2015年02月22日

◆インドが国防産業を本格的な育成

宮崎 正弘
 

<平成27年(2015)2月20日(金曜日)通巻第4474号 <前日発行>>

 〜インド、国産ジェット機生産へ首相が産業界を鼓舞
         外国の防衛産業も投資条件緩和し、積極誘致に方針転換〜


インドが国防産業の本格的な育成に乗り出す。

「インド洋に進出した中国の海軍力の脅威と宿敵パキスタンの軍拡。そし て中国とパキスタンのインド領への侵攻を、このまま放置するわけにはい かない」とモディ首相は発言した。

2015年2月18日、バンガロールで開催されている防衛産業展覧会に出席し たモディ首相は「国産兵器開発に本格的に乗り出す」として当面、80億ド ルを注ぎ込んで最新鋭軍艦と7機のステルス機を作るとした。

バンガロールはIT産業のメッカとして世界に知られ、ソフト開発では世 界の有力企業が進出している高原都市だが、同時にエアバス、ロッキード マーチン、ボーイングなども進出している防衛産業都市でもある。

日本企業もハイテク産業の多くが拠点をもっている。

これまで外国防衛企業のインドとの合弁比率は26%だったため、ボーイン グなども部品生産と機体の組み立てのベンチャー形式にとどめた。ボーイ ングとタタのベンチャー企業もボーイングの出資は26%だった。

ところが、インド政府の新しい方針では49%まで認められることとなり、 外国企業の進出条件が大幅に緩和される。

インドの国防予算は年間300億ドルで、中国の4分の1程度、しかもこれ までは世界最大の武器輸入国であり、ロシア製、米国製のマーケットでも あった。
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