2015年06月04日

◆西海岸から 芝生を塗りましょう

中村 将



記録的な干魃(かんばつ)が続き、州全域に史上初の給水制限が発令された米カリフォルニア州ではスプリンクラーも自由に使えない。緑の芝生にまき散らされるスプリンクラーの水が燦々(さんさん)と照りつける太陽の日差しに反射する、あのまぶしい光景はめっきり減った。逆に黄色く枯れた芝生があちこちで目立ち始めている。

そうした中、枯れた芝生を緑色のスプレーで塗る業者が脚光を浴びている。

米メディアによると、スプレーは天然色素が使用された無害なもので、一度塗れば3〜4カ月はもつ。庭の広さによって数万円から数十万円ぐらいで、「化粧直し」ができる。45分もすれば乾いて色落ちもしない。昨年までは一般からの需要はほとんどなかったというが、「水不足特需」で、今では毎日最低1件は注文が入る業者もある。

「本当の芝生のように見える」。業者を利用した住民は驚きを隠さない。

そこまでするか、という感じだが、給水制限が出されるまでは、芝生を枯れさせたら罰金を科すコミュニティーがあったほか、芝生がきれいに手入れされていれば住宅の販売価格が上がるなど、芝生は住環境の上で重視される要素なのだ。

ある業者のホームページには、施工例としてゴルフ場も載っていた。「そうだったのか」と別の驚きもあった。
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