2014年11月10日

◆先送りする方が良くはないか

前田 正晶



感覚だけで結論から先に言ってしまったが、8%に引き上げた時点の景気低迷というか4〜6月期のGDPのマイナス成長という結果から見ても、未だ1年先のことであっても結果は現在と同じ事かと思っている。また、先のことであっても、発表しただけで結果の先取りのような状態が起きはしないかと、悲観論者は危惧するのだ。

アベノミクスで株高と円安を生じさせ、跛行的ではあっても景気は上向き始めたのは確かだろう。だが、デフレ傾向が払拭されたとは言い切れない状況が残っているし、物価の上昇率が昇給率を上回っているのが実情ではないのか。

ある女性対象の調査では、再引き上げを支持するのは2%で、92%が「節約します」と答えたとか。経産省中途退学の古賀茂明だったかは三党合意を尊重する必要性に疑問を呈して「社会保障の財源にすると言うが、100年先はいざ知らず十分にある」と言ったし、「引き延ばせば諸外国で不評を招くというのは詭弁で、我が国では未だ増税できる余力があるのかと賞賛されている」と指摘した。確か、財務省出身の高橋洋一も同調していた。

私には財政的なことや社会保障の財源等の細部などは何も知らないが、街を歩いて景気の状態を肌で感じ取り、商社の友人たちに市況や一般経済の動向等を聞く限りでは、更なる消費税率引き上げが好結果をもたらすとは感じれらないのだ。

そういう感覚的な捉え方で先送りにした方が良くはないのかと思うのだ。何れ再引き上げは必要だろうが、結果が予測できる事態では好ましくないと思うのだ。

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