2014年11月07日

◆「中共の夢」は儚く萎んだ

平井 修一


李克強が11月3日、座談会を主宰し、現在の経済情勢及び次の段階の経済活動について、専門家、学者及び企業責任者からの意見と提言を聴取したそうだ。李はこう述べた。

「複雑で厳しい経済情勢と向き合い、激しく変化する経済現象から、運行の主脈を正確に捉え、発展の大局を把握し、客観的規律を尊重し、民主的な策定、科学的策定に適切に取り組まなければならない」

つまり現実はこういうことだ。

中共は複雑で厳しい経済情勢と向き合っていないし、激しく変化する経済現象から、運行の主脈(経済再生策)を正確に捉えることができないでいる。発展の大局を把握していない、客観的規律を尊重していない、民主的な策定、科学的策定に適切に取り組んでいない。

まるで「ないないづくし」、どうしていいのか暗中模索、五里霧中という感じだ。習近平が権力闘争で暴れまくっているうちにバブル崩壊がますます激しくなってきた。

中国情勢ジャーナリスト・姫田小夏氏の論考「中国の不動産会社社員は生活できずに転職、叩き売りでも買い手つかず 宴のあとに残ったのは住人のいない高層マンション」(JBプレス11/5)は支那の惨状をこう紹介している。

<中国国家統計局によると、2014年9月、主要70都市のうち69都市で新築住宅価格が前月に比べ下落した。新築住宅価格は今年に入り上昇率の鈍化が見られていたが、1都市を除いて総崩れとなったのは9月が初めてだ。前年比では58都市が下落、中でも杭州市は7.9%と最大の下落幅を示した。

実態はもっと深刻な状況にある。成都で不動産営業に従事する女性は、ブログで市況の悪化をつぶさに描写していた。

「朝から晩まで頑張っても、住宅を『買いたい』という客は1人もいない。たとえ見つけても他社と猛烈な奪い合い。今年、年棒10万元を目標にしていたのに、私の今の月収はたったの1000元。とても生活できないから転職することにした」(注:1元=約17.5円)

日本企業が集中する大連では「3〜4割は下落した」(現地の日本人駐在員)と言われている。大都市・上海でも「ここだけは絶対下落しない」と言われてきたにもかかわらず「不動産仲介業者が軒並み潰れている」(現地の中国人管理職)と言う。

あれほど猫も杓子も飛びついた中国不動産だが、今では投げ売り状態だ。

河北省の唐山市では、1軒500万元の高級戸建てが「5軒まとめて340万元」と十把一絡げで売られている。まさに日本のバブル崩壊時を彷彿させるような状況だ。

中国で最近よく耳にするのが「棄房(チーファン)」という言葉だ。「不動産を放棄する」という意味である。上海の法律事務所によれば、「ローンを意図的に返済せず、まさに家を放棄して、銀行の好きなように処分させる」人が増えているという。特に2件、3件目の住宅を「棄房」するケースが多い。

不良資産は住宅だけにとどまらない。工場、ショッピングセンター、ホテル、建築をストップした未完成物件など、経営者を失った建築物が街にゴロゴロしている。不動産バブルで狂奔した中国の都市は、いまや文字通りのゴーストタウンに姿を変えつつある>(以上)

外国からの支那への直接投資も激減しているという。日本からの投資は半減した。国際社会は支那と距離を置き始めたのだ。支那の経済インフラ建設に貢献した日本を叩いたことで、日本人のほとんどは中共、支那を大嫌いになった。

中共の経済減速を小生は「自業自得だ、ざまあみろ」と喜んでいる。チャイナフリーをいい傾向だと思っている。日本が中共を助けることは二度とないだろう。中共崩壊。大いに楽しみだ。(2014/11/5)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック