2014年07月17日

◆習近平がインド電撃訪問の可能性

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
 

<平成26年(2014)7月16日(水曜日)弐:通巻第4295号>   

〜習近平がインドを電撃訪問の可能性と華字紙が報道
  実際にブラジルのBRICSサミットで中印首脳会議開催〜

7月14日から、ワールドカップに湧いたブラジルの北部で,BRICS首脳会議がおこなわれ、プーチン、習近平、モディ(インド首相)が勢揃い。

習は11月の北京APECにモディ(印度)首相を正式に招待した。モディは習近兵に「年内の訪印」を要請した。いまのところ、習の訪印は9月が有力という。

BRICS構成国はブラジル、露西亜、印度、中国、南アの5ヶ国で、中国は「BRICS銀行」を創設し、インフラ整備の大規模な融資をうたって、参加国の歓心を買っている。すでに参加国各100億ドル出資で合意が得られているが、中国はこれをIMFに対抗できるメガバンクとしたい。インドはまっさきにカネを借りる算段。

モディは習近平との首脳会談の議題にチベットと領土係争問題をあえて持ち出さず「中国との国境紛争を電撃的に解決すれば、両国の関係は劇的に進展する」と抽象的な言辞を述べた。

これらは先の王毅外相が印度訪問で地ならしした事柄の確認だったようだ。

しかしインドにおける世論調査では、「中国との領土紛争を恐れる」と回答したインド人が72%と高く、「最大の軍事的脅威はパキスタン」とした62%よりも多い。

ところが、「信頼できる同盟国はどこか」という同ピューリサーチの逃散で過半数が「米国」と答え、次点がロシア(29%)、日本はなんと26%だった。

ちなみに同調査で日本の結果は「中国が好き」と答えた日本人は僅か7%だった。数ヶ月前のTIMEの世論調査でも8%だったから、さらに日本の対中悪感情の度合いは増している。

それはそれとして、華字紙一斉には「モディが訪日、訪米の前に習近平のインド電撃訪問が検討されている」と報じた。
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