2015年02月19日

◆日本が愛される理由

平井 修一


ブログ「日本人よ、誇りを持とう」2/14が、昨年、外務省がASEAN諸国を対象にした日本に対する評価を取り上げていて興味深い。外務省の以下のサイトに詳細な報告が載っている。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000036036.PDF

以下、上記のブログから。

<(外務省の)「ASEAN調査2014」の結果、日本は調査(評価)対象の11カ国(中韓、欧米、豪などを含む)の中で最も信頼できる国と評価されました。日本33%、シナ5%、韓国2%でした。

国別に見るとインドネシア、マレーシア、ミャンマー、タイ、ベトナムが日本のことを一番信頼できると評価しています。

よく総理大臣や閣僚が靖国参拝をするとアジア諸国が反発すると言う識者やマスコミがありますが、実際にアジア諸国というのはあの「2カ国」だけであり、その「2カ国」はアジア諸国から信頼されていない国であるという結果でもあります。

日本を信頼してくれているこれらアジア諸国に共通しているのは、日本の先人達の偉業から始まっていることを忘れてはいけません。

日露戦争で白人に勝った日本に対しアジアの人達に「やればできる」という自信を与え、大東亜戦争では緒戦の多くの勝利で限りない勇気を与え、そしてその後の圧倒する物量のアメリカにも特攻精神でアメリカ人を心底震えあがらせた大和魂を目の当たりにし、アジアの独立をともに戦ってくれた日本への強い信頼があるのです。

その上で、戦後のあの壊滅的状態にあっても見事に経済大国にまで立ち直った日本に対してのあこがれとともに、自分達も日本を見習ってやれば必ずできるという目標を与え、それに対して日本も協力し、支援してきたのです。特にアジア諸国の人達が評価しているのは日本人の正直さ、誠実さ、そしてまじめさにあるといいます。

日本への信頼はそれだけではありません。日本人のほとんど知らない話ですが、タイではこのようなことがありました。

昭和39年、皇太子殿下(今上陛下)と皇太子妃(皇后陛下)がタイをご訪問され、この時、タイの地方の養殖試験場に行かれました。当時、タイ人はたんぱく質不足に悩んでおり、そのためにタンパク源の確保として魚の養殖を研究していました。

その時、食用にするためのテラピアを外国から導入する研究をご覧になられた皇太子殿下は「テラピアよりもテラピア・二ロティカスの方が適当ではないか」と助言されました。皇太子殿下は魚の研究もなされていて大変お詳しかったのです。

皇太子殿下は帰国後早速、東宮御所内の池でテラピア・二ロティカスを養殖され、翌年に50匹をタイのプーミポン国王に贈呈されました。国王は早速バンコクの宮殿内の池で数万匹に増殖して、タイ全土に配られました。

この魚をタイ国王は「プラー・ニン」と名付けました。この「ニン」は皇太子殿下「明仁」の「仁」から名付けられました。プラー・ニンは現在もタイでは最も一般的な食用淡水魚であり、そしてタイの国民の重要なタンパク源になっています。

この話は日本では報じられずにほとんど知られていませんが、タイではこの話はほとんどの人が知っています。平成17年の愛知万博の時にタイ政府は「天皇陛下のプラー・ニンの寄贈に感謝申し上げます」と書いた銘盤を誇らしげに掲げていたのでした>(以上)

いい話だ。今上天皇の共著書には以下がある。

『日本産魚類大図鑑』『日本の淡水魚』『日本産魚類検索 全種の同定』。ちなみに昭和天皇は『相模湾産ヒドロ虫類』などを著された。

「ピクシブ百科事典」にはこうあった。

<テラピア・ニロティカス(ナイル種のテラピア)=プラー・ニンは公式には「黒い魚」の意。プーミポン国王は、国民にプラー・ニンを食べることを勧めていたが、自分が食べることは決してなかったという。理由は「プラー・ニンが自分の子供のように思えるから」とのこと>

体長は45〜50センチになるという。ウィキには――

<日本では第二次世界大戦後の食糧危機においてタンパク源として注目された。

このうち食用として普及したのはナイルティラピアで、流通名は「イズミダイ」又は「チカダイ」と呼ばれ養殖されている。流通名として高級感があるなどといった理由で付けられた名前だが、鯛類とは全くの別種で、生息環境も異なる。

外観もクロダイまたは鯛に似て、味や食感も非常に美味だが、国産の養殖のティラピアは、生産量や人件費の関係で比較的高価であり、近年、日本では鯛そのものが大量に養殖されるようになり、鯛そのものの価格も下がったため、ほとんど見かけなくなった。

1960年代、タイ王国の食糧事情が難しいと知った魚類学者でもある皇太子明仁親王(今上天皇)は、タイ国王にティラピアを50尾贈り、「ティラピアの養殖」を提案。タイ政府はそれを受け、現在、タイでは広くティラピアが食されている。このエピソードにちなみ、タイでは華僑により「仁魚」という漢字がつけられた。

1973年のバングラデシュでの食糧危機に際しては日本政府がティラピアの親魚を50万尾贈呈した>

「日本が愛される理由」のひとつだな。

ところで政府は「先の大戦での反省」を枕詞のように繰り返しているが、敗けたこと以外に反省すべきことがあるのなら国民に説明すべきだ。ハーグ陸戦規定に則って戦争をして、日ソ不可侵条約も最後まで守ったし、講和条約に従って莫大な在外資産の譲渡や賠償金も済ませた。

反省しろというのなら、多くの国民は「次回は雪辱戦だ、必勝を期す!」とならないか。(2015/2/15)


      
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