2014年07月09日

◆池袋チャイナタウンは安全地帯でない

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
 

<平成26年(2014)7月8日(火曜日)通巻第4288号 >

〜やくざ、暴力団顔負け、新宿、池袋を根城の帰国二世グループ「怒羅権」
        やっぱり池袋チャイナタウンは安全地帯ではなかった〜

7月7日は七夕。習近平は北京のはずれ、廬講橋に出向き「廬講橋事件」77周年記念式典に出席して、かわりばえのしない反日演説を繰り返した。「日本に反省を求める」って? いまや蘆講橋事件は中国共産党の仕掛けた謀略であることは証明されているのにもかかわらず。

人民日報はこう書いた。

 「七夕の日、日本の庶民は早く安倍首相に辞職して欲しいと願いを短冊に書いて祈った」。

そして同日、北京で最大のトピックとは。地下鉄の炎上(13号線)だった。

前日7月6日午後10時40分だった。池袋にあるオープン・カフェ(桜ホテル別館)で中国人男性が激しく口論となった挙げ句、相手の女性(中国人)を拳銃で撃ち殺した。凶器はレボルバー。殺されたのは犯人の妻で別居していたらしい。

池袋住民に悪夢が蘇った。

すでに池袋北口から数ブロックは「チャイナタウン」である。飲食店、スナック、書店、食材店、バアなどがひしめき合い、中国語が闊歩し、中国語新聞が配られ、日本人は小さくなって歩く。

小生は毎週、ここへ食事がてら中国語新聞をあつめに行くので、かなり詳しいつもりだが、すくなくとも午後8時ごろまで治安は保たれている街である。

『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』(7月7日)は速報で書いた。「池袋は中国人が多く、『赤線地帯』としても知られる歓楽街である」と。


 ▲池袋を根城とする中国人犯罪グループ
 
池袋を舞台にしての中国人犯罪は脱法ハープ密売、オレオレ詐欺の電話拠点。ニセDVD販売。クレジットカードの詐欺など。

もともと池袋を拠点として中国系やくざは『東北幇』と呼ばれ、エアガン、ナイフ、ぬんちゃく、青竜刀などで武装し、中国人経営のスナックなどから「みかじめ料」を徴収し、薬物やら怪しげなマッサージなども経営してきたと言われる。中国人経営の売春はマッサージ店が拠点だが、デリヘルも盛業中とか。

この東北幇と連合を組むのが残留孤児(帰国子女)の二世、三世である。日本人でありながら、日本語がたどたどしく、教室でも浮き上がり、次第に暴走族化し、江東区、江戸川区、お台場などでパトカーや交番襲撃などの狼藉をはたらくようになったのは1988年ごろからだ。

彼らは暴力団まがいだが、親分子分の関係にはなくアドホックに集団化するので実態がつかめない。まとめて「怒羅権」(ドラゴン)と呼ばれた。

次第に凶暴化し、向こう見ずにも住吉連合に喧嘩を売るなど暴力沙汰を繰り返した。

『活躍』の舞台は池袋から新宿、さらに大阪、神戸、広島へ進出した。貴金属店を襲って2億円相当の物品を盗み出したり、ホストを恐喝したり、置き引き、窃盗などは序の口。構成員は数百名と推定されている。

6月30日に起きた池袋の脱法ハーブ男のクルマ暴走事故では中国人女性ひとりが犠牲となった。この脱法ハーブも池袋で入手したが、それは中国人グループではなかったのか。

そして殺人事件に密輸拳銃が使われた。

拳銃が簡単に入手できるほど、地下の暴力組織、中国マフィアが台頭していることを物語っていないか。

池袋は歓楽街から「ギャングの巣窟」化したかのような近未来の不安を掻きたてる事件となった。
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