2015年03月31日

◆私の「身辺雑記」(205)

平井 修一



■3月28日(土)。朝は室温17度、快晴、フル散歩。桜は全体としては四〜五分咲きだが、木によっては七分咲きもあるし、一輪も咲いていないものもある。花見用シートは10枚ほどに増えていたが、「○○重機様」と書かれていたものがあった。業者が顧客の「○○重機様」を招待しているのだ。景気が上向いて大手では内部留保金も多いから交際費支出は増えているのかもしれない。

「接待復活 交際費増え、芸者さんフル稼働」(日経2014/9/8)から。

<バブル期から半減した接待消費がここへ来て盛り返している。アベノミクス効果に加え、今年度からは大企業の飲食接待費の50%を非課税とする税制改正もあり、高級飲食店は軒並み好調だ。もっとも、銀座のクラブなど2次会に流れる慣習は廃れ、波及効果は限られている。最近の接待事情を探った。

*「料理は5万円でお願いできますか」

明治初めに創業し、多くの文豪にも愛された東京・神楽坂の料亭「うを徳」。2011年の東日本大震災以降、大きく減っていた接待利用が4月に入り、少しずつ戻り始めた。「ぱったり途絶えていた製薬会社から声が掛かったのには、こちらがびっくりしましたよ」と6代目の萩原隆介社長は笑顔で話す。

人気は食事、サービス料、税金込みで飲み放題付きの2万円のプラン。気軽に来店してもらおうと2年ほど前から始めたが、4月以降は最も高い2万5000円の会席コースも増えている。「客単価が上がっているのは、やはり税制改正のおかげかな」と萩原社長。

「料理は5万円でお願いできますか」。東京・赤坂の老舗料亭「赤坂浅田」では今年度に入って、こんな要望が舞い込むように。夜の会席は最高額が3万4000円。料理を5万円に設定すると、飲み物や席料で1人あたり総額8万〜9万円になる。「最近では芸者を呼ぶお客様も多く、赤坂に約20人いる芸者はフル稼働」と運営する浅田屋伊兵衛商店(東京・港)の浅田松太社長は話す。

安倍晋三首相もたびたび訪れる「Wakiya迎賓茶樓」(東京・赤坂)は昨年(2013)春ごろから接待利用が増え始めたが「税制改正でさらに一段高まった感じ」(萩原清澄・統括支配人)。5人対5人といった大人数の接待も増え、売り上げは前年度比15%増で推移する。顧客の要望にきめ細かく対応するため、今年から予約対応の専属電話スタッフを5人置いた、
云々」>(以上)

結構なことだが、これは都市部の話で、さらに2次会用のバーやスナックは芳しくないようだ。地方は1次会も2次会も芳しくないだろうが、活性化するには畜産農林漁業会社に委ねるしかないのじゃないか。「職」なしの過疎化ではどうにもならない。

夕べは長男一家も交えて11人で焼き鳥パーティ。ものすごい数の食器を洗い、朝食の仕込みを終えたら10時だった。今朝の洗濯も2回まわし。まあ「食」でもてなし、人が集まるうちが花だな。

午後に買い物に出かけたが、散歩コースは花見の人々で一杯。今日明日と来週末がピークだろう。ツバメもやってきた。

夕食は7人で手作り餃子、チャーハン、刺身など。

■3月29日(日)。朝は室温17度、快晴、フル散歩。桜は全体としては八分咲きだが、木によっては満開も。子・孫、カミサンら8人は花見へ。今朝の洗濯量もすごい。2歳児がおもらしをしたので計5回まわしだ。

♪咲いた花なら 散るのは覚悟 みごと散りましょう 国のため

桜が日本人に好まれるのは潔さ、散り際の美しさだというが、人間もそうありたいがなかなか難しい。栗下直也氏の論考「老人たちの裏社会、余生は生き地獄になった 死ぬよりも上手に老いることが難しい時代」(東洋経済オンライン3/28)には考えさせられた。

<65歳以上の高齢者の万引きの増加が話題になったのは20年ほど前だったか。当時は全体に占める割合が1割に達したことで注目を集めていた。

本書『老人たちの裏社会』(宝島社)によると、警察庁発表の犯罪統計では高齢者による万引きは2011年には未成年者の検挙数を追い抜き、直近の公表値である13年は32.7%を占め過去最高を記録したという。万引き犯の3人にひとりが65歳以上という状況だ。人口全体が高齢化していることを踏まえても異常な増え方だ。

*しらふで激高する老人たち

万引きだけではない。ストーカーも60代以上の13年度の認知件数が10年前の約4倍に増え、ほかの世代の1.7〜2.6倍に比べて高い増加率を示す。驚くべきなのは暴行の検挙数。2013年には94年比45倍超の3048人に急増している。原因も「激情・憤怒」が60%以上を占め、次点の「飲酒による酩酊」の14%を大きく引き離す。

酔っぱらって、「何だ、この野郎!」と酒場で暴れる老人を想像しがちだが、本当に凶暴なのはしらふなのに公共交通機関などで些細なことにぶち切れまくる老人が大多数なのだ。

著者は投げかける。

“ほんの少し前まで、老人は社会的弱者としてとらえられていた。ところが、今や街では万引きをしまくり、激高しては暴力に訴え、勘違いを募らせてはシニアストーカーに転じ、「死ぬまでセックス」とばかりに色欲にハマるなど、「若者のお手本となる先人」どころか、老害を撒き散らすだけの暴走ぶりが目立つ”

彼らに何が起きているのか。統計データをなぞりながら、万引き、暴行、ストーカー、売春などに走る高齢者を取材し、本書では異様な実態を明らかにする。

*簡単に死ねない時代になった

「唯一の憂さ晴らし」と5年前に突如目覚めた万引きをやめられない86歳の女性。毎日のように69歳の女性に自分が詠んだ句を添えて郵便ポストに手紙を差し入れる80歳男性。68歳の女性は色目をつかって、孤独な男性たちの預貯金から3000万円以上を搾り取る。

