2014年08月16日

◆恥じぬ韓国の小学国語辞典

泉 幸男


日本の小学生用の学習国語辞典に「チャンコロ」「露助」「アメ公」が収録されることは絶対に考えられない。

これらの民族差別語は、わたしが子供のころ(つまり昭和40〜50年代)は、まだ生きた言葉だった。 しかし今では死語である。

……と、ここまで書いたところで念のためグーグル検索してみた。

結果は以下のとおり。

“アメ公”の検索ヒット数が異常に多いように感じられる。ネット上では案外生き残っているのだろうか?

<検索語>  <検索ヒット件数>

“ちゃんころ”    84,200
“チャンコロ”   800,000
“中国人”    17,300,000
“支那人”     472,000

“アメ公”    1,040,000
“アメリカ人”  4,640,000
“米国人”    1,230,000

“露助”      276,000
“ロシア人”   1,740,000


■「チャンコロ兵」という単語は存在するか ■

「チャンコロ」「露助」「アメ公」は今では死語である、と大見得を切ろうとしたら、のっけから裏切られてしまった。

さすがに「チャンコロ兵」「チャンコロ船」「チャンコロ料理」といった複合語はない、と断言しようとして念のためグーグル検索した。

<検索語>   <検索ヒット件数>

“チャンコロ兵”   1,200
“チャンコロ船”   2,730
“チャンコロ料理”  1,480
“チャンコロ女”   3,810
“チャンコロ男”   1,400

 いやはや。

「一致する結果は見つかりませんでした」と出るかと思ったら、この通りである。

これらの差別語を国語辞典に収録するかどうか。「チャンコロ」は収録するかもしれないが、さすがに「チャンコロ兵」は収録するまい。

まして、小学館や三省堂やベネッセが出している小学生用の学習国語辞典に「チャンコロ」や「チャンコロ兵」が掲載されることは、過去・現在未来にわたり絶対にないと断言できるのではないか。

これはもう日本人としては常識のなかの常識のようなもので、「チャンコロ兵」が見出し語になっている学習国語辞典を想像しただけで頭がクラクラしてくる。

■ 韓国の特殊性が証明された ■

ところが、この人間としての常識が通じない国がある。韓国の小学生用の国語辞典には、「倭〜」という語形の日本・日本人差別用語がいまだに多数収録されている。

わたしは外国語学習用に子供向けの学習国語辞典をよく買う。(たとえばフランスの学習国語辞典といえば、やさしい仏仏辞典ということにる。)

朝鮮語も相変わらず勉強中なので、先日も『東亜初等新国語辞典第6版』(斗山東亜、平成25年刊)を買った。「初等」は韓国の“初等学校”(=小学校)用ということ。

韓国の辞書は昔から何冊も買っている。以前に比べて一段と印刷が見やすくなって大満足だったが、さてさて、「倭〜」という形の単語は、12語掲載されていた。

【倭】<倭国>・<倭人>の短縮形

【倭カン醤】家で醸造する在来式醤油でない、工場のようなところで作った日本式改良醤油を指すことば

【倭寇】かつて、わが国と中国沿岸をうろつき集団的な略奪行為をした日本の海賊

【倭国】日本”をさげすんで言うことば

【倭軍“日本軍隊”をさげすんで言うことば

【倭ノム“日本人”または“日本男子”をののしって言うことば

【倭乱】(1) 倭人らが起こした動乱 (2) <壬辰倭乱>の短縮形

【倭兵】“日本兵士”をさげすんで言うことば

【倭船】“日本船”をさげすんで言うことば

【倭人】“日本人”をさげすんで言うことば

【倭将】かつて“日本将官”をさげすんで言っていたことば

【倭敵】かつて“日本”を敵国として呼んでいたことば


■ 社会が公認する差別語使用 ■

このうち「倭寇」は歴史用語だから差別語とは言えないが、他の11語は差別語だ。

“倭カン醤”は普通名詞とも言えるが、“工場カン醤”とでも言い換えるのが適当だ。“日式カン醤”でもよいが。

“倭兵”や“倭船”は、いわば「チャンコロ兵」や「チャンコロ船」に相当する単語である。

こういう単語が小学生用の辞書に載るということは、教科書や児童図書で現実に使われているということだろう。実態を調べる価値ありだ。

韓国では子供のころから日本や日本人について差別語を使うことが社会的に公認されているわけだから、これでは日本がいくら外交努力をしても日韓友好など絵空事である。

韓国では小学国語辞典がヘイトスピーチしちゃってるわけだよ、舛添さん!

中国語にも“小日本”とか“東洋鬼”といった差別語はあるが、まぁその程度だ。朝鮮語の状況は異常と言うしかない。

今回ご紹介した『東亜初等新国語辞典』を出版した斗山東亜は、30巻本の百科事典も出すような、韓国でも権威ある大手出版社だ。

■ 13年前の産経新聞に載った投稿 ■

この問題のことを、わたしは以前から指摘していた。平成13年3月20日の産経新聞「談話室」に、わたしの投稿が載ったことがある:


≪残念なことだが、いずれの言語にも「アメ公」とか「露助」のような、他民族をさげすむ言葉がある。

英語の「ジャップ」はよく知られているが、朝鮮語にも「ウェノム」という単語がある。「ウェ」は「倭」の音読み、「ノム」は「奴」というほどの意で、「日本人野郎」といったところか。

日本では「アメ公」「露助」は、成人用の国語辞典でも収録はまれだ。ましてや、小中学生用の国語辞典には収録されていないと言ってもよいのではないか。

ところが、韓国の小学生用国語辞典には、この「ウェノム」が堂々と収録されている。教学社の『初等学生学習国語辞典』と斗山出版の『東亜初等新国語辞典』で、いずれにも「日本人のことをののしって言う言葉」と注釈がある。

成人向けの辞典ならいざ知らず、児童向けの辞典に載せる神経が理解できない。

日本の歴史教科書をうんぬんする前に、韓国政府・国民は自国の児童生徒向けの国語辞典をしっかり監督してほしい。在日韓国大使館のコメントがぜひ聞きたいものである。≫

もちろん、在日韓国大使館のコメントなど来なかった。

当時わたしが書いた補足がホームページに出ているのでご覧ください:

「異文明圏韓国の小学生用国語辞典」
http://www.f5.dion.ne.jp/~t-izumi/giga-korea1.htm

【再読したら、それに続く別の文章もおもしろかったので、まぁ読んでみてください。】

■ テレビ討論会など、いかがですか ■

韓国で日本差別語の使用が公認されているのは、慰安婦云々以上の大問題だと、わたしは思っている。

何しろ、現在進行形の問題なのである。

韓国人が次世代を教育するにあたって、差別語を是認する精神構造そのものを根本から変えてもらいたいと、これはもう、外交問題にしてもよいはずだ。

当然ながら韓国人は、「倭ノムどもは反省が足りないから倭ノムと呼ばれて当然だ」などと居直るだろうが、さすがの朝日・岩波も韓国の言い分を支持できまい(と言いたいが、どうだかね)。

いずれにせよ、このネタは、日本人側に圧倒的に分(ぶ)がある。韓国人をコテンパンにやっつける話題として、テレビ討論など企画されませんかね。日本人に分がありすぎて討論が成立せず、韓国側は話題のすり替えに終始することだろうが。

         
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