2015年05月04日

◆習近平「歴史戦」で大敗北

平井 修一


石平氏(中国問題・日中問題評論家)の論考「中国が仕掛ける『歴史戦』に決着をつけた安倍首相の米議会演説」(ウェッジ5/1)から。

<4月29日午前(日本時間30日未明)、安倍晋三首相が米国議会の上下両院合同会議で行った歴史的な演説はある意味、この2年間中国が中心となって挑んできた「対日歴史戦」に見事な決着をつけることとなった。

この演説は大成功であった。議員たちの総立ちの拍手からもその反響の大きさが窺える。その場にいたバイデン副大統領やベイナー下院議長、マケイン上院軍事委員長からも高く評されたが、その中で、たとえばローラバッカー共和党下院議員による次の評価の言葉は特に注目すべきだ。

「レーガン元大統領のスピーチライターだった経験から、Aプラスを与えられる。歴史問題を威厳ある形で語った。第二次大戦に関し、首相はもう卑屈な態度を取る必要はない」

アメリカの下院議員からこのような言葉を引き出した時点で、少なくとも中国の展開する「歴史戦」に対する反撃として、安倍首相は決定的な勝利を手に入れたと言えよう。そう、安倍首相は中国などによって押し付けられた「歴史修正主義」のマイナスイメージを完全に払拭してアメリカの政治家たちの信頼を勝ち取っただけでなく、この名演説により、日本はまさに「威厳ある態度」をもってアメリカとの「歴史問題」に永遠の決着をつけることが出来た。

そしてそのことは、「歴史認識問題」を利用してアメリカの日本に対する不信感を煽り、日米同盟に楔を打ち込もうとする習近平政権の目論みが完全に失敗に終わったことを意味している。今後、彼らがどれだけアメリカで「対日歴史戦」を展開したとしても、アメリカの対日姿勢に影響を与えるほどの効果はもはや期待できないであろう。

そして、アメリカとの「歴史の和解」を演じることによって、この和解の意味するところの「歴史の克服」を世界中に示すことによって、安倍首相の演説はまた、世界範囲における中国の対日歴史戦を無力化するほどの効果をもった。

今後、習近平政権がいくら「歴史だ、日本が悪かったのだ」と騒いでも、アジアの国々に対してもはや説得力を持たなくなり、世界からの共鳴と支持を呼ぶことはいっそう難しくなるだろう。逆に、「歴史問題」で中国が騒げば騒ぐほど、彼ら自身の認識と度量の狭さと国柄の異様さを曝け出すこととなろう。

「歴史問題」を利用した日本叩きが一旦失効してしまえば、今度は、中国自身が進めようとする覇権主義政策がむしろ現実の問題として浮き彫りになる。70年前の「歴史」においてではなく、まさに21世紀現在のアジアの国際政治において、一体どの国が平和を脅かしているかは一目瞭然だからである。

短期的には、米議会における安倍首相の演説が成功したこの状況で、今秋に予定されている習近平国家主席の訪米はかなり難しい問題を抱えることとなった。安倍首相が米議会で演説した以上、同じ国賓として習主席は当然同様の待遇をアメリカに求めなければならない。さもなければメンツが丸つぶれとなる。

しかし今秋のアメリカ議会で、習主席は一体何を語るのだろうか。アメリカに対して日本との「歴史問題」を蒸し返すことの無意味さは中国も既に分かったはずだが、かといってアメリカと「共有の価値観」や「希望の同盟」を語れる立場でもない。

歴史を乗り越えて未来に向け同盟関係を固めた日米両国を前にして、自分たちは一体どうやって対処すればよいのか、それこそが習近平外交の抱える最大の悩みとなるであろう>(以上)

習と中共は対日歴史カードがなくなった。もはや「歴史戦」から撤収するしかない。虎退治もブーメランで習の最側近や姉の疑惑が取り沙汰されるようになった。経済も失速中で回復のめどはまったく立っていない。座視していたら求心力は弱まるばかりだ。

それでなくても人民は中共不信、中共嫌悪を強めている。支那の老若男女の怒りは沸点に達している。

<コークス工場で有毒ガス漏れ、住民1万人が抗議 中学生も参加=四川省

【大紀元日本4月15日】四川省内江市威遠県のコークス工場で10日から、有毒ガス漏れ事故が発生し、一部の住民に嘔吐や発疹、失神などの症状が現れた。問題に対する政府の怠慢さに抗議するため、住民1万人近くが13日から大規模デモを行った。

14日に参加者は1万人に膨れ上がった。工場と隣接する威遠中学校の生徒は授業をポイコットし、抗議に参加した。学校を出る際、現地警察に阻まれ、激しい衝突が起きたという。数台の警察車両はひっくり返され、校門が倒れ、少なくとも7人が逮捕された。

現地住民の話によると、同工場による汚染は長年、続いており、ガンを発症した市民は少なくない。威遠中学校でも毎年、ガンに罹った生徒がいる
という>

<老婆を守るため、中学生千人が横暴な「城管」を包囲

【大紀元日本4月21日】都市部の紀律取り締まりを担う「城管」は、その横暴な手法で悪名高い。このたびは、高齢者を守るために勇気を示した千人もの中学生に取り囲まれ、たじろいだようだ。

「城管」は特に貧困層である露天商に対しては、野菜などの販売物や粗末な台車を破壊し、商人を死に至るまで暴行するなどして、市民から嫌われている。

海外の中文情報サイトによると16日、雲南省昭通市昭陽区第二中学校の近くで、露店を開きバナナを売っていた高齢の女性商人が、取り締まりに回っていた「城管」5人により、乱暴に台車を扱われ、バナナを押収されようとしていた。

それに気づいた大勢の中学生たちは学校を飛び出して「城管」を取り囲み、高齢の女性商人に対する粗暴さに抗議した。目撃者によると、これに応じなかった「城管」に対し、中学生たちはバスケットボールやサッカーボールを投げつけ始めたという。

生徒の数は千人程だったと目撃者は伝えている。ネットでは中学生たちの勇敢な行動に称賛が相次いだ。「この包囲網と攻勢はすごい!」「生徒たちを尊敬する。あなたたちは中国の将来だ。本物の中国人だ」>

全土でこの手の抗議デモ、暴動は日常茶飯事だろう。末期症状だ。

こうなったら中共は対日軍事衝突で緊張を高めるしかない。尖閣諸島でことを起こすしかない。危機を煽り、求心力を高め、人民の結束を促すのだ。9月3日の抗日イベントを最高潮の反日ムードで迎えるために、習は今日明日から尖閣で挑発を強化するだろう。日系企業叩きを始めるかもしれない。

しっかり警戒し、正しく迎撃する。海警も海上民兵も二度と悪さをしないように懲らしめる。習の面子を徹底的に潰す。習と中共は人民の支持を完全に失うだろう。中共は崩壊する。(2015/5/3)


      
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