寂しいから、社会から孤立してしまっているから。犯罪白書は老人の犯罪を語る。確かに孤立死も急増している。80歳以上の自殺者数は年2500人を上回る。なぜ寂しいのか。なぜ孤立してしまうのか。簡単には死ねない時代になったからである。

“これまでは「やり残したことはないか」「命を燃焼し尽くして人生を生き切ったか」などと追及、検証する間もなく先に寿命が来てしまっていた。余計なことを考える間もなく、生活に追われ、生き続けるのに必死なうちに息絶えるのが当たり前だったのだ。

死ぬよりも、上手に老いることの方が難しい時代になってしまった ”

最終章の章題は「生き地獄化する余生」である。悟りの境地に達した老人は漫画の世界だけなのだろうか。悶々としてしまうから、「生涯現役」と悪びれもせずにストーカーに走る。自らが80歳を超えながら70歳の妻をDVする。「女として輝こう」の謳い文句に釣られ、62歳でホテヘル嬢になる。

タイトルに「裏社会」とあるが、残念ながら、もはや「裏」とは言えない現象になってきている。本書に広がる世界は、我々全員がこれから対峙しなければならない社会そのものである>(以上)

山本夏彦翁は「核家族化は大正に始まり、昭和に完成した」と書いているが、不逞老人激増の背景には家制度廃止=核家族化と道徳崩壊があるだろう。ともにGHQの日本弱体化政策だ。

今夜も集団的子育て。大人用と子供用のカレーなどでもてなす。

■3月30日(月)。朝は室温18度、快晴、フル散歩。今季初めて帽子、マフラー、手袋なしだったが、それでも汗ばむほどの陽気。桜は満開だ。モンシロチョウが一匹だけだったが楽しげに舞っていた。

花モモ、カタクリ、野アザミ、水仙、菜の花も咲き誇っている。老犬には暑すぎる季節で、ハーハーしている。熱中症に要注意だ。

「六十にして耳順(した)がう」「七十にして心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えず」とは真逆の不逞老人問題。家制度、核家族化との関係、道徳崩壊について調べてみた。

<家制度には家を統括する戸主の権限により家族の権利が犠牲にされる側面があったため、早くも大正時代には法律上の家族制度を緩和すべきであるとの改正論が支配的となり、第二次世界大戦後に家制度は(GHQによる)日本国憲法の施行ににより廃止された。

核家族とは(1)夫婦とその未婚の子供、(2)夫婦のみ、(3)父親または母親とその未婚の子供――のいずれかからなる家族(世帯だろう)を指す。日本では核家族世帯が60%近くを占める。

「核家族」が日本の家族の形態の中心であることは長い間変わっていない。その内訳は「夫婦のみ」が約20%、「夫婦と子」の形態が約30%、一人親家庭が約8%である。

大家族に比較して、転居や住居の改造など居住に関するフレキシビリティーが高く、親類間のプライバシーが維持しやすいが、多人数で同居する大家族と比べて、親子三世代による家事労働や育児、家内労働の分担がしづらくなる。

核家族率は1920年(大正9年)に55%とすでに過半数を占めており、1960年代に急激に上昇し1963年(昭和38年)には流行語となった。その後1975年(昭和50年)の約64%を頂点としてその後は徐々に低下し始めている。

戦後問題とされてきた核家族化の焦点は、むしろ親世帯の単独世帯化と居住構造の変化である。1975年(昭和50年)以降、単独世帯、特に高齢者の単独世帯が急増しており、これは産業構造の変化(東京一極集中など)や人口の都市化、転勤などの物理的事情により、子ども世代が、長寿化してきた親夫婦と同居が困難になっている現状を示している。

別居している老親の長寿化にともなう介護問題、あるいは夫婦の共稼ぎの増加により下校後の子ども(小中学生前後)が家で独りきりになる問題が「核家族」が議論される原因の一つである>(ウィキ)

お爺さん、お婆さん、お父さん、お母さん、子供たちという3世代同居が珍しくなり、老人世帯とか孤老が増えている。セイフティネットとして3世代同居による新たな家制度を推進する必要があるだろう。

老人の順法精神、道徳、マナー崩壊について。

<第二次世界大戦前には「修身」が筆頭教科に位置付けられていた。戦後、GHQは国史・地理と並んで、修身を軍国主義教育とみなし、授業を停止する覚書を出した。1950年代に入り、理性ある社会人を育てる「道徳」として復活した>(同)

正確には「平成25年度から小中学校での道徳教育が始まった」ということだが、日教組などの反日アカの妨害でおざなりにされているようだ。修身=道徳教育は70年間、反日アカにより封印され、戦後教育を受けた団塊世代前後(1946〜1976年の30年間に教育を受けた層=岩波文化世代と言ってもいいだろう)は「義務より権利」「規則より自由」「社会より個人」優先の中2レベルが多いのではないか。

ヘイトアクションの沖縄サヨク老人を見ていると、ほとんど野猿だ。自分の考えと違うもの、自分にとって不都合なことは受け入れない、「反日無罪」とばかりに荒れる。知性&モラル欠如の不逞老人の代表格だろう。

1976年に大学を出た者は2015年には61歳になっている。小生を含めた60代と70代は「不逞老人予備軍」「自虐史観原理主義者」と警戒した方がよい。小生も自分自身を怪しい奴だ、自暴自棄で自爆しかねないと常に警戒している。我らの内なる不逞心。

今夜も集団的子育て。ザルウドン、かき揚げなどでもてなす。
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