2015年04月02日

◆習近平が青ざめる令計劃の弟

平井 修一



澁谷司・日本戦略研究フォーラム政策提言委員/拓殖大学海外事情研究所教授の論考「習近平が青ざめる令計劃の弟のアメリカ逃亡」(3/27)から。

<最近、習近平は「反腐敗運動」を胡錦濤の「共青団」にまで、そのターゲットを拡げているふしがある。

その1番手は、胡錦濤の大番頭、令計劃・前党中央弁公庁主任である(ちなみに、令一族の本来の姓は“令狐”)。「共青団」の令一族は「上海閥」の周永康と関係が深いという。

昨年来、習近平政権は、海外へ大金を持って逃亡した汚職高官を「狐狩り」と称し、自首による帰国を勧めたり、現地で捕まえたりして、帰国させている。ひょっとして「狐狩り」とは、令一族の本名にちなんで命名されたのかもしれない。

令計劃の弟、令完成も、一時、逮捕されたと伝えられた。だが、実際は、アメリカへ逃亡しているという。この令完成こそ、習近平が最も恐れる人間だと言われる。なぜなら、彼は党最高幹部のスキャンダルの証拠(1:党最高幹部のセックスビデオ、2:同海外資産、3:国家機密等)を握っていると噂されるからである。

目下のところ、「反腐敗運動」の責任者、王岐山・党中央規律検査委員会書記の訪米が検討されている。そして、王岐山は令完成の引き渡しをオバマ政権に要求するという。

報道が事実ならば、令完成はすでにアメリカに滞在している。そして、カリフォルニア州に豪邸を持つ。ということは、令完成が米国の永住権を所持している公算は大きい。

米中間には、犯人引き渡し条約がないので、中国側が令完成の身柄引き渡しを米国に要求しても、オバマ政権が拒否することは十分考えられる。

党中央弁公庁(“党の中枢神経”とも称される)のトップである兄、令計劃の下で働いていた令完成では(他の失脚した高官と比べて)情報の質が異なるだろう。おそらくオバマ政権は、中国の最高機密を握る令完成を中国政府に渡さない方向に動くのではないだろうか。

だとすれば、令完成は令一族にとっての“最後の希望”である。習政権が、令計劃や令政策に対し厳しい処分を下そうとした時、令完成は「セックスビデオ」等で習近平を揺さぶることができよう。

一方、党中央紀律調査委員会は、「共青団」の李源潮・国家副主席に近い仇和・党雲南省委員会副書記の調査を開始した。これは、習近平が李源潮を失脚させようとしている証かもしれない。

よく知られているように、中国共産党は、いきなりターゲットへ迫るのではなく、その前に外堀を埋めるため、ターゲットの部下やその親族から調べ上げる。「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」である。

もし習政権が、李源潮をターゲットにしたならば、習政権が「反腐敗運動」という名の党内闘争を「上海閥」だけでなく、「共青団」にまで拡大したことになる。

今後、「太子党」と「共青団」との血みどろの戦いは、「上海閥」を加え、人民解放軍を巻き込む内戦に発展するおそれがあるかもしれない>
(以上)

権力闘争の現状と今後の予測は難しいが、とりあえず「老虎」(老いた元高官)は叩かないものの、習に敵対する現役高官は容赦せずに叩くようだ。「習近平国家主席に暗殺の危機?」(世界日報3/29)から。

<政治家は程度の差こそあれ想定外のハプニングに遭遇する危険性を抱えている。極端な場合「暗殺」の危険性が出てくる。

世界の指導者の中でもオバマ米大統領、ローマ・カトリック教会の法王フランシスコの2人が最も暗殺の危険が高い指導者と受け取られている。それに異存はないが、ここにきて中国の習近平国家主席と北朝鮮の金正恩第1書記の2人が暗殺危険リストに入ってきたというのだ。

北の場合、暗殺の危険は正恩氏の父親、故金正日総書記時代もあった。独裁政権では潜在的な政敵による暗殺の危険は常にある。そのため、独裁者は政敵の粛清を頻繁に行ってきたわけだ。ちなみに、正恩氏は政権を掌握後、党・軍内の統制を一段と強化している。

そして、中国の最高指導者、習近平国家主席にも暗殺の危険が差し迫ってきたというのだ>(以上)

同記事は以下の大紀元報道を引用している。

<暗殺計画説浮上の習近平氏、万が一に備え「政権代行チーム」=香港メディア

【大紀元日本3月26日】習近平政権は精力的に進める反腐敗運動で、これまでに省高官以上の高級幹部100人あまりを取り締まった。一方で、習氏に対する暗殺未遂情報が中国国内でしばしば浮上する。最新の報道では、習氏は最悪の事態に備えて「政権代行チーム」を考案しているという。

香港紙・東方日報23日付の評論記事が「北京の噂」として伝えたところによると、これまでに6回ほど暗殺未遂に遭った習氏は万が一の事態を想定し、5人で構成される「政権代行チーム」の編成を政府内部で提案したという。

香港政論誌・動向も昨年、同様の内容を伝えた。李克強総理がチームリーダーに指名されたという。

香港などの海外中文メディアは2013年から、国家主席就任前後の習氏は「幾度も暗殺未遂に遭っている」と報じてきた。その方法は、健康診断時の毒薬注射や爆弾を仕掛けるなど様々だ。中国政府系メディアもたびたび「腐敗取り締りのため、個人の生死と名誉を顧みない」などと、死の覚悟を匂わす習氏の言葉を紹介している。

中国の政治問題専門家は「(暗殺計画の)事実関係について、中国政府が反論したり、コメントを出すはずはない。しかし習氏の言葉の裏にメッセージが隠されている」と分析する。

暗殺計画を警戒してか、習政権は3月初旬までに最高指導部メンバーの身辺警護を担う中共中央警衛局の主要幹部の人事をほぼ一新した。暗殺計画の実行は、公安・警察などを統括する中央政法委の前トップ・周永康など、江沢民派という説がほとんどだ>(以上)

プーチンを含めて習、金北豚の3大巨悪は「敵に殺される前に敵を殺せ」と殺しまくっているが、暗殺の危険性は金、習、プーチンの順だろう。金正日は暗殺を恐れて移動は列車で、どの車両に乗っているのか隠していたが、金北豚はプーチンに招かれて専用機で訪露するようだ。北の親中派は対空ミサイルで狙うかもしれない。

習はどのように暗殺されるのか。軍事パレード閲兵の際かもしれない。(以上)
(2015/3/31)

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