2014年10月02日

◆今年も咲いた月下美人

眞鍋 峰松


我が家の月下美人。今年は一度に四輪の白い花が開花した。 5,6年前にご近所の方から頂いた二つの鉢植えのものだが、以来毎年それぞれの鉢に一輪の美人が誕生し、いつもこの時期に夜8時過ぎから開花し、家中一杯にその高貴な匂いを漂わせ楽しませてくれる。 
それが今年は一度に 四輪が開花。 夢の中で、両手に花どころか、4人の美人に囲まれた至福のひと時であった。                                   
ご存知のように、月下美人というのはメキシコの熱帯雨林地帯を原産地とするサボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物。 夜に開花し、一晩しか花を咲かせないことで有名。 花がとても大きく純白色で、香りが強く、名前通りに美人の花だが、実に儚い命としか表現のしようがない。

次の写真は我が家の月下美人。
開花始めの夜9時半頃.JPG
「開花始めの夜9時半頃」
満開の夜11時半頃.JPG
「満開の夜11時半頃」
翌朝7時半頃.JPG
「翌朝7時半頃」

儚い命と言えば、つい最近まで毎日早朝から日暮れまで、人の耳を驚かせるような鳴き声?で必死に鳴いていた蝉の声。 
ふと気が付けば、数日前から一切聴こえなくなった。 その蝉の一生も余りにも短い。 何年もの間、地中でくらし、一夏の盛りの間だけ、木にとまって必死に鳴く。しかも、数日の命だからノンビリとしている暇はない。それでも蝉は鳥の攻撃をかわしながら鳴き続ける。
とにかく、この世に生れたものは、全て自分の生命のある限り、必死に生きている。 夏の蝉を見ると、このことが良く分かる。                           
ある道話に関する本の中にこんな言葉があった。 「世の中は馬の尻尾のようなものだ。きょうもゆらゆら、あすもゆらゆら」 本当にうまいこと言うものだ。 人生は余りにも短い。 だから、ゆらゆらと揺れている暇はない。
ゆらゆらと人生を生きていて良いという訳にはいかない。

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