2014年07月30日

◆アメリカの大学での情報管理は

前田 正晶


構内に個人のPC持ち込みと使用の禁止:

私は以前からアメリカの大学では個人のPCの使用を禁じられていると承知していました。一昨年まで8年間アメリカの私立大学4校のビジネススクールで8年間教員を務めていたYM氏は、先週23日の講演会で下記のように実体験を語りました。

先ずStanfordで「学内にネットに繋がるPCを持ち込んで使用しないこと」を厳しく通告されたそうでした。「もし、どうしても使いたければ、大学が許可した絶対安全な場所に設置されたものだけを認める」のだそうです。その場所とは極端に言えば、特定の部屋の天井から釣る下げてある箱のような床面と接触していない場所を想像すれば良いのだそうです。


実は、私はこの件は2003年から2年間イリノイ大学に研究留学された某有名私大のT教授も同じことを伺いました。即ち、私とのEmailによる連絡は自分のアパートに戻った時にしか出来なかったので返信が遅れがちの理由を説明されて確認出来ました。何故禁じられているかは説明の要はないと思いますが、一流大学は常にハッカー等に執拗に狙われているということでしょう。


また、2005年に出会ったオレゴン大学から明治大学に留学していた男子学生(偶然にもW社の木材部門の管理職の息子でしたが)と語り合った際にも「この個人のPC使用禁止はその通りであり、そのためにアメリカでは古き良き習慣である手紙を書くこと("Good old custom of writing letterhas revived." という表現だったと記憶します)が復活した」と言ったのです。


この辺りに我が国とアメリカとの情報の取り扱いの違いが見えてきます。CIAやNSAのような組織があるアメリカでは非常に厳しく管理・運営されていると思うのです。

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