2014年09月22日

◆蕪村顕彰全国大会 盛会裡に終わる

毛馬 一三



蕪村顕彰俳句大学主催・文學の森共同で「蕪村顕彰全国俳句大会表彰式」を、9月21日(日)午後1時から蕪村生誕地近郊の大阪市立淀川小学校で開催し、地元受講生・全国俳句愛好家から応募された俳句作品から、優秀句を選考し、賞状を授与致しました。

式典は、まず蕪村顕彰俳句大学の川原俊明学長と文學の森の松本佳子副編集長が「ご挨拶」を行ったあと、表彰式を行いました。

表彰式は、下記通りです。

「一般の部」では、大阪府知事賞に奈良県の中川晴美様、大阪市長賞に兵庫県の本村幸子様、公益財団法人関西・大阪21世紀協会理事賞に大阪府の徳岡美祢子様、蕪村顕彰俳句大学学長賞に大阪府の塙月夜様、文學の森賞に千葉県の原瞳子様が、それぞれ受賞されました。また20名に入賞状が授与されました。

続いて「児童生徒の部」では、大阪府知事賞に大阪市立大東小学校6年の岩下昂平様、大阪市教育委員会委員長賞に大阪市立咲くやこの花高校2年の藤田彩様、蕪村顕彰俳句大学学長賞に大阪市立鷺洲小学校2年の大浦璃来様が、それぞれ受賞し、20名に佳作賞が授与されました。

注目の「国際俳句蕪村賞」の大阪知事賞には、台湾の鄭芝宣様、独立行政法人国際交流基金理事長賞には台湾の張雅雯様が受賞し、ウクライナ」の1名が2佳作賞を授与しました。

100名定員の表彰会場はほぼ満席で、この受賞式のあと、メインイベントの「選考講演会」が行われました。文學の森の特別選者に指名されている宇田喜代子様(現代俳句協会名誉顧問)、千原叡子様(日本伝統俳句協会関西支部長)、三村純也様(大阪芸術大学教授)が、九期選考を巡る感想を、専門的な立場から作品の優秀さの評価の反面、新味の乏しさなどを交えながら語り合われました。耳を欹てる受講者・一般参加者に、非常に俳句の面白さを惹く催しとなりました。

このあと、当4講座の「講師推薦賞」の発表に移り、講師毎に受講生3名の作品の寸評が行われました。朝妻力講師賞の推薦3句は、谷野由紀子様,角野京子様、岡本明美様。大橋晄講師の推薦3句は、山田由利枝様、萩巣純子様、東野鈴子様。石川多歌司講師の推薦3句は、塙月夜、徳岡美祢子様、清野光代様。

山尾玉藻講師賞は、山本耀子様、大山文子様、河崎尚子様でした。(同講師欠席のため、寸評は代読)。

当4講座講師「講師推薦賞」の賞状は、当事務局理事が授与致しました。

こうして「第九期蕪村顕彰全国大会」は、成功裡に終り、来月10月からの第10期句会講座に進むことになりました。期を重ねる毎に「句会講座」が盛んになり、文學の森の共同主催も在ることが、隆盛の弾みとなっており、感激の極みです。

特に文學の森が発刊する「俳句界10月号」に三村純也教授が、この「第九期蕪村顕彰全国大会」の選考に当った時の「選評」の中で、

<「蕪村も(出句者の)力作の景色を見たかもしれないというような句、あるいは、どこか蕪村の作を、ふと思い浮かべるというような作品に、私は惹かれました。来るべき蕪村三百年祭に向けて、ますますいい句にお目にかかれることを願っています。」>
と綴っておられます。実に感動する言葉でした。

私たちは、これから蕪村三百年祭の諸行事を積極的に進め、蕪村を大阪の俳人であることを後世に継承して行くことに努力して行きます。


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