2014年10月26日

◆韓国で廃れた儒教の教え

黒田 勝弘



韓国政府は最近、韓国観光公社の重役(常任監事)にタレント出身のジャニー・ユン氏(78)を任命したが、この人事を批判する野党議員が「年をとれば判断力も落ちる。もう引退して休んでもらうべきではないのか」と発言し問題になっている。人事ミスが相次ぐ朴槿恵(パク・クネ)政権に対するいやがらせだが、年配者をバカにした発言として野党非難の声が上がっている。

韓国の野党は10年ほど前にも、国会議員選挙に際して党幹部が、保守票への牽制(けんせい)から「年寄りは投票に行かずお休みください」と発言し大騒ぎになっている。長幼の序を重んじ年配者を敬うというのが儒教道徳だが、もはや廃れてしまったようだ。

そういえば筆者も韓国で厳しいことをいうとすぐネットなどでは「60歳を過ぎてまだ外国で記者などやっているダメ人間」などと非難された。まあ、儒教道徳といっても「年寄りは敬して遠ざける」が本音だったのかもしれない。

ところでバスや地下鉄でも年寄りに席を譲る姿が少なくなったが、ただシルバーシートには若い男は決して座らない。これは敬老精神というより「男として」の見えであり突っ張りでありカッコをつけているのだが、この「男として」という見えは日本の若い男たちは見習った方がいい。
産経ニュース【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 2014・10・24


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