宮崎 正弘
<平成27年(2015)4月27日(月曜日)弐 通算第4528号>
〜IMF,5月にSDR採用通貨に人民元を加えるか否かを決定
在米中国語メディアは五分五分を予測〜
ウォールストリートジャーナルは書いている。
為替が管理されて、レートが準固定制の通貨がSDR(特別引き出し権)を構成する通貨に撰ばれることがあるか、と。
IMFは5年ごとにSDRを構成する主要通貨を見直し、選定し直す作業を行うが、5月には人民元が、このSDRに加わるか、どうかが決まる。
中国人民銀行の周小川総裁は「人民元は世界貿易において枢要なポジションを得ているし、為替レートも落ち着いている。2015年には間違いなく人民元はSDR採用通貨となる」と自信たっぷり。
中国の銀行筋は「資金流出が続いており、経済成長が鈍化している。これらの不安要素に加えてIMFの投票権は米国、英国ならびに欧州勢が握っており、楽観的であるわけにはいかない」と懐疑的である。