2007年05月18日

◆国家元首への非礼?


                          渡部亮次郎

久々に笑ってしまった。2007/05/12の産経新聞に掲載された韓国大統領
広報首席秘書官の勘違いについてである。

支局長黒田勝弘氏は4月28日付のコラムで、韓国で盧武鉉大統領の記念館
建設の話が出ていることを紹介していた。在任中の記念館計画は「性急
で臆面(おくめん)がない」とし、大統領として歴史的人物である大物
の李承晩や朴正熙の記念館さえないのに「2人に比べると小物(?)」
である最近の金大中、盧武鉉大統領にだけ記念館とは不思議だ、と書い
たので溜飲を下げていたのだ。

そうしたら韓国の大統領官邸(尹勝容広報首席秘書官)から抗議の文書
がきた。確定していない記念館事業を根拠に、遺憾というのだそうだ。

http://www.sankei.co.jp/kokusai/korea/070512/kra070512002.htm

<しかし、建設計画の事実関係は、大統領官邸自身が4月17日付公式
ホームページで「今後、具体的に(故郷の大学と)協議していくことに
なった」が、現職大統領の影響力を不当に行使したものでないとし、否
定はしていない。

不満は「臆面ない」と書いたことと、盧武鉉大統領を李承晩、朴正熙に
比べ「小物(?)」と評価したところにあるようで、「韓国の国家元首
に対する侮辱的表現」「失礼な表現」だから今後は「韓国の国家元首に
丁重な表現」を期待するという。

「小物(?)」と疑問符を付けて配慮したつもりだったが、理解してい
ただけなかったようだ。大統領官邸の心情に配慮が足りなかったかもし
れない。今後、気をつけたいと思うが、それでも韓国で大統領記念館な
らまず李承晩、朴正熙だろう」>と黒田さん。

李承晩と朴正熙。この2人の事績がなければ今日の韓国は無い。特に朴大
統領による革命と日韓関係正常化、反共産主義体制強化が無ければ今日
の発展は無い。それに対して金大中と盧武鉉大統領は結局韓国に何をも
たらしたか。反共の褌外しに狂奔しただけだ。

それなのに「在任中の記念館計画は性急で臆面(おくめん)がない」と
思うところは、心ある日本人なら、みなそう思っている筈だ。

秘書官となれば親分の面子は守らなければならない。しかしうちの親分
は小物では無いから以後、気をつけて記事を書けなど、私ですらできな
かった。

まして臆面もないことをおめおめとするところを批判されて反発する事
はむしろ恥ずかしいことで、恐れ入るべきだ。

大統領が大統領だから秘書官も秘書官だ。おそらく大統領の命じた「抗
議」だったと思うと、なおさら笑える。2007・05・12

http://www.max.hi-ho.ne.jp/azur/ryojiro/chomon.htm



